11月4日〜7日にかけて、ウズベキスタン共和国タシケント市にて「2010年世界サンボ選手権大会(シニア)」が行われた。
今大会には日本から八木沼志保 (アンプラグド国分寺)、伊藤要 (塩原サンボスクール)、大原裕樹(誠心館 格闘クラブ)、嘉見俊宏(山田スポーツクラブ)、小貝大介(Team 獣)の5選手が出場。
1回戦をシードとなり2回戦から出場した女子48kg級の八木沼は2回戦でキリロバ・ガブリエラ(ブルガリア)に判定負け。同じく1回戦がシード扱いだった男子74kg級の嘉見も2回戦ではボバエフ・シュフラット(ウズベキスタン)の内股で一本負けを喫してしまう。
男子57kgに出場した伊藤、男子68kg級に出場した大原は1回戦こそ勝利するものの、2回戦で共に敗退。
→57kg級に出場した伊藤は1回戦で判定勝利するが、2回戦敗退。
+100kg級に出場した小貝が5位に食い込んだが、1回戦=シード、2回戦=判定負け、敗者復活戦=不戦勝、3位決定戦=判定負けという試合内容だったため、日本人選手にとっては厳しい結果となった。
また男子82kg級に出場したライス・ラフマトリン(ロシア)は関節技によるオール一本勝ちで6度目の優勝を達成。現代最高のサンビストの一人として、その強さを見せ付けた。
「2010年世界サンボ選手権大会(シニア)」
11月4日(木)〜7日(日)ウズベキスタン共和国タシケント市
<日本人選手の試合結果>
■女子48kg級(参加11名)
八木沼志保(アンプラグド国分寺)
1回戦 シード
2回戦 VSキリロバ・ガブリエラ(ブルガリア) 0-6 判定負け
■男子57kg級(参加14名)
伊藤要(塩原サンボスクール)
1回戦 vs ムラドフ・カリム(リトアニア) 1-0 判定勝ち
2回戦 vs オトゴン・チンバット(モンゴル) 0-14 テクニカル一本負け
■男子68kg級(参加19名)
大原裕樹(誠心館 格闘クラブ)
1回戦 vs ラバル・クマル(インド) 肩車 一本勝ち
2回戦 vs ボコエフ・ティムルラン(キルギス) 0-9 判定負け
■男子74kg級(17名参加)
嘉見俊宏(山田スポーツクラブ)
1回戦 シード
2回戦 vs ボバエフ・シュフラット(ウズベキスタン) 内股 一本負け
■男子+100kg級(参加11名)
小貝大介(Team 獣)
1回戦 シード
2回戦 vs イリエフ・イワン(ブルガリア) 4-5 判定負け
敗復戦 vs ビンツェット・マジド(インドネシア) 不戦勝
3位決定戦 vs トゥルダノフ・アザマット(ウズベキスタン) 2-5 判定負け
※5位
<各階級優勝者>
■女子
48kg級 ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)
52kg級 バータルサイハン・ソロンゴ(モンゴル)
56kg級 ステファノバ・カリーナ(ブルガリア)
60kg級 イリエバ・イベリナ(ブルガリア)
64kg級 グロモワ・イリーナ(ロシア)
68kg級 ウソルツェワ・オルガ(ロシア)
72kg級 ガリャント・スベトラーナ(ロシア)
80kg級 カザンツェワ・ナタリア(ロシア)
+80kg級 ロディーナ・イリーナ(ロシア)
■男子
52kg級 マイロフ・エリチン(アゼルバイジャン)
57kg級 バイバティロフ・エルボラット(カザフスタン)
62kg級 ムカノフ・アザマット(カザフスタン)
68kg級 バジレフ・ドゥミトゥリー(ベラルーシ)
74kg級 ダニエリャン・アショット(アルメニア)
82kg級 ラフマトゥリン・ライス(ロシア)
90kg級 カズセノック・アンドレイ(ベラルーシ)
100kg級 オシペンコ・アルテム(ロシア)
+100kg級 ミナコフ・ビタリー(ロシア)
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