KGS
「RISE 72」
2010年11月28日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場16:30 開始17:00
▼メインイベント(第8試合) ミドル級(-70.0kg) 3分3R
○小鉄(スクランブル渋谷/同級9位)
KO 2R17秒 ※右フック
●杉本拓磨(UND1SPUTED)
RISEの聖地であり、現在は新戦力発掘の場となっている大森大会。2010年最終戦のメインを務めるのは、2008年KAMINARIMONトーナメント70kg級準優勝で現在ミドル級9位の小鉄と杉本の一戦だ。小鉄は4勝(3KO)1敗と高いKO率を誇る27歳、杉本は3勝2敗1分の28歳。
1Rはお互いに力の入ったローの蹴り合い。小鉄は左右のローを蹴り分けながらボディへのパンチとテンカオ、ハイキックも繰り出す。杉本は接近戦でローから右フック主体の攻撃。
2Rの出会い頭に小鉄の右フックがクリーンヒット! 後方へバッタリと倒れた杉本は足が痙攣して立てず、小鉄が鮮やかなKO勝ちで大森大会のフィナーレを飾った。
▼セミファイナル(第7試合) スーパーライト級(-65.0kg) 3分3R
○牧平圭太(P.O.D./team pitbull)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●涼平(TARGET)
粘り強いファイトを身上とする涼平は6勝(3KO)10敗の29歳。対する牧平は4勝(2KO)3敗1分の21歳。牧平は身長179cmで、171cmの涼平とは身長差がかなりある。
1R、軽快なフットワークで出入りを速く、加えてリングを大きく使って回り込む牧平は、右の蹴りから入ってフック&アッパーのコンビネーションブローを放つとサッと離れる。涼平は牧平が入ってくるところを狙って右ロー、右フック。牧平がパンチをまとめてすぐに離れるため、涼平の攻撃は単発に終わる。
2R、多彩なパンチのコンビネーションに加えて飛びヒザ蹴りも放つ牧平。フットワークを駆使してリングを縦横無尽に駆け回り、攻めてはすぐに距離をとる。ジャブからのコンビネーションブローが流れるように決まり、テンカオや飛びヒザ蹴りも突き刺す。涼平に攻める隙を与えないくらいの出入りの速さで、涼平に接近戦を許さない。
3R、牧平は左ローと前に飛んでのテンカオを効かせるが、涼平の止まらない右ローと左右フックの連打に疲れが見える。動きが鈍くなり始め、コーナーに詰まる場面もあったが、しっかり左ローを蹴り返して判定勝ちした。
▼第6試合 ヘビー級 3分3R
○野尻和樹(レンジャー品川)
TKO 3R2分42秒 ※セコンドからのタオル投入
●SEASAR☆(フリー)※与那城泰希よりリングネームを変更
野尻は2勝1敗の30歳、SEASAR☆は1敗の26歳。共に身長180cmのヘビー級対決となった。
1R、ジャブを出すだけで会場がどよめくほどの巨漢・野尻に対し、SEASAR☆は右ミドルと右ローを蹴っては走って離れる。ムエタイスタイルの構えで前へ前へと出て行く野尻に、SEASAR☆は動き回るが、両者とも手数は少なめ。
2Rも同じ展開となり、レフェリーから両者消極的としてイエローカードが提示される。ここから野尻がフルスイングのパンチで突進を開始、SEASAR☆はパンチや蹴りを一発入れては走って離れ、背中を見せて逃げるような行為があったことからレフェリーに注意を受ける。その直後には、野尻が胸板を叩いて「来いやっ!」と叫んだことで暴言によるレッドカード(減点1)を提示されてしまった。
3R、野尻はSEASAR☆の前蹴りをもらっても構わず前へ出て左ロー。この奥足へのローが何度も綺麗に決まり、SEASAR☆は動きが鈍くなる。野尻は右フックと左ローでSEASAR☆をコーナーへ追い詰めると、左右フックの連打でスタンディングダウンを奪う。
続いて、コーナーへ詰めての左右フック連打でSEASAR☆が棒立ちになったところでSEASAR☆のセコンドからタオルが投入され、野尻が豪快なKO勝ちを収めた。
▼第5試合 ライト級(-63.0kg) 3分3R
○後藤 亮(STRUGGLE)
判定3-0 ※30-28、29-27、30-27
●落合 淳(ヌンサヤーム)
▼第4試合 スーパーフェザー級(-60.0kg) 3分3R
○前口泰祐(PHOENIX)
KO 2R2分59秒 ※右フック
●元樹(アルファ)
▼第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○山元幸也(アカデミア・アーザ)
判定3-0 ※29-28、29-27、30-28
●金城 悠(シルバーウルフ)
▼第2試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○永井健太朗(Kick Box)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-29
●藤橋 光(シルバーウルフ)
▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○村田将一(STB Japan)
TKO 3R21秒 ※パンチ連打でレフェリーストップ
●奄美(侍塾)
GBRの「R.I.S.E.」特集
日菜太×巨輝のガチンコスパーリング動画、吉本光志の試練のスパーリング3番勝負、極真会館・渡辺理想の大技連発ミット打ち動画、インタビューなど |
|