日本キックボクシング連盟
「2011逆転シリーズ」
2011年2月11日(金・祝)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼メインイベント(第13試合) NKBウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○栄基(MTOONG/同級1位/挑戦者)
判定3−0 ※49−48、50−49、50−49
●岡田清治(大塚道場/王者)
※栄基が第9代NKBウェルター級王者に、岡田は2度目の防衛に失敗
王者・岡田が栄基を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。両者は昨年10月にノンタイトルマッチで対戦し、1Rに岡田がダウンを奪うも、2Rに逆転のKO負けを喫している。
1R、栄基は左ミドルを連打。リベンジに燃える岡田は気持ちを前面に出すように栄基のミドルをガッチリと受け止め、離すことなくパンチを返す。栄基は岡田の前進に合わせて右ミドル。蹴り足を何度とキャッチされてもミドルを見舞う。栄基が左ハイをクリーンヒットさせたが、岡田は前に出続ける。
2R、栄基が左ジャブから左ミドル。岡田はプレッシャーをかけパンチを出すが単発に終わる。栄基は左ミドル、左ハイとヒットさせ主導権を握る。
3R以降も栄基が左ジャブで距離を取り、何度か必殺のハイもクリーンヒットさせ、主導権を握る。対する岡田は王者の意地を見せパンチの連打で追い込む場面を作ったが、劣勢のイメージは覆せない。
5Rはお互いに慎重になり、手数は減る。岡田はジャブからストレートとKO狙いdふぇ前に出るが、栄基はミドルで距離を取る。お互いの陣営が大声援を送る中、打ち合う場面もあったが終了。判定決着となり、3−0で栄基が勝利!
新王者に輝いた栄基は試合後、「チャンピオンになれたことは嬉しいのですが、倒しきれなかったので課題が残ります。前回は2Rで倒せたのですが、岡田選手は強いチャンピオンでした。今後は穴のないチャンピオンを目指して、誰が来ても大丈夫だと言われるような選手になりたいと思います」と抱負を語った。
▼セミファイナル(第12試合) NKBウェルター級 3分5R
○腰越正和(勇和会/同級6位)
TKO 4R2分32秒
●SEIITSU(八王子FSG/同級4位)
お互いに慎重になり、単発な攻撃が続く中、試合が突然動いたのは4R。SEIITSUをコーナーに詰めて、腰越がパンチの連打からヒジにつなげると、SEIITSUは側頭部をカットしてしまう。
ドクターチェックの後に再開されたが、SEIITSUの出血が激しくなり、腰越がTKO勝ち。これで4連勝となった。
▼第11試合 NKBライト級 3分5R
○桃井 浩(神武館/同級5位)
判定3−0 ※50−49、50−48、50−48
●石井修平(ケーアクティブ/同級6位)
蹴り主体の石井に対し、桃井は右ストレートからテンカオと徹底した攻撃を見せる。序盤は石井ペースだったものの、こつこつと追い上げる桃井。首相撲でも優位に立った桃井が主導権を握ったままフルラウンドが終了。
桃井が勝利し、石井の無敗記録はストップした。
▼第10試合 NKBウェルター級 3分3R
○田中直道(テツ)
KO 1R1分30秒
●虎宇輝(Y’ZD GYM)
▼第9試合 NKBバンタム級 3分3R
△KAZUYA(JK国際/同級4位)
ドロー 判定1−0 ※30−30、30−29、30−30
△佐藤直寛(八王子FSG/同級7位)
▼第8試合 62kg契約 3分3R
○ヨーユット・ファミリーネオ(タイ/元ルンピニースタジアム認定フェザー級4位)
判定3−0 ※30−29、30−27、30−27
●朴 正勝(TEAM OJ)
▼第7試合 NKBフェザー級 3分3R
○板垣龍司(SQUARE-UP道場)
判定3−0 ※30−26、30−25、30−25
●大野広一(Dropout)
▼第6試合 NKBフェザー級 3分3R
○稲石竜弥(TEAM OJ)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−28
●小林大将(水戸)
▼第5試合 55kg契約 3分3R
○林 昌孝(京都真門)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−28
●小野元也(Y’ZD GYM)※デビュー戦
▼第4試合 NKBフライ級 3分3R
○新堂圭太(MTOONG)
判定2−0 ※29−29、29−28、30−29
●佐藤勇士(拳心館)※デビュー戦
▼第3試合 NKBフェザー級 3分3R
○森田圭輔(テツ)
判定3−0 ※三者とも28−27
●龍矢(水戸)
▼第2試合 NKBライト級 3分3R
○鴨原健文(SQUARE-UP道場)
判定3−0 ※30−29、29−28、30−28
●悠生(HEAT)※デビュー戦
▼第1試合 NKBバンタム級 3分3R
○大揮(京都真門)
判定3−0 ※三者とも30−29
●松永 亮(拳心館)※デビュー戦
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