CMA KOREA
「第1回GLADIATORチャレンジ」
2011年4月10日(日・現地時間)韓国・デグ異種格闘技大田支部
『第1回GLADIATORチャレンジ』がCMA KOREAの主催で4月10日(日・現地時間)韓国のデグ異種格闘技大田支部で開催された。今回の大会には韓国の有名な総合格闘技道場KTT、デグ異種格闘技、 M・A・R・C、一山 TEAM・MAXなどを始め14チームが出場してアマチュアルールで12試合、セミプロルールで6試合、全18試合が行われた。特にデグ異種格闘技とM・A・R・Cチームは出場した全選手が勝利するなど強い印象を残した。
今大会は新人発掘を通じての韓国総合格闘技界の発展のためと、韓国で試合が少なくても努力してトレーニング中の総合格闘家の卵たちに、試合が出来る舞台を提供したいと考えたCMA諸岡会長の決断で、CMA KOREAが協力して行った。
この日の試合で優秀な選手3人を選抜し、5月21日(日)に日本で開催されるGLADIATORに招聘すると発表があったので、試合場は非常に盛り上がった。
諸岡会長と、韓国でも人気の超人ミノワマンも来場。試合の休憩時間には諸岡会長とミノワマン、そして世界最高の格闘技大会UFCに上がっているキム・ドンヒョンとジョン・チャンソン、日本でもSRCで活躍したイ・チャンソプ、トルネード・ソン、DREAMとDEEPで活躍したパーキー、ベ・ミョンホなどが挨拶を行った。
ミノワマンは選手たちに「ここにいるすべての選手たちも最初はこういう小さな舞台から始まってプロ選手になりました。今日が初めての試合である方もいると思いますが、頑張っていい試合をして下さい」とエールを送った。UFCファイタのキム・ドンヒョンとジョン・チャンソンも、最初にCMAと出会ってこんなに大きな舞台まで到達したことに関して、もう一度CMAの諸岡会長に感謝すると言った。
日本行きに選ばれた3人は、フライング・ニーキックでKO勝ちした亀尾異種格闘技ジムのキム・ソンジェと、豪快にKO勝ちした大田BJJのキム・サングック、綺麗なグラウンドコントロールからのアーム・バーで勝利したデグ異種格闘技ジムのイ・サンヒョンと決まった。この3人の選手は5・21GRADIATORで日本デビュー戦を行う。
試合が終わった後、CMA諸岡会長は総評で「まだ試合のレベル的には低い選手も確かにいましたが、それを超えたファイティング・スピリッツを感じた。私たちがまだ韓国に総合格闘技が存在していなかった10年以上前に初めてキム・ジョンワンという選手を日本の舞台にデビューさせて以来、着実に韓国の総合格闘技界は成長していると思う。今後も韓国に初めて総合格闘技を紹介した責任感を持って選手たちを育て、日本やアメリカなど世界の若者たちが格闘技で通じる架け橋になりたい」と言い、初めてのGLADIATORチャレンジは無事終了した。次回大会は5月15日(日・現地時間)ソウルで行われる予定。
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