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GBRの「365人インタビュー」に駿太が登場「ムエタイはやらない
230人目に壮泰、292人目に山本佑機、293人目に武田一也、330人目に中澤純、332人目に勇児、333人目にハンター御之畄も登場!

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【MA日本キック】激闘の末にジュニア初代王座決定戦のカードが揃う

2011/04/17



 4月17日(日)東京・大森ゴールドジムにて、日本アマチュアキックボクシング連盟主催によるアマチュア定期戦が開催された。

 今大会のメインは、ジュニア部門の全階級の王座決定戦の準決勝で、4月24日(日)に東京・新宿FACEにて行われる、ジュニアの初代王座決定戦への出場を賭けた争いとなった。

 開会式ではベルトのお披露目がなされたのだが、何とプロ選手が巻いているベルトと全く同じデザイン。ジュニア向けに作られたこともあり、大きさは元々の80パーセントベースで作られたという。

 初代王座決定戦の準決勝に駒を進めた選手達の中には、もはやジュニアの試合ではお馴染みといった選手がズラリ。王者クラスが大挙参戦というハイレベルな争いとなることは言うまでもない。

 対戦相手は開会式中にくじ引きで対戦相手が決定。ついに初代王座を賭けた争いの火蓋が切って落とされた。栄光と伝統のMAキックが新設したジュニア部門。そのジュニア部門で、今後語り継がれるであろう歴史の第一ページに名を刻むべく、勝ち上がってくるのは誰か?


MA日本キックボクシング連盟
「第135回アマチュア定期戦」

2011年4月17日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場11:00

レポート&写真=鈴木雄一郎

▼25kg級初代王座決定戦準決勝
○奥脇龍哉(はまっこムエタイ/NJKF同級王者)
判定:延長2-1
●東原享介(WSR池袋/M-1同級王者)

 初戦でM-1vsNJKFの王者対決が実現。事実上の決勝戦と謳ってもおかしくないカードだ。互いに2本目のベルトを狙うべく、団体の威信を賭けた一戦となった。

 勢いよく前に出る奥脇に、東原は首相撲で勢いを抑えて応戦していく。これがしばらく続き、なおもしつこく前に出る奥脇はパンチから右ミドル。東原も右ミドルや右ローを打っていく。互いに勝利をアピールし、判定を待った。

 しかし、ドローとなり、延長戦となる。互いに4Rは未知なる領域となる。延長戦のゴングが鳴ると、互いに中央へ駆け寄り、激しい打ち合いに。時間が経つにつれ、激しさが増していき、バチバチに打ち合っていく。互いに手数が多く、微妙な判定となった。軍配が上がったのは奥脇。2−1のスプリットデシジョンで東原を退け、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。



▼25kg級初代王座決定戦準決勝
○榮森貫太(キングムエ)
判定3−0
●熊谷龍聖(相模原)

 開始早々、榮森がダウンを奪い、鮮烈なスタートダッシュを切った。榮森は攻めの手を緩めず、右アッパーから左フック、右ミドルと鮮やかなコンビネーションをつなげていく。熊谷の素早い左フックを紙一重で交わし、右ミドルを打つ榮森。終始榮森ペースで試合が運ばれ、榮森が文句なしの判定勝利を収め、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。




▼28kg級初代王座決定戦準決勝
○優音(藤原/第3代M-1 25kg級王者)
判定3−0
●飯田将伍(チームSK)

 前に出て右ローを打っていく優音。飯田は組んで優音の勢いを抑えていく。やがて首相撲となっていくが、距離をとって優音が左ハイを打ち、すかさず左フック。徐々にスピードが増していく優音の勢いが止まらず、手数で圧倒した優音が判定で勝利し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。




▼28kg級初代王座決定戦準決勝
○安本晴翔(士道館橋本道場/第2代M-1 25kg級王者、元WINDY Super Fight 25kg級王者)
判定3−0
●鈴木竜之介(TEPPEN)

 左右フックをブンブン振り回す安本に、組みつく鈴木。右ミドルや右ロー、パンチととにかく手数が多い安本。鈴木は組みついて安本の勢いを抑えるのに精一杯。安本はお構いなしにと、左右フック、左ミドルを追撃。終始安本ペースの試合運びとなり、安本が判定で文句なしの勝利を収め、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。



▼32kg級初代王座決定戦準決勝
○辻 龍也(WSR三ノ輪)
判定3−0
●鈴木笑ノ輔(真樹ジムアイチ)

 互いにムエタイスタイルでゆっくりと構え、様子を見る状態に。先に仕掛けたのは辻。左右のミドルを打ち分け、左インローを追撃していく辻。鈴木はワンツーと右ローで応戦していくが、パンチと首相撲で辻ペースに。終盤には辻の怒涛のラッシュに鈴木は防戦一方となってしまう。結局、手数で圧倒した辻が判定で勝利し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。



▼32kg級初代王座決定戦準決勝
○溝口達也(尚武会/元M-1 30kg級、WINDY Super Fight 30kg級王者)
判定3−0
●甘中雄大(士道館橋本道場)

 蹴りを中心とした攻勢の溝口。甘中は首相撲で応戦。甘中の右前蹴りが、溝口のアゴをとらえ、のけぞらせる。中盤にはパンチの打ち合いがなされ、首相撲からヒザの応酬へ。溝口の首相撲の引きが強まり、溝口のヒザが甘中に突き刺さっていく。溝口の首相撲からヒザが徐々に目立つようになり、溝口ペースとなっていき、判定で溝口が勝利し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。




▼37kg級初代王座決定戦準決勝
○黒木翔太(尚武会/M-1 35kg級王者)
判定3−0
●毛利光毅(チームSK)

 序盤から激しいパンチの打ち合いとなり、黒木のパンチを被弾した毛利は開始早々に鼻血を出してしまう。再開されると、黒木は左ミドルをバンバン打っていき、パンチの連打で毛利に猛追をかけていく。またもや黒木のパンチで出血する毛利。終盤には首相撲からヒザの応酬となり、その後黒木は左ミドルを打っていくが、毛利は右ミドルで応戦していく。有効打で黒木が毛利を上回り、判定で黒木が勝利し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。



▼37kg級初代王座決定戦準決勝
○岩波悠弥(士道館橋本道場)
KO 2R ※ヒザ蹴り
●近藤 颯(B-FAMILY NEO)

 首相撲からヒザの応酬が続いていき、岩浪が主導権を握り、岩浪が首相撲からヒザを仕掛けていく。徐々に岩浪のヒザが近藤を突き刺していき、ダウンを奪う。その後、首相撲からヒザを連打し、そのままKOとなった。岩浪が圧倒的な強さで勝利し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。




▼42kg級初代王座決定戦準決勝
○那須川天心(TEPPEN/ムエロークジュニアトーナメント2010優勝、M-1 40kg級王者)
判定3−0
●末永勇一(フリー/元WINDY Super Fight 35kg級王者)

 かつては同門であった末永と那須川。幾度と無く対戦している両者は互いに手の内を知り尽くしている。末永のヒザ、那須川の爆発的なコンビネーションが勝敗を決めるカギとなりそうだ。

  末永が右ミドルを出すと、すぐさま那須川は左ローを返す。末永が首相撲からヒザを仕掛けると、那須川もこれに応じてヒザの応酬に。首相撲からヒザでは末永ペース。だが、那須川はパンチ主体の攻勢に転じ、パンチで末永を追っていく。パンチで来る那須川を首相撲で捕まえてヒザ。同じような展開が続き、勝敗の行方は判定へと持ち込まれ、那須川が勝利、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。


▼42kg級初代王座決定戦準決勝
○西京春馬(谷山)
判定3−0
●酒井柚樹(はまっこムエタイ)

 序盤から互いに凄まじいパンチの打ち合いがなされ、互いに一歩も引かない。西京が左右のミドルを打ち分け、そこへ右ローを追撃。酒井は首相撲からヒザで応戦していく。中盤には再び凄まじいパンチの打ち合いがなされ、その激しさは更に増していく。42kgとは思えないほどの重厚なパンチ音が響き渡り、場内からはどよめきの声が上がる。終盤に、西京の怒涛のパンチラッシュが炸裂し、いったんは防戦一方となる酒井だが、首相撲からヒザで応戦。パンチで有効打を稼いで西京が判定で勝利し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。




▼47kg級初代王座決定戦準決勝
○山浦 翔(B-FAMILY NEO/元WINDY Super Fight 45kg級王者)
判定3−0
●中尾興慧(谷山大和)

 上下に打ち分け、首相撲からヒザで先手を仕掛けていく山浦。中尾は首相撲で応戦。山浦が胴回し回転蹴りで空かすと、今度は小刻みでステップを踏み出していき、山浦ペースへと持ち込んでいく。中盤に、中尾が打ち合いを仕掛けると、山浦がこれに応じ、激しい打ち合いとなっていく。やがて首相撲からヒザの応酬へと変わっていく。中尾が突っ込んで右ミドルを打ち、すかさず首相撲を仕掛けていく。山浦はワンツーから首相撲と、反撃の手を緩めず。終盤は首相撲からヒザの応酬が続き、そのまま判定へ。山浦がフルマーク判定で中尾を下し、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。



▼47kg級初代王座決定戦準決勝
○武居由樹(P.O.D)
判定3−0
●坪井優吾(FLY SKY)

 互いにミドルとローで探りを入れ合い、首相撲からヒザへ。ジリジリと前に出る坪井に、武居は右フックを繰り出すが、坪井の左フックをカウンターで被弾。その後、小刻みに動きながら距離をとる武居は、右フックと左ミドルを打っていく。坪井は左ミドルで応戦。終盤には武居はパンチのラッシュを仕掛け、坪井がこれに応じることとなり、パンチの打ち合いとなっていく。互いに差がほとんど見られず、本戦はドロー。

 延長戦で決着をつけることとなった。しばらく首相撲からヒザの展開が続いていく。先に仕掛けたのは武居。前蹴りからワンツー、左ミドルを打っていく。坪井はノーモーションからの左ハイを放つが、武井はこれをしっかりガード。直後に首相撲を仕掛ける坪井はヒザも叩き込んでいく。終盤になっても、首相撲からヒザが続き、そのまま試合終了のゴングが鳴り響く。僅差で武居が競り勝ち、初代王座決定戦の出場枠を勝ち取った。

GBRの「365人インタビュー」に駿太が登場「ムエタイはやらない
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