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【MA日本キック】中澤純が2連続KOで王座獲得に前進!勇児が加藤竜二との再戦へ

2011/04/24

MA日本キックボクシング連盟
「BREAK−12 〜It starts〜」

2011年4月24日(日)東京・新宿FACE
開場14:30 開始15:00

▼ダブルメインイベント2(第6試合) MA日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分5R延長1R
○中澤 純(ワイルドシーサー群馬/同級2位)
TKO 3R1分20秒 ※ドクターストップ
●風天乃康(谷山/同級1位)
※中澤がトーナメント決勝戦に進出

 一貴が返上したMA日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝で対戦するのは、康と中澤。康は昨年11月のMA日本ウェルター級タイトルマッチで一貴に挑戦するも僅差の判定で敗れたばかり。再度、王座挑戦を狙う。

  対する中澤は1月の新宿FACE大会で坂本章(橋本道場)を1RKOし、ハードパンチャーぶりをアピールした。

 1R、ワンツーのパンチから必ず右ローを入れる中澤。康も右ローを返し、強烈な左フックを返す。中澤はスピードあるパンチからのローで攻め、康は左フックをカウンターで打つもなかなか捕らえきれない。中澤の手数が多く、やや優勢か。

 2R、こつこつと重い右ローを入れる中澤。康は左フックを合わせる。中澤は右ローで主導権を握る。康の左太ももは徐々に赤く染まっていく。

  康も負けじとプレッシャーをかけながら前進。中澤と康のフックが交錯する。

 3R、右ローで誘い、康が出てきたところに中澤が縦ヒジ! これで左目尻をカットした康には出血が見られる。ドクターチェックの後に再開。中澤は右ローから右フックで康をコーナーに追い込む。康がパンチで出たところに、再び中澤が縦ヒジ。2度目のドクターチェックが入ると、試合がストップ。

  勝利した中澤は試合後、「オレって強いな〜(笑)。ウェルター級でオレのスピードについてこられるやつはいるのかなという感じ。ヒジは得意じゃないけど、練習してきたから当たるでしょう。前まではスロースターターだったので3Rだと力が発揮出来なかった。タイトルマッチが楽しみですね。やれば出来るんだということを一言いってやりたい」とコメントしていた。

 なお、中澤は5・8後楽園大会の雪丸(真樹アイチ)vs諸岡直人(Kインター柏)の勝者と決勝戦で対戦する。




▼ダブルメインイベント1(第5試合) MA日本フライ級次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分5R延長1R 
○勇児(HOSOKAWA/同級4位)
判定3−0 ※50−49、50−48、50−49
●エリー隆司(武勇会/同級2位)
※勇児がMA日本フライ級次期挑戦権を獲得

 エリーは1月大会でローズ達也を、勇児は2月大会でTSUKASAを破り、今回の決勝戦に駒を進めた。加藤竜二の持つ王座に挑戦するのは果たしてどちらか。

 1Rから勇児は右ローを主体とした攻め。カウンター狙いでなかなか攻めて来ないエリーに対し、勇児は右周りで右ロー。そして一気に距離を詰めてはボディからフックと、ヒット&ウェーの戦法に出る。 2R、エリーはプレッシャーをかけ前進すると、強烈な左フック、ヒジを狙う。

  危ない場面があったものの、寸前でかわす勇児は「待ちのスタイルでやりづらかった」という。

「勝ちにこだわりすぎて自分の中ではダメでした。やっと後半になってスイッチが入ってきました」との言葉通り、4Rになると勇児は右ローだけでなく、エリーの前進に合わせてこかしの技術を多用する。

 5Rには、勇児の右ローが効いてきたか、エリーの足が止まる。 手数が少なくなったところで、MA日本キックの名物レフェリー、松田利彦氏が「残り40秒だぞ!ラッシュタイム!」と両者に発破をかける。

  火がついたかのように、勇児は飛びヒザ、エリーもフックを返したところでゴング。

  勇児がフルマークの判定勝利で王座挑戦権を獲得した。加藤との3度目(これまでの2戦は勇児の2敗)の対戦を前に勇児は「3度目の正直を狙います。気持ちの面をもっと強くしていかないとダメですね」とコメント。5月8日には同門の十二林稔がMA日本フェザー級タイトルに挑戦することも決定しており、「どうしても勝って十二林先輩につなげたいという思いでした。ジムみんなで押し上げていきたいですね」とも語っていた。


▼第4試合 スーパーウェルター級 3分5R
○アーサー・雅仁(習志野/同級3位)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−29
●メリケン雄人(契明/同級5位)

▼第3試合 スーパーライト級 3分3R延長1R
○矢野浩司(武勇会/MA日本同級7位)
判定2−0 ※28−28、29−28、29−28
●KATO−A.K.G(A−BLAZE×KICK/WPMF日本ライト級7位)

▼第2試合 フェザー級 3分3R延長1R
○キューピー晋大(HOSOKAWA/同級9位)
KO 1R43秒
●真木(ワイルドシーサー沖縄/同級7位)



▼第1試合 ライト級 3分3R延長1R
○春日 翔(村上塾)
判定2−1 ※29−30、30−29、30−29
●内山周平(Kインター柏/同級10位)



▼アマチュア第6試合 MAJr47kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○山浦 翔(B−FAMILY NEO/同級1位) 
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●武居由樹(パワーオブドリーム/同級2位)
※山浦が初代MAJr47kg級王者に

▼アマチュア第5試合 MAJr42kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○那須川天心(チームTEPPEN/同級1位)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−28
●西京春馬(谷山/同級2位)
※那須川が初代MAJr42kg級王者に

▼アマチュア第4試合 MAJr37kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○岩浪悠弥(橋本道場/同級2位)
判定2−1 ※30−29、29−30、30−28
●黒木翔太(尚武会/同級1位)
※岩浪が初代MAJr37kg級王者に

▼アマチュア第3試合 MAJr32kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○溝口達也(尚武会/同級2位)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−28
●辻 龍也(WSR三ノ輪/同級1位)
※溝口がMAJr32kg級王者に

▼アマチュア第2試合 MAJr28kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○安本晴翔(橋本道場/同級2位)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
●優音(藤原/同級1位)
※安本がMAJr28kg級王者に

▼アマチュア第1試合 MAJr25kg級王座決定戦 1分30秒3R延長1R
○奥脇龍哉(はまっこムエタイ/同級1位)
判定2−0 ※30−30、30−29、30−28
●榮森貫太(キングムエ/同級2位)
※奥脇がMAJr25kg級王者に

▼オープニングファイト第7試合 ライト級交流戦 3分3R
○凌太(OGUNI)
判定2−0 ※29−29、29−28、29−28
●恭士郎(村上塾)

▼オープニングファイト第6試合 バンタム級 3分3R        
○渡部 博(士道館・ひばりヶ丘)
KO 1R1分49秒
●大沢享之(KINGBEE)

▼オープニングファイト第5試合 ミドル級 3分3R
○小林 準(JMC横浜)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−29
●篠原友志(Kインター柏)

▼オープニングファイト第4試合 バンタム級交流戦 2分3R
○梅沢武彦(NJKF・東京町田金子)
KO 3R2分29秒
●梶 要介(橋本道場)

▼オープニングファイト第3試合 2011MA日本ライト級新人王トーナメント1回戦 2分3R
○ブラック・ドラゴン(村上塾)
TKO 3R2分12秒
●金田健介(Kインター柏)
※ドラゴンがトーナメント2回戦に進出

▼オープニングファイト第2試合 2011MA日本ライト級新人王トーナメント1回戦 2分3R
○藤田健輔(習志野)
KO 1R57秒
●カン太郎(真樹アイチ)
※藤田がトーナメント2回戦に進出

▼オープニングファイト第1試合 2011MA日本フェザー級新人王トーナメント1回戦 2分3R
○青山知寛(Kインター柏)
判定3−0 ※三者とも30−29
●デラックス良矢(HOSOKAWA)
※青山がトーナメント2回戦に進出

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