J-NETWORK
「TIME to CHANGE the KICK by J-SPIRIT 2nd」
2011年4月29日(金・祝)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
▼メインイベント WBKF世界スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R延長1R
○牧野智昭(フォルティス渋谷/J-NETWORK同級王者)
判定3−0 ※49−46、49−46、50−48
●アスガル・ギベチ(イラン大誠塾/イランキックボクシングミドル級王者)
牧野にとって初の世界戦タイトル挑戦となった一戦。しかしギベチが契約体重をオーバーしたため、ギベチは減点2からのスタート&10オンスグローブ(※牧野は8オンス)となり、牧野が勝った場合のみ、世界王者に認定される試合形式となった。
1R、じりじりと前に出て右ローを蹴るギベチ。牧野は距離が詰まると首相撲からヒザ蹴り、パンチから右ミドルを蹴る。
2Rもギベチは圧力をかけながら、右フックから左ミドル、そして右ロー。牧野も右ローを蹴り返し、首相撲からのヒザ蹴り、左フックを狙う。
3R、牧野の首相撲からのヒザ蹴りを嫌がる素振りを見せるギベチ。ギベチは強い右フックと右ローを見せるが、牧野も前に出てパンチをまとめてハイキックにつなげる。
そして4R、ギベチのインローに牧野がカウンターの右ストレート! ここから牧野がパンチで前に出ていく。
5R、ここも牧野がギベチのインローに右ストレートを合わせて前進。ギベチも右フックを返して左右のミドルを蹴るが、牧野が手数を増やして前に出る。最後は互いにパンチで打ち合ったものの、どちらもダウンはなく終了。牧野がギベチを下し、初めての世界タイトルを手にした。
▼セミファイナル J-NETWORKスーパーライト級次期王座挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
○菅原勇介(TARGET/同級2位、前同級王者)
判定3−0 ※30−26、30−26、30−27
●影日“ポパイ”和徳(ボス/同級4位)
6・18後楽園大会で行われるスーパーライト級タイトルマッチへの挑戦者を決める戦い。王者・大石駿介への挑戦権を手にするのは元王者の菅原か? それとも同級3位の影日か?
1R、サウスポーの影日に対して菅原が強烈な右ミドルを蹴る。影日はパンチで距離を詰めていくが、菅原は影日を首相撲に捕らえると、巧みに影日の体勢を崩し、ヒザ蹴りとヒジ打ち! これで影日がバランスを崩し、菅原がダウンを奪う。
2R、ここも菅原が離れた間合いで右ミドル、近い距離で首相撲に持ち込み、影日をコントロール。影日のボディに鋭いヒザ蹴り、顔面にヒジ打ちを入れる。3Rに入ると影日はパンチからの奥足ローで反撃するが、菅原は首相撲を駆使した戦い方で影日の反撃をシャットアウトし、大差の判定勝利。王者・大石への挑戦権を得た。
▼第12試合 スーパーファイト 60kg契約 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○鬥嘩裟(=つかさ/BLUE DOG/元J-NETWORKフライ級王者)
判定2−0 ※28−28、29−27、29−27
●木村天鮮(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
元フライ級王者の鬥嘩裟(つかさ)が久々にJ-NETWORKに参戦。現在スーパーフェザー級王者である木村が迎え撃った。鬥嘩裟は今大会よりリングネームを藤鬥嘩裟から鬥嘩裟に変更、所属もBLUE DOG GYMでの参戦となる。
1R、サウスポーの木村が左ミドル、左ストレートで飛び込んでいくと、鬥嘩裟がそこに左ストレートからパンチをまとめてダウンを奪う。すぐに立ち上がった木村は左ミドルと左ストレートで攻撃を組み立てる。
2R、ジャブというよりも左ストレートのような強いパンチを打つ鬥嘩裟。これをもらう木村だったが、鬥嘩裟をロープまで詰めると左ボディストレート! これで鬥嘩裟の動きを止めると、左ミドルと左のヒザ蹴りで木村が攻め込む。3R、左ストレート、左ミドル、組んでからのヒザ蹴りで猛攻を仕掛ける木村。鬥嘩裟も左の前蹴りでそれを突き放し、何とかダウンのポイントを守り切った。
▼第11試合 スーパーファイト ヘビー級 サバイバルマッチ1
○ファビアーノ・サイクロン(TARGET/WPMF世界ヘビー級王者、元J-NETWORK同級王者、元RISE同級王者)
KO 2R22秒 ※アリが試合中に左足を負傷
●プリンス・アリ(イラン大誠塾)
元J-NETWORKヘビー級王者ファビアーノが約2年ぶりにJ-NETWORKに凱旋。当初、ファビアーノはイランヘビー級王者のヘジャジとの対戦を予定していたが、ヘジャジが負傷により欠場。代役のアリと対戦した。
1R、ガードを上げてジリジリと前に出ていくファビアーノ。アリはファビアーノの顔面にパンチをまとめて左ボディ、左ミドル。ファビアーノはアリをロープまで詰めて右ストレート、右ヒジ! ファビアーノも左ミドルを蹴り返す。
ヘビー級とは思えないテクニカルな攻防を繰り広げる両者だったが、2R開始直後、ファビアーノがアリの左ミドルをブロックすると、アリが左足を負傷。自力で立つことが困難になり、レフェリーはファビアーノのKO勝利を宣告した。
▼第10試合 スーパーフェザー級 サバイバルマッチ1
○fire仭士(S.F.K/同級2位)
判定3−0 ※29−28、29−28、30−28
●尾田淳史(アクティブJ/元J-NETWORKフェザー級王者)
▼第9試合 フェザー級 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○八神剣太(レジェンド横浜/同級4位)
KO 2R31秒 ※左ハイキック
●リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/J-NETWORKスーパーフェザー級3位)
▼第8試合 92kg契約 3分3R
○木村秀和(team pitbull/RISEヘビー級4位)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●瀧川リョウ(ドージョー瀧川/WPMF日本ヘビー級9位)
▼第7試合 フェザー級 サバイバルマッチ1
○長崎秀哉(ウィラサクレック・フェアテックス/元M-1スーパーフェザー級王者)
判定2−0 ※29−28、29−29、30−29
●玲央(フォルティス渋谷/同級6位)
▼第6試合 ウェルター級 3分3R ※ヒジあり
○大竹将人(TARGET/同級3位)
判定3−0 ※3者とも30−27
●原田雅人(フォルティス渋谷)
▼第5試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
○大野 聖 (頂上会テアゲネス/同級5位)
KO 1R1分4秒
●乱暴(創拳ジム 取手道場)
▼第4試合 スーパーバンタム級 3分3R
○木村健太郎(サバーイ町田/同級7位)
判定3−0 ※3者とも29−27
●狼鐘闘(club E.D.O.)
▼第3試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
△鷲尾亮次(レグルス池袋)
判定0−1 ※29−30、29−29、29−29
△小山泰明(建武館)
▼第2試合 ミドル級 3分3R
○剛王(Raja bangsa)
KO 2R1分5秒
●藤豪武蔵(天空・藤)
▼第1試合 スーパーバンタム級 3分3R
○祐治(M-FACTORY)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
●鎌田裕史(韓道場)
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