チャクリキ
「ファイティングガラ4&バッドスピリッツ」
2011年5月1日(水)大阪・堺市産業振興センター
写真&記事提供:チャクリキジャパン
▼メインイベント(第24試合) 国際戦65kg契約 3分3R
○為房厚志(NJKF・二刃会/NJKFウェルター級2位)
判定2−0
●康恩(かん・えん/中国)
WBC、WCKムエタイ2冠王として君臨し、48戦43勝(12KO)5敗という記録を持ち、K-1 MAXやシュートボクシングで来日経験のある康恩(かん・えん)が、関西圏に初登場。対する為房は、NJKFウエルター級2位、WBCムエタイ3位と、誰もが認める関西の実力者だ。
試合は序盤から互いのキックやパンチが激しく交錯する非常にレベルの高い一戦となり、得意の強烈なパンチで攻め込む康恩に対し、中盤から為房が見事なタイミングのカウンターを入れる場面が目立つ。
しかしカウンターを貰っても、全く怯まない康恩は、前へ出続けてパンチを打ち込み、ひりひりするような緊張感が全く止むことのない3分3Rとなった。判定では有効打で勝った為房がの僅差で勝利をものにした。
▼セミファイナル(第23試合)セミファイナル 国際戦68kg契約 3分3R
延長1R
○谷口 聡(理心塾)
延長判定3−0
●馮亮(ふぇん・りあん/中国)
セミファイナルの日中国際対抗戦、馮亮の突進力とフィジカルの高さに会場は大きくどよめく。、谷口が一発攻撃を出すと、それに一発を返すのではなく、2発、3発と2倍、3倍返しで畳みかけてくる馮亮に序盤では谷口が押される。
しかし中盤から多彩な蹴り技やインローで谷口が反撃。馮亮は決して、その攻撃に効いているという反応は示しないものの、徐々に谷口の蹴りが決まっていく。本戦3Rの判定ではドローとなり、試合は延長戦に突入する。延長でも馮亮の圧力は強く、谷口を連打で押していくが、それに怯むことなく蹴りを叩き込む谷口。谷口の攻撃の有効性が評価され、延長判定では谷口に軍配が上がった。
▼第21試合 西日本ライト級ランキング戦 2分3R
○石田圭吾(チャクリキ顕修塾)
判定3−0
●半田喜蓮((NJKF・誠至会)
昨年のK-1甲子園第3位&MVPである石田が得意の高速連打やアッパーで半田を攻め込む。半田もよく踏ん張り、判定まで持ち込んだが、判定3−0で石田が勝利を収めた。
▼第22試合/西日本フェザー級タイトルマッチ 3分3R
○辻出優翔(京賀塾/王者)
判定3−0
●YOSHI☆ハリケーン(チャクリキ顕修塾/挑戦者)
※辻出が初防衛に成功。
西日本フェザー級タイトルマッチの防衛戦を迎えた辻出は2Rにヒザ蹴りからダウンを奪い、判定勝利で王座初防衛に成功した。
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