▲尾崎広紀(左)と松井大二郎の一戦は決め手に欠け、ドローに終わった。
C-WAVE/DEEP事務局
「DEEP TOKYO IMPACT」
2011年6月5日(日)東京・新宿FACE
開場12:00 開始12:30
▲激しい打撃戦を繰り広げた松井(左)と尾崎
▼メインイベント(第12試合) 85kg以下契約 5分2R
△松井大二郎(フリー)
ドロー 判定1−1
△尾崎広紀(和術慧舟會東京本部)
かつては“PRIDEの斬り込み隊長”として知られ、現在はグラジエーターのリングで活躍し、CMA KPW MMAヘビー級のタイトルを獲得したこともある松井がメインに登場。対する尾崎はデビュー前から大器と期待され、現在はケージフォース、DEEPのリングで戦績を積んでいる。
1R、尾崎はローを出しながら組み付くと、松井のバックに飛びつく。そして寝技に持ち込むとパウンドを出しつつスリーパー狙い。
松井は振り落とすようにして逃れると、下の尾崎は三角絞めに移行する。これは極めきれずにスタンドから再開。尾崎は左ハイ。これでダウン気味に倒れた松井に、尾崎がパウンドで襲いかかる。松井は下から組み付いてピンチを脱出した。
2R、尾崎がテイクダウン。立ち上がった松井は逆にテイクダウンし、一気にマウントポジションを奪う。これがロープ際の攻防でもあり、尾崎がロープ外に出ようとしたため、レフェリーが「場外逃避」として判断。尾崎にはイエローカードが提示された。
再開後、松井は右ハイ。尾崎も左ハイを返す。
そのまま突っ込んだ松井がテイクダウンを狙うも尾崎はがぶりでそれを許さない。
お互いにスタンドでパンチを激しく交錯させたところで終了のゴング。決め手に欠けたこの一戦はドローに終わった。
▲“極真vsサンボ”! サンボをベースとする長谷川秀彦(右)が御子柴直司を判定で下した
▼セミファイナル(第11試合) ウェルター級 5分2R
○長谷川秀彦(SKアブソリュート/第2代DEEPウェルター級王者)
判定2−0
●御子柴直司(極真会館)
極真会館に所属し、プロ修斗にも出場している御子柴直司はここまで総合格闘技では3勝2敗の成績を残している。対する長谷川は元ウェルター級王者。
御子柴は、サンボをベースに持ち、過去にチャンピオンベルトを巻いた長谷川を相手にどんな試合を見せられるか。長谷川は規定体重よりも100gオーバーだったために、イエローカード一枚を提示された状態でスタート。
1R、打撃戦を避けるように長谷川はすぐに御子柴に組み付いてテイクダウン。マウントポジションを奪い、パウンドを打っていく。御子柴は突き放すようにして立ち上がるが、長谷川はしつこくからみグラウンドに引きずり込む。スタンドに戻っても、長谷川は打撃に付き合わず組み付きに終始する。
2R、前に出てプレッシャーをかける長谷川に対し、下がってしまう御子柴。中段前蹴りで距離を取ろうにも、長谷川が組み付いて寝技の展開へ。最後に長谷川がアキレス腱固めを仕掛けたところでゴング。判定2−0で長谷川が勝利した。
▲本気モードになり上半身裸になるも、長野美香(奥)に完敗したDEEP・佐伯繁代表(右)
▼第4試合 ガチンコグラップリングエキシビションマッチ 10分三本勝負
○長野美香(CORE)
3−0 ※長野が三本先取
●佐伯 繁(DEEP代表)
ジュエルスで活躍する長野がグラップリング(組み技)ルールのエキシビションマッチで登場。対戦相手は当日発表だったが、長野が「佐伯代表とやりたい」と対戦を要求。すると、「男なのでなめられたくない」と佐伯代表はガチンコグラップリングマッチを提案し、いざゴング。
「(試合用の)スパッツを持っているが入らなかった」という佐伯代表は上下ジャージ姿で戦うことに。長野は10分を待たずして、腕ひしぎ十字固めで二本、フロントチョークで一本の合計三本を奪い、力の差を見せ付けた。
▼第10試合 80kg以下契約 5分2R
○長井憲治(U-FILE CAMP赤羽)
TKO 2R2分23秒 ※レフェリーストップ
●安藤 純(超人クラブ)
▼第9試合 無差別契約 5分2R
○長谷川 賢(BAD SECURITY)
KO 1R1分9秒 ※レフェリーストップ
●中村 護(ALLIANCE)
▼第8試合 バンタム級 5分2R
−粕谷 栄(木口道場)
試合中止 ※遠藤が体調不良のため
−遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
▼第7試合 バンタム級 5分2R
○友田隆志(フリー)
判定2−0
●道地 誠(CORE王子豊島)
▼第6試合 ライトヘビー級 5分2R
○コンスタンチン・イオナット(ルーマニア/CORE蒲田)
TKO 1R2分 ※レフェリーストップ
●栗原 強(Team-ROKEN)
▼第5試合 83kg以下契約 グラップリングルール 4分2R
○マスクドCOCO壱(総合格闘技道場DOBUITA)
一本 2R3分43秒 ※ヒールホールド
●海野洋介(CORE蒲田)
▼第3試合 ジュニアDEEP(中学生) 3分2R
○東 駿太(マッハ道場)
一本 1R2分59秒 ※腕ひしぎ十字固め
●石井裕太(CORE蒲田)
▼第2試合 58kg以下契約 5分2R
△早坂優瑠(CORE蒲田)
ドロー 判定1−1
△板谷一樹(GRABAKA)
▼第1試合 ライト級 5分2R
○大原樹里(KIBAマーシャルアーツ)
判定3−0
●永瀬 功(GRABAKA)
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