6月26日(日・現地時間)フィリピン・マニラのResort World Casinoで、同国初のムエタイ大会『matter of pride』が開催された。
フィリピン人選手vs世界の選手という図式で全9試合が行われ、うち5試合がムエタイルールでの試合、残り4試合は中国散打ルールでフィリピン人選手vs中国人選手との戦いとなった。
日本からは島一生(TARGET)が参戦し、フィリピン人選手ジョーイ・タブー(16勝1敗)と第1試合でWBCムエタイ・ウェルター級のスーパーファイトで対戦。
1R、慎重に様子を見る島にタブーは大振りながら強いパンチで攻めた。その後も足をスイッチしながら、島のロー、ミドルの蹴りに対してパンチで詰めると、島は首相撲からヒザの攻撃。
3R後半、パンチで向かってきたタブーにヒザで応戦し、島のヒザが何度もタブーを捉える。
→6月19日にJ-NETWORKスーパーライト級王者に返り咲いた菅原勇介(左)がセコンドに就いた
3Rが終わり、両者コーナーに戻ると、レフェリーがタブーの様子を確認。ダメージが酷く試合続行不可能と判断して試合をストップし、島のTKO勝ちが宣告された。
「matter of pride」
2011年6月26日(日・現地時間)フィリピン・マニラ Resort World Casino
▼第1試合 WBCムエタイルール ウェルター級 3分5R
○島 一生(TARGET/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級9位)
TKO 3R終了時
●ジョーイ・タブー(フィリピン)
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