リアルディール
「BATTLE EVENT REALDEAL 22」
2011年6月26日(日)福岡・バトルステージ福岡
レポート&写真:池田博紀
▼メインイベント(第5試合) 57kg契約 3分3R
○有松 朝(REALDEAL GYM)
KO 2R ※パンチの連打
●玉城賢一(真樹ジムオキナワ)
若手の有松が沖縄からの玉城を迎え撃ったメインイベント。
1R、開始から玉城がパワフルな左右のロングフックの連打、強烈な右ローを浴びせる。手数が出ない有松が右ローでダウンを奪われ、その後も強烈な右ロー、左フックを浴びてダウンを奪われる。
3ノックダウンで試合が終了するため、試合序盤で背水の陣に追い込まれた有松だったが、ダウンのダメージはなく、むしろ冷静な様子。
玉城が詰めに入ってもガードを固め、バックハンドブローも再三ブロックでガードした。終盤では、ラッシュの連続で攻め疲れたのか玉城の動きが鈍くなる。
有松がパンチから右テンカオをボディに浴びせ、玉城をロープに詰める。そしてショートレンジでパンチを浴びせるなど、有松が1Rの後半から盛り返す展開で終了。
2R、打ち合いになるが、有松が左フックのパンチから首相撲のヒザ蹴り。玉城もボディストレート、ロングフックを返す。打ち合いで有松が優勢となり、ロープに詰めてからダウンを奪う。
その際に玉城がロープから落ちるが、自力でリングに上がり、レフェリーのカウントが続くが、試合続行の意思を見せる。再開後、有松がコーナーに詰めてから、ショートレンジのパンチから首相撲のヒザ蹴り。
玉城が、ロープにもたれかかり、ガードの腕が下がるなど消耗が激しい状態になる。コーナーに詰められた玉城はストレートを返すがクリーンヒットを奪えない。逆に左ストレートを貰い、続いて右フックに左フックを浴びてダウンを奪われる。
ダメージが大きい玉城だが、ファイティングポーズを取り試合続行。詰めに入った有松がコーナー際で玉城にパンチを浴びせると、レフェリーが試合ストップ。逆転KOで有松がメインイベントを勝利で飾った。
▼セミファイナル(第4試合) 西新vs小倉 55kg契約 3分3R
○北原兼星(REALDEAL GYM西新)
判定3−0
●餓狼KAZUYA(REALDEAL GYM小倉)
1R、KAZUYAはパンチで攻めるが、北原は左テンカオ、右ミドル、インローを返す。KAZUYAがパンチでヒットを奪うが、北原もパンチに左テンカオ、右ミドル、右ローなどで応戦。
2R、ショートレンジで打ち合いになるが、テンカオが得意な北原が左テンカオをボディに浴びせ、ダウンを奪う。立ち上がるKAZUYAに北原はボディ狙いで、左ミドル。徹底的にボディ狙いからの左ヒザ膝蹴りで再度ダウンを奪う。
詰めに入る北原だが、KAZUYAもパンチを返す。北原は左ミドル、左テンカオでダウンを狙うも、北原にローブローを入れてしまい、北原に回復のインターバルを取られ、2Rが終了。
3R、KAZUYAがパンチの打ち合いに持ち込み、北原がそれに応じるが、パンチではKAZUYAに分がある。北原も左テンカオなどを出すと、KAZUYAもフック、ストレートを 浴びせる。判定勝負となり2度のダウンを奪った北原が勝利。
▼第3試合 博多vs西新 60kg契約 3分3R
○野上勇介(REALDEAL GYM西新)
2R KO ※パンチの連打
●矢野真也(REALDEAL GYM博多)
1R、互いにパンチで打ち合い、ロー、テンカオの応酬となる。野上がヒット数で優勢。
2R、野上が左飛びヒザ蹴りを顔面へ浴びせてダウンを奪う。立ち上がる矢野に対して、野上は左テンカオをボディへ浴びせる。さらにロープに詰めてパンチのラッシュを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。同時に矢野のセコンドからタオルが投入され、野上がKO勝利した。
▼第2試合 博多vs小倉 70kg契約 3分3R
○鹿島昭男(REALDEAL GYM博多)
KO 2R ※右フック
●花沢 類(REALDEAL GYM小倉)
1R、長身でリーチのある両者。互いにロングレンジからのパンチ、ミドルを使うが、接近戦では組んでからヒザ蹴りを出す。
2R、鹿島が一気に打ち合いからボディへのヒザ蹴りを浴びせ、ボディ攻撃でダウンを奪う。立ち上がる花沢に対して、ロープに詰めてから打ち合う。鹿島の右フックがクリーンヒットでダウンを奪いKOで鹿島が勝利。
▼第1試合 博多vs小倉 70kg契約 3分3R
○松尾孝宏(REALDEAL GYM博多)
KO 1R ※フック
●村本知史(REALDEAL GYM小倉)
1R、村本が左ジャブを突くが、松尾は一気に左右のフルスイングのフックで攻め立てる。防戦一方の村本に対して容赦なくフックを浴びせ、ダウンを奪う。カウント中、松尾はニュートラルコーナーで肩を下げ、仕留める気満々の姿勢。
試合続行になると、松尾が左右のフックをフルスイングの連打を浴びせ、レフェリーが試合をストップ。松尾がKO勝利。
▼オープニングファイト第3試合 博多vs小倉 ヘビー級 3分2R
○牛嶋克茂(REALDEAL GYM博多)
判定2−0
●中島啓介(REALDEAL GYM小倉)
1R、序盤に牛嶋が右フックでダウンを奪うが、中島も強気で打ち合う。牛嶋は右ローを浴びせダメージを与え、両者はパンチの乱打戦を繰り広げる。
2R、中島も右ハイキック、パンチから左ミドルを放つが有効打を奪えない。パンチの乱打戦となり、中島もヒザ蹴りをボディに浴びせるなど、突破口を切り開こうとするが、牛嶋は打たれ強く、パンチを返す。判定でダウンを奪った牛嶋が勝利。
▼オープニングファイト第2試合 博多vs小倉 60kg契約 3分2R
○橋本賢一(REALDEAL GYM小倉)
判定3−0
●斉藤武雄(REALDEAL GYM博多)
1R、橋本が左右のミドルを浴びせ、パンチから首相撲からのヒザ蹴りを浴びせる。斉藤もパンチを積極的に返すが、ロープを背にしてしまい、橋本が優勢。
2R、橋本がミドルからハイキックを放ち、左フック、右ローを浴びせる。斉藤もパンチからインロー、ローキックを返すが、橋本がパンチからヒザ蹴りを返す。橋本が終始優勢で判定勝利。
▼オープニングファイト第1試合 60kg契約 3分2R
○坂井智彦(REALDEAL GYM)
判定3−0
●渡邉亮太(錬成塾)
1R、渡邉はインロー、左ストレート、右フックで攻めるが、坂井もパンチはブロックでガードし、パンチの連打でコーナーに渡邉を詰めると、首相撲からのヒザ蹴りを浴びせるなど、坂井が優勢。
2R、坂井が前蹴り、パンチの連打からヒザ蹴りでダメージを与える。渡邉は消耗しているのか、パンチを返すが手数で圧倒的に劣る。コーナー、ロープに詰められた渡邉は坂井のパンチを浴びてしまい、スタンディングダウンを奪われる。その後も坂井が優勢に進めて、判定で坂井が勝利。
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