7月17日(日・現地時間)香港・Helong Stadium Changshaで『THAI FIGHT EXTREME』が行われた。
今大会には日本から、日本ヘビー級王者・松本哉朗(藤本/新日本キックボクシング協会)、山崎陽一(シルバーウルフ)の2選手が参戦。
香港の人気選手でもあるジェームス・カオウミ(コートジボワール)と対戦する松本は、入場から堂々とした雰囲気でリングイン。カオウミの攻撃に対しても冷静な対応で闘い、3Rに右ストレートでKO勝ち。会場中が大興奮だった。松本は「THAI FIGHTに参加できたことの喜びだけでなく、日の丸を香港で掲げられたことをうれしく思っており、またTHAI FIGHTで日本選手の強さを世界に見せつけたい、チームサムライの応援ありがとうございました」と勝利の喜びを語った。
一方、5月のTHAI FIGHTフランス大会で山本バッファ弘樹を下したイブラヒム・チアホウ(モロッコ)と対戦した山崎は、前半は自分から攻めていたものの、後半はチアホウの反を受けて3RにTKO負け。
山崎にとって海外の試合は初めてで、コンディションはよかったものの多少の緊張はあった様子。結果は伴わなかったが「今回の大規模で華やかな会場とたくさんの観客の前で試合をすることができて、この経験を今後の試合へ生かす」と語ってくれた。
なお今大会には8・7有明コロシアム大会に出場するブアカーオ・ポー.プラムック、スッサコーン・ソー・クリンミー、ヨーセングライ・フェアテックスのムエタイ軍団は全員勝利。日本大会に向けて弾みをつけた。
「THAI FIGHT EXTREME」
2011年7月17日(日・現地時間)香港・Helong Stadium Changsha
<決定対戦カード>
○松本哉朗(藤本/日本ヘビー級王者/新日本キックボクシング協会)
KO 3R ※右ストレート
●ジェームス・カオウミ(コートジボワール)
○イブラヒム・チアホウ(モロッコ)
TKO 3R
●山崎陽一(シルバーウルフ)
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