パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年7月23日(土)東京・新宿FACE
開場16:00 開始17:00
▲山崎(左)がカウンターの左フックで長岡を一撃KO
▼メインイベント(第11試合) ウェルター級 5分3R
○山崎昭博(SUBMIT静岡/修斗環太平洋ミドル級4位)
KO 1R3分18秒 ※左フック
●長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA/同級5位)
修斗では環太平洋ミドル級の王座を争ったこともある山崎が2度目のパンクラス参戦(※初参戦では鳥生将大にKO負け)。迎え撃つ長岡は今年2月に近藤有己と対戦して判定勝利、5月には鳥生と引き分けてランキング5位に入っている。
1R、サウスポーの長岡に対して山崎が右のヒザ蹴り。 長岡が組み付いてくると、コーナー際でテイクダウンをディフェンスしながら長岡のボディにヒザ蹴りを入れる。
さらに山崎は首相撲に切り換えて、そこからヒザ蹴りを狙うが、長岡がそこに左右のフック! これが山崎の顔面を捕らえて、長岡がグラウンドで上のポジションを取る。コツコツとパンチを落とす長岡だったが、山崎も足を使ってそれをディフェンス。長岡が距離を取り、試合はスタンドに戻る。
ここで長岡が左ストレートで突進していくが、山崎がそこにカウンターの左フック! この一発で長岡が崩れ落ち、レフェリーが試合をストップ! 山崎が鮮やかな一撃で長岡をマットに沈め、2戦目にしてパンクラス初勝利を掴んだ。
▲サダエの顔面に飛びヒザ蹴りを突き刺すWINDY(右)
▼セミファイナル(第10試合) アテナ ライトフライ級 5分2R
○WINDY智美(パンクラスism)
判定3−0 ※3者とも20−18
●サダエ・マヌーフ(総合格闘技道場 コブラ会)※初参戦
1R、WINDYがパンチのプレッシャーをかけながら右ロー。サダエも右のパンチを連打して前に出る。しかしWINDYが上手くパンチとローを散らして、サダエのボディに強烈なミドル! サダエが組み付いてテイクダウンを奪うが、WINDYは背中を見せてポジションを返す。
2R、構えをスイッチしてテイクダウンを狙うサダエだったが、WINDYはサダエのタックルを切りながら、サダエのボディと顔面にヒザ蹴り。スタンドでプレッシャーをかけてサダエがロープに下がったところに飛びヒザ蹴り! その後もWINDYがサダエのタックルを切りながらヒザ蹴りを当て続け、判定勝利を収めた。
▲マウントポジションからパンチを落とす中村(上)
▼第9試合 フェザー級 5分2R
○中村謙作(吉田道場)
判定2−0 ※20−18、20−20、20−19
●齊藤 曜(パラエストラ仙台/修斗2010年度新人王トーナメントライト級準優勝)
1R、ガードを上げて頭を振りながらパンチで前に出る中村。左フックで齊藤のバランスを崩すが、齊藤がテイクダウンを奪う。ハーフガードからフロントチョークを狙う齊藤に対し、中村は上のポジションを取ってマウントパンチ。しかし齊藤も背中を見せながら体を起こして、すぐに上のポジションを取り返す。
2R、ここも中村が左フックで前進。齊藤が組み付いてテイクダウンを奪うが、中村は足を使ってガードポジションをキープ。ブレイクになると、中村がパンチのプレッシャーをかけて、齊藤のタックルを切るとサッカーボールキック! そのまま中村がハーフガードで上になり、鉄槌を連打する。最後は試合がスタンドに戻り、中村が投げを失敗してグラウンドで下のポジションになるが、そのまま試合終了。中村が判定2−0で勝利した。
▲2R、バックから竹川を攻める高橋(上)
▼第8試合 ライト級 5分2R
○高橋克典(GRABAKAジム/2010年NBT同級準優勝)
判定3−0 ※19−17、19−18、19−18
●竹川光一郎(和術慧舟會トイカツ道場)
1R、リーチで勝る竹川がジャブで距離を取って戦うが、そこに高橋が右フックで飛び込んで竹川に尻餅をつかせる。2Rに入ると竹川が左右のハイキックを蹴り、強烈な右ローを当てる。
ここで高橋の右ローがローブローとなり、高橋に減点1が与えられる。再開後、高橋はパンチから組み付いて竹川をテイクダウン、そのままバックにつく。竹川はそこから脱出するものの、再び高橋が竹川をテイクダウン。減点があった高橋だが、それを上回るポイントを取り、判定勝利した。
▲契約体重を4.3kgオーバーした福田と対戦した黒木(上)だが、アームロックを極めかけてドロー
▼第7試合 無差別級 5分2R
△福田雄平(HIDE’S KICK)
判定0−0 ※19−19、18−18、18−18
△黒木慈仁(クロスワンジム戸塚/ノヴァ・ウニオン・ジャパン)※初参戦
※福田がミドル級の契約体重を4.3kgオーバー、無差別級に変更
試合前の計量で福田がミドル級のリミット(83.9kg以下)を4.3kgもオーバー。対戦相手の黒木が試合中止もしくは無差別級での試合を選択することになり、黒木が選択したため、無差別級契約での試合に変更された。1R、福田の右フックを受けてバランスを崩す黒木。果敢にテイクダウンを仕掛けるものの、福田にそれをディフェンスされる。しかし2R終盤、黒木がグラウンドで上を取ることに成功し、アームロック! タップこそ奪えなかったものの、黒木がこの攻めでドローに持ち込んだ。
▼第6試合 ウェルター級 5分2R
○永木健二(レッスルウィン)
TKO 2R2分40秒 ※レフェリーストップ
●小野明洋(チームタイゴン)
▼第5試合 スーパーフライ級 5分2R
○辻田大祐(秋本道場jungle junction)
一本 1R3分37秒 ※三角絞め
●小林悟朗(GOKITA)※初参戦
▼第4試合 スーパーフライ級 5分2R
△山中 剛(和術慧舟會TLIVE)
判定0−1 ※19−20、18−18、20−20
△金内“サイダー”雄哉(グレイシー・バッハ東京)※初参戦
▼第3試合 フェザー級 5分2R
○櫻井明大(BLUE DOG)
判定2−0 ※20−19、20−19、19−19
●増田亮太(GRABAKAジム)
▼第2試合 アテナルール ストロー級(-47.6kg) 5分2R
○関 友紀子(fight chix)※初参戦
判定3−0 ※20−19、20−18、20−18
●sakura(フリー)※初参戦
▼第1試合 フェザー級 5分2R
○松岡嵩志(STB Japan)
TKO 1R32秒 ※レフェリーストップ
●諏訪園 岳(AACC)※初参戦
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