▲序盤はパンチで押されたACHIだが、ローキックで逆転
RISEクリエーション
「RISE 81」
2011年7月31日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場16:30 開始17:00
▼メインイベント(第5試合) スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
○ACHI(TARGET)
判定3-0 ※28-26、28-27、28-26
●アキト(韓国/HIDE’S KICK)
6・26大森大会でデビューした韓国人ファイターのアキトと4・24大森大会のRISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級(-60kg)1回戦で上原知也と激闘を繰り広げたACHIが対戦。アキトは1戦1勝、ACHIは1戦1敗とキャリア2戦目同士による異例のメインイベントとなった。
1R、アキトが左フックと右ストレートで距離を詰めてパワフルに攻める。ACHIの蹴りに合わせてパンチを入れ、完全にペースを握ったかに思えたが、ACHIがアキトの後ろ足に左ローを次々とヒットさせると、アキトの前進が止まる。さらにジャブを突くACHI。
2Rは左フックからの右ローで力強い攻めを見せるアキトだが、反則となる両手でつかんでのヒザ蹴りをやってしまいイエローカード。アキトは距離を詰めての左右フックとアッパー、ACHIは左ローでその前進を止め、足を止めての打ち合いを挑む。
左右フックの応酬となり、場内は沸く。ここでACHIの右フックが決まり、アキトはガードを固めて後退。ACHIが連打でコーナーへ追い込み、残り10秒でスタンディングダウンを奪った。
3R、前Rで仕留めきれなかったACHIはいきなりパンチでラッシュを仕掛けてアキトをコーナーへ追い込むが、アキトも強気に打ち返す。このラッシュで疲労が見えたACHIは距離を取り、左右のローキック。アキトはその蹴りに左右フックを合わせていく。
終盤には再び足を止めて打ち合う両者。ACHIがアキトにロープを背負わせる形となり、アキトの左右フックをもらうも一歩も退かず、右ストレートをヒットさせて連打! 打ち合いの中、試合終了のゴングが鳴り、ACHIが判定勝ちした。RISEらしい両者アグレッシブな打ち合いを繰り広げ、場内を沸かせるメインイベントとなった。
▲元・極真館全日本軽量級王者の元樹がTKO勝ち
▼セミファイナル(第4試合) フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○元樹(アルファ)
TKO 2R1分28秒
●永井健太朗(Kick Box)
元樹は1勝(1KO)2敗、永井は2勝2敗1分と新鋭同士の対戦。
元樹は2009年の極真館『第7回全日本ウェイト制空手道選手権大会』(真剣勝負ルール=顔面パンチあり)軽量級で優勝した実績を持つ。永井はRISEのアマチュア部門KAMINARIMONから勝ち上がってきた選手だ。
1R、ミドル&ハイキックを蹴り合い、両者ともミドルからのパンチを狙う。サウスポーの元樹は左ミドルキックと三日月蹴りを使い分け、ラスト10秒で右フックを炸裂させる! これで下がった永井にラッシュを仕掛け、勢いに押された永井が転倒してダウンを奪われる。残り時間は少なかったが、元樹は再びパンチでラッシュを仕掛けて右フックでダウンを追加した。
2R、永井の右ミドルと元樹の三日月蹴りの打ち合いとなり、永井がパンチで攻めて行ったところでまたも元樹の右フックがクリーンヒット! 永井の膝がガクッと折れ、レフェリーが試合をストップした。
▲ローキックで主導権を握った永山が勝利、これで3連勝
▼第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○永山敬之(士道館札幌道場)
判定3-0
●原島佑治(侍塾)
北海道在住ファイターの永山と北海道出身の原島が対戦。各階級のヤングファイターが集まった今大会の中で、この2人だけが10戦を超えるキャリアを持つ。永山は11勝(5KO)10敗1分、原島は2勝(1KO)5敗5分。
1R、永山がジャブとローキックで前へ出て、距離を詰めての右ロー。左ボディフックもヒットさせて試合の主導権を握る。2R開始早々には左フックのカウンターでダウンを奪い、KOを狙えるチャンスを作ったが、原島は距離を取ってのローとパンチで逆襲に転じる。
3R、逆転を狙った原島だったが、永山は再び1Rと同じミドル&ローキックで試合の流れを取り戻す。ボディストレートも巧みに使って判定勝ちを収めた。永山はこれで3連勝となった。
▼第2試合 ヘビー級 3分3R
○大(チャンピオンファーム)
TKO 2R40秒 ※ドクターストップ
●宝山力(新宿)
▼第1試合 ミドル級(-70kg) 3分3R
○昭貴(リアルディール)
KO 2R40
●井上順嗣(SKアクティブ熊本)
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