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【修斗】田村一聖がベテラン戸井田を1RKO!元世界王者BJは涙の復活勝利

2011/08/06


サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
SHOOTO GIG TOKYO Vol.7〜東日本大震災支援チャリティ〜」

2011年8月6日(土)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:30
※17:40よりオープニングファイトを予定


▲田村(中央)が強烈なパンチで戸井田からKO勝利を収めた

▼メインイベント(第9試合)ライト級 5分3R
○田村一聖(KRAZY BEE/世界同級4位)
KO 1R1分23秒 ※パウンド
●戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場/環太平洋同級9位)

 世界・環太平洋の両タイトルが空位となっているライト級で、世界4位の田村とベテラン戸井田が激突。この一戦を制して、タイトルに近づくのはどっちだ?

 1R、離れた間合いから大きくパンチで踏み込む戸井田。田村はインローを蹴って、戸井田が飛び込んでくると右のパンチを打つ。そして田村が強烈な右フックから戸井田をロープまで詰める。

 ここで組みの攻防になり、田村がグラウンドで上のポジションを取ることに成功。 体を半身にする戸井田に鉄槌を落とす。さらに田村は戸井田が亀になると、ポジションをキープしながら強烈なパンチを連打! これで戸井田の動きが止まり、レフェリーが試合をストップ! 田村がインパクトを残すKO勝利を収めた。



▲インローを的確に当てたBJ(左)が菅原との激しい試合を制す

▼セミファイナル(第8試合)バンタム級 5分3R
○BJ(リバーサルジム横浜グランドスラム/第2代世界同級王者)
判定2−1 ※28−30、29−28、29−28
●菅原雅顕(和術慧舟會Duro/世界同級6位)

 BJは2006年10月に初代王者マモルにスリーパーホールドで一本勝ちし、世界タイトルを獲得。その後、3度の防衛に成功し、膝の負傷でタイトルを返上することとなったが、約3年以上タイトルを保持し、修斗バンタム級の絶対王者として君臨していた。今回が約2年ぶりの復帰戦となる。BJと対戦する菅原は世界ランキング6位、BJとの一戦はタイトル戦に絡むビッグチャンスと言っていいだろう。

 1R、サウスポーのBJはしっかりと顎を引いて構え、距離を詰めると首相撲で菅原をコントロール。そこからタックルに入って、菅原の首を取ってフロントチョーク。さらに両足タックルで菅原をテイクダウンする。

 しかし菅原もすぐに立ち上がり、右ストレート、そして組みの攻防から離れ際にヒザ蹴りと右ミドルを蹴る。スタンドではパンチで前に出てくる菅原に対し、BJが右フック、インローを合わせる。

 2R、BJのインローがバシバシと当たり、菅原がバランスを崩す。しかし菅原は右ストレートから飛び込んで、左フック、右ストレートと連打。BJのインロー、右フックをもらっても菅原は構わず前に出る。

 タックルでテイクダウンを仕掛け、立ち上がろうとする菅原のボディにヒザ蹴り、フロントチョークを狙うBJ。菅原は頭を抜くとインロー、右ストレートで前に出る。

 3R、右ストレートからパンチをまとめて左のアウトローを蹴る菅原。BJはここまでと変わらず右フックとインローで攻め、何度もタックルでテイクダウンを狙うが、菅原はロープやコーナーに体をあずけてディフェンス。

 試合がスタンドになると菅原が右ストレートと右ミドル、距離を詰めようとするBJに右のヒザ蹴り! しかしBJも必死にタックルで菅原をロープまで押し込み続ける。

 試合はここで終了となり、判定は2−1でBJの勝利! 復帰戦を勝利で飾ったBJはその場に崩れ落ちて男泣き。リング上でのマイクを渡されたBJは「この2年間、あきらめなくて本当に良かったです。

 僕を見捨てなかったグランドスラムのみなさん、ずっと僕を応援してくれる人、そして僕のことが大嫌いな人、みなさんのおかげで僕は格闘技で生きていけます。今日は復帰して第一歩でしたが、次はお客さんが総立ちになって泣いてしまうような試合をしたいと思います」と挨拶し、涙の復活勝利を締めくくった。



▲飛猿(上)がバックからのスリーパーで一本勝ち

▼第7試合 バンタム級 5分2R
○飛猿☆No.2(PUREBRED川口REDIPS/2009年度同級新人王)
一本 1R1分 ※スリーパーホールド
●のぶ渡辺(roots)

 1R、一気にパンチで前に出る渡辺に対して飛猿がタックル。そのまま渡辺をテイクダウンすると、すぐに渡辺の後ろについてスリーパーホールド! 何とか粘る渡辺だったが、飛猿のスリーパーはガッチリと入っており、渡辺がタップ。飛猿が1分ジャストの試合タイムで一本勝ちを収めた。学生時代に器械体操部だった飛猿は、コーナーポストから喜びのバック宙返りを披露した。


▼第6試合 フェザー級 2011年度新人王決定トーナメント準決勝 5分2R
○田中路教(リバーサルジム横浜グランドスラム)
一本 1R3分9秒 ※三角絞め
●小蒼卓也(スカーフィスト)

▼第5試合 バンタム級 5分2R
○斉藤健史(K’zFACTORY)
KO 2R43秒 ※バスター
●石神保貴(和術慧舟會東京本部)

▼第4試合 ライト級 5分2R
○鈴木淑徳(パラエストラ松戸)
判定2−0 ※20−19、19−19、19−18
●中村憲輔(和術慧舟會AKZA)

▼第3試合 バンタム級 5分2R
○亀井達郎(パラエストラ広島)
判定3−0 ※3者とも20−18
●小泉慶嗣(和術慧舟會東京本部)

▼第2試合 フェザー級 5分2R
○丸井憲一郎(Clube de Jiu-JItsu)
判定3−0 ※3者とも20−18
●石橋佳太(和術慧舟會Duro)

▼第1試合 フライ級 5分2R
○大和(総合格闘技道場BURST)
判定2−0 ※20−18、19−19、20−18
●友澤貴仁(AACC)

▼オープニングファイト第3試合 ウェルター級 2011年度新人王決定トーナメント2回戦 5分2R
○小野寺裕也(サイトー會館)
一本 1R1分33秒 ※スピニングチョーク
●フォアマン(和術慧舟會東京本部)

▼オープニングファイト第2試合 バンタム級 2011年度新人王決定トーナメント2回戦 5分2R
○萩原幸太郎(パラエストラ八王子)
判定2−0 ※20−19、20−19、19−19
●横山☆三等兵(総合格闘技道場BURST)

▼オープニングファイト第1試合 フライ級 2011年度新人王決定トーナメント2回戦 5分2R
○SHOTA(総合格闘技道場STEAM)
一本 2R3分43秒 ※フロントチョーク
●ニトロ・バンコ(讃州四心会)

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