過激なルールと武道性を重視した格闘技大会がスタート! 28日(日)大阪・住吉区民センター大ホールにて『第1回PRO-KARATE達人』が開催された。
この大会はバンテ―ジを着用しない素手の状態で、蹴り、肘打ち、道着を掴んでの打撃技だけでなく、投げや立ち関節、倒れた相手への極め突きを認め、さらには頭突き、金的攻撃も有効というルールで開催された格闘技大会。
過激なルールではあるが試合の合間に演武を挟み“礼にはじまり、礼におわる”武道性を重視した厳かな雰囲気の中、全6試合・エキシビションマッチが行われた。
大会のメインイベントは数々の格闘技大会に出場し、経験豊富な谷口聡(理心塾)とミャンマーでもラウェイ国際戦の経験もある陣川弘明(和術慧舟會本部)が対戦。試合は経験に勝る谷口が頭突きとヒザ蹴りを有効に使い、2R2回目のダウンで倒れた陣川を谷口が極め突きで攻め、レフェリーが試合を止めた。なお次回大会は来春の開催を予定している。
PRO-KARATEDO連盟
「第1回PRO-KARATE達人」
2011年8月28日(日)大阪・住吉区民センター大ホール
情報・写真提供:PRO-KARATEDO連盟
<全試合結果>
▼メインイベント(第6試合) 70kg契約
○谷口 聡(理心塾)
KO 2R ※倒れた相手への極め突き
●陣川弘明(和術慧舟会総本部)
▼セミファイナル(第5試合) 85kg契約
○野本正幸(内田塾)
KO 2R ※パンチ
●若林信人(理心塾)
▼第4試合 72kg契約
○西村圭生(理心塾)
TKO 1R ※パンチによるレフェリーストップ
●毛利巨樹(義道会館)
▼第3試合 無差別級
△山下敦央(内田塾)
引き分け
△池野營司(池野道場)
▼第2試合 92kg契約
○奥田道仁(昇気館)
TKO 2R ※ラウンド開始時にレフェリーストップ
●西村哲男(日本拳法)
▼第1試合 59kg契約 ※金的有り
○RISING一治(誠至会)
TKO 1R ※ヒザ蹴りによるカット
●高橋直弘(高橋道場)
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