▲UKF新王者となった(左から)十二林稔、勇児、ユウ・ウォーワンチャイ、阿部雅俊、阿修羅
アールズエンタープライズ
「梶原一騎25回忌追悼記念 新☆四角いジャングル
〜ミスター格闘技降臨!!〜もうひとつのキック魂(ガッツ)」
2011年9月3日(土)東京・新宿FACE
開場16:45 開始17:30
※オープニングマッチは17:15より開始
▼メインイベント2(第9試合) UKFキックボクシングインターナショナルフェザー級暫定王者決定戦 3分5R
○十二林稔(HOSOKAWA/MA日本フェザー級王者)
判定3−0 ※50−46、50−46、50−45
●片岡広樹(ダイケン/MA日本スーパーフェザー級8位)
※十二林が暫定王者に
本来メインイベントで行う予定だったUKFキックボクシングインターナショナルのタイトルマッチ、王者テープジュン・サイチャーン(真樹ジムAICHI)vs挑戦者・十二林の一戦は、テープジュンが負傷(左母指伸筋腱損傷・全治2カ月)のために欠場。
テープジュンの代替選手として、片岡が出場し、十二林と暫定王座を懸けて激突した。
1R、右ローからフックと上下に散らすコンビネーションで前進する十二林。右ストレートがクリーンヒットし、片岡は一気に後退。十二林はラッシュを仕掛け一気に詰める。片岡は防戦一方になる場面もあり、十二林が有利。
2R、左ジャブ、右ストレートの十二林。下がる片岡に十二林のパンチがヒット。右ミドル、左右フックと十二林の手数は多く、勢いはそのまま。
3Rには、片岡がコーナーに詰められ連打をもらう。十二林は右ストレート、右ミドルと散らす攻撃。片岡も左右フック、ストレートとパンチを返すが決定打はない。
4R、十二林は右ミドルで飛び込みながらワンツーで下がらせる。片岡もミドルを返していくが、完全に十二林の勢いに飲まれている。5Rには、手数の減らない十二林がガンガン前に出てロー、ミドル、ワンツーで押し込む。下がりながらもパンチ、ミドルを返す片岡だが挽回まではいかない。十二林がフルマークの判定勝利を収め、二冠王となった。
▼メインイベント1(第8試合) UKFキックボクシングインターナショナルフライ級王座決定戦 3分5R
○ユウ・ウォーワンチャイ(=大田原友亮/B-FAMILY NEO/UKF日本同級王者)
判定3−0 ※49−48、49−48、48−46
●アピデット(タイ/ロットバーンソムゲットトラン)
※ユウが王者に
タイを拠点とし、ムエタイの二大殿堂・ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムを主戦場とする、大田原兄弟の兄ユウは、昨年10月のUKFキックボクシング日本フライ級王座決定戦で勇児(HOSOKAWA)との激戦を制し、14歳3カ月という日本最年少でキックボクシング日本王者となった。7月のホームリング「B-FAMILY NEO」の興行ではサターンムアンレック・ウィンディースポーツジム(タイ)に判定負けを喫してしまい、今回が再起戦となる。
対戦相手のアピデットは98戦85勝12敗の戦績を持ち、K-1創成期の頃に活躍した、チャンプア・ゲッソンリット、サダウ・ゲッソンリットが所属していたゲッソンリット提携ジム所属の選手。セコンドには、ベン・ゲッソンリット会長がつく。
強烈な左ハイ、左ストレートを見せるアピデットに対し、ユウは右ローを主軸に有利に攻めていたが、4Rに前蹴りに合わせられた左ストレートでダウンを喫してしまう。挽回を見せようとユウはフル稼働!
アピデットをコーナーに詰めてパンチの連打で追い込む。5Rには、ムエタイ特有の流しに入ったアピデットに構うことなく、ユウが連打で攻めKO寸前。完全に仕留めることは出来なかったが、ユウが逆転の判定勝利で二冠王となった。
▼セミファイナル(第7試合) UKFキックボクシング日本スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
○阿部雅俊(PCK連闘会/MA日本同級3位)
判定3−0 ※三者とも50−46
●竹本壽晴(龍生塾)
※阿部が王者に
序盤はお互いにローの蹴り合いで単発の攻撃を出し合う。流れを変えたのは、阿部のこつこつと決めていた左ボディ。スタミナを削られ前に出られなくなった竹本に対し、3Rには阿部がパンチ、ヒザのラッシュで追い込む。
4Rには左ボディ連打。防戦一方の場面を見せる竹本は5Rにはスタンディングダウンを喫してしまう。判定で阿部が勝利し、所属ジムのPCK連闘会に2本目のUKFタイトルが渡った。
▼第6試合 UKFキックボクシング日本スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
○阿修羅(PCK連闘会/MA日本同級5位)
判定3−0 ※50−45、50−46、49−47
●祥汰(Team S.R.K)
※阿修羅が王者に
序盤からお互いに手数を出し合う展開。3Rには阿修羅がUKFでは反則となる蹴り足掴んでの攻撃でイエロー(注意)が言い渡される。祥汰はワンツーからミドル、ハイと蹴り技を上下に散らす攻撃。
後半になると、リーチのある阿修羅のパンチがヒットし祥汰は大きく後退。顔面前蹴りからパンチの連打で祥汰がスタンディングダウンを喫する。これが勝負の別れ目となり、阿修羅が判定勝利した。
▼第5試合 UKFキックボクシング日本フライ級王座決定戦 3分5R
○勇児(HOSOKAWA/MA日本同級1位)
TKO 5R2分58秒
●TSUKASA(習志野/MA日本同級7位)
※勇児が王者に
勇児が序盤から主導権を握る。1Rには接近戦を仕掛け、左フックでいきなりダウンを奪う。2Rにも、右ハイ、左ローからのラッシュで2度目のダウン! 4Rにはスタミナ切れのTSUKASAに対し、勇児の前蹴り、ローと蹴り技が面白いように捉える。5RにはパンチでTSUKASAにガードを上げさせ、ロー、ミドル。2度のスタンディングダウンを奪い、勇児がTKO勝利を収めた。
▼第4試合 UKFキックボクシング日本ジュニア48kg級王座決定戦 2分3R
○熊井亮介(Y’ZD)
判定3−0 ※30−28、29−27、29−28
●増田稜矩(WKA 大瀧塾)
※熊井が王者に
▼第3試合 UKFキックボクシングルール 60kg契約 3分3R
○晃希(Team S.R.K)
判定2−0 ※29−29、30−28、30−28
●冨田健祐(真樹ジムAICHI/MA日本ライト級2位)
▼第2試合 UKFキックボクシングルール スーパーライト級 3分3R
○堤価月(JTクラブ)
判定3−0 ※29−26、30−26、29−26
●塩澤大地(渡辺)※デビュー戦
▼第1試合 UKFキックボクシング日本ジュニア32kg級王座決定戦 2分3R
△福田真斗(キング・ムエ)
ドロー 判定1−0 ※29−29、29−29、29−28
△鈴木笑ノ輔(真樹ジムAICHI)
▼オープニングマッチ フルコンタクト空手ルール
−篠原 肇(錬武舘 上尾道場)
勝敗なし
−中山 海(WKA 大瀧塾)
▼オープニングマッチ フルコンタクト空手ルール
−荒井靖久(白龍)
勝敗なし
−堀江正高(誠心会館)
▼オープニングマッチ 女子キックボクシングエキシビション 2分1R
−高橋美優美(白龍)
勝敗なし
−関口朗子(Team S.R.K)
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