パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年9月4日(日)東京・ディファ有明
開場14:30 開始16:00
観衆=1,800人(満員)
▼第5試合 アテナルール 無差別級(70kg以下契約)5分3R
△中井りん(修斗道場 四国/VALKYRIE初代無差別級女王)
ドロー 判定1−1 ※29−28、29−29、28−29
△ダニエル“The Curse”ウェスト(イギリス/PANCRASE LONDON)※初参戦
パンクラスのリングに3年ぶりに復帰する“爆・ニューヒロイン”中井は柔道をバックボーンに、2006年10月1日にパンクラスでプロデビューし、現在まで10戦10勝無敗。昨年11月28日にはトーナメントを制してヴァルキリー初代無差別級チャンピオンの座に就いた。
対するダニエルは本来3月11日の『JEWELS12th RING』で来日しエスイ(モンゴル)と対戦予定だったが、東日本大震災の影響で大会自体が中止となっていた。グラップラーでありながらパワフルな打撃も併せ持っているという。
1R、大振りのフックを交錯し合う両者。ダニエルの右フックがクリーンヒットし、中井は後方に大きく吹っ飛びダウン! ダニエルは中井を押さえ込みながらパウンドを打つ。耐える中井は立ち上がり、スタンドで再び打ち合いへ。両足タックルを決めた中井がテイクダウンに成功。腕十字の体勢にいき、ダニエルの腕は伸びるも極めきれない。
難を逃れたダニエルは、中井の足をキャッチしアンクルホールド。足を引っこ抜く形で逃げた中井は再び上のポジションを取り、アームロック。そして腕十字の体勢へ。起き上がるようにしてこれを外したダニエル。再びスタンドからスタートする。差し合いからテイクダウンし、中井が上を取ったところでゴング。
2R、ダニエルの強烈なパンチが中井の顔面を襲う。食らいながらも中井は組み付くと力任せにテイクダウン!
アームロックを狙う中井だが、耐えるダニエル。マウントポジションを奪った中井はマウントパンチで畳みにかかる。ダニエルは立ち上がったものの、中井がテイクダウンし、ここでも腕十字を極めにいったが終了のゴング。
3R、打撃戦を避けたい中井に対し、ダニエルは突き放すパンチ。何発もストレートが中井の顔面を捉える。肩で息をし、スタミナ切れで前に出られない中井に対し、完全に主導権を握ったダニエル。一度は中井がテイクダウンしたが、ダニエルは足関節で反撃。立ち上がって打撃でコーナーに追い込むと、下になった中井にパウンドの雨を降らせたところでゴング。判定はドロー。連勝記録はストップし、落ち込む中井だったが、試合後にはサイン&握手会を行い大盛況となった。
▼第4試合 ウェルター級 5分2R
○鈴木槙吾(ALLIANCE/同級7位)
一本 1R4分1秒 ※ヒールホールド
●山崎昭博(SUBMIT静岡/修斗環太平洋ミドル級4位)
“パンクラスvs修斗”のランカー対決! 山崎は昨年9月にパンクラスに初参戦し、鳥生将大(=とりゅう・まさひろ/パンクラスism)にハイキックによるKO負けを喫したが、7月の2戦目では長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA)を1RKO。山崎がこのまま2連勝するのか、それとも鈴木が食い止めるのか?
1R、強烈な右ストレートから組み付く鈴木が山崎をテイクダウン。一度は立ち上がった山崎だったが、再びテイクダウンされる。山崎は下からアンクルホールド。すると鈴木がヒールホールドで反撃。これがガッチリと極まり、鈴木が快勝した。
▼第3試合 フェザー級 5分2R
○高藤正和(高田道場/同級6位)
不戦勝
●沼尻 健(フリー/DEEPフューチャーキングトーナメント2009優勝)
▼第2試合 アテナルール ミニマム級(-45.4kg) 5分2R
△大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
ドロー 判定1−0 ※20−19、20−20、20−20
△永易加代(パラエストラ広島)※初参戦
▼第1試合 スーパーフライ級 5分2R
○安永有希(東京イエローマンズ/2011年同級NBT優勝、同級3位)
TKO 1R4分45秒 ※レフェリーストップ
●石井俊光(和術慧舟會TIGER PLACE)※初参戦
▽本戦第1部
▼第2試合 ライト級 5分2R
○平山敬悟(パラエストラ八王子)
TKO 1R1分20秒 ※レフェリーストップ
●冨樫良介(ALLIANCE)
▼第1試合 スーパーフライ級 5分2R
○島袋 力(CORE)
判定3−0 ※三者とも20−18
●山中 剛(和術慧舟會TLIVE)
▼パンクラスゲート第7試合 ウェルター級 プロ昇格トーナメント決勝戦 5分1R延長3分
○西川純也(GRABAKA)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●ルクク・ダリ(吉田道場)
▼パンクラスゲート第6試合 ライト級 プロ昇格トーナメント決勝戦 5分1R延長3分
○原 昭仁(坂口道場)
判定2−0 ※10−9、10−10、10−9
●金子健作(パラエストラ東京)
▼パンクラスゲート第5試合 フェザー級 プロ昇格トーナメント決勝戦 5分1R延長3分
○若松史朗(GRABAKA)
判定3−0 ※三者とも10−9
●深澤駿(パラエストラ八王子)
▼パンクラスゲート第4試合 バンタム級 プロ昇格トーナメント決勝戦 5分1R延長3分
○CORO(和術慧舟會TLIVE)
一本 2R1分33秒 ※フロントチョーク
●田村裕之(SKアブソリュート)
▼パンクラスゲート第3試合 ミドル級ワンマッチ 5分2R
△ジョシュア・ロビンソン(ロデオスタイル)
ドロー
△鈴木敏和(GRABAKA)
▼パンクラスゲート第2試合 フェザー級ワンマッチ 5分2R
○中島太一
TKO 1R4分53秒 ※グラウンドのパンチ
●高津 庸(目黒武道研究会)
▼パンクラスゲート第1試合 バンタム級ワンマッチ 5分2R
○北郷祐介(和術慧舟會TIGERPLACE)
TKO 1R2分6秒 ※グラウンドのパンチ
●風間ルミ(GRABAKA)
★メイン(タクミvs鹿又智成)から第6試合(小谷直之vs井上克也)はこちら
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