▲小又が右ミドルでダウンを奪い、TKO勝ち
蹴拳プロモーション
「蹴拳 III」
2011年9月25日(日)東京・大森ゴールドジム
開場15:00 開始15:30
▼第9試合 メインイベント WPMFミドル級 3分3R延長1R
○小又大貴(エスジム/同級日本王者)
TKO 2R1分37秒 ※右ミドル
●ジャロ・ブラックパンサー(ギニア/ボスジム/元J-NETWORKミドル級7位)※ママドゥ・サリュー・ジャロから改名
小又は昨年12月藤原祭りで行われたWPMF日本ミドル級王者決定戦で我龍真吾(ファイティングマスター)を破り、新王者に。しかし、その後の宮本武勇志(治政館)戦ではドロー、モハメド・ディアビー(フランス)戦では判定負けを喫しており、今回が再起戦となる。
対するジャロは、“ボスジムの秘密兵器”といわれ、かつてママドゥ・サリュー・ジャロのリングネームで活躍した元J-NETWORKミドル級のランカー。2004年に行われたJ-NETWORKミドル級王座決定トーナメントでは、無敗の快進撃を続けていたことから優勝候補として注目を集めていた。
パンチの源である広背筋の異常な盛り上がりに、ハードパンチャーを予感させるジャロ。小又はミドルやローを上下に打ち分けるのを得意としており、ジャロのパンチvs小又のミドル・ローという試合展開が予想される。
1R、左右のローを打ち分ける小又は、これを徹底していく。ジャロはワンツー、左右フックを振り回していく。ジャロのパンチに臆することなく、小又は中盤以降から右ローをバンバン打ち、下から崩しにかかる。
2R、小又が右ローを打つと、ジャロも右ローを返す。開始から10秒、互いに右ローの蹴り合いとなっていく。パンチ主体だったジャロは、ここでロー主体にチェンジするかと思いきや、セコンドから「右クロス!右クロス!」の指示に呼応。右フックを多用していく。1Rに引き続き、右ローを打っていく小又は、時折右ミドルを加えていくが、右ローが多い。
3R、右に左にローを打ち続ける小又。徐々に下がり始めるジャロを小又が追い、強烈な右ミドル! 快音が鳴り響く場内からどよめく声が上がる。小又が首相撲を仕掛け、ジャロもこれに付き合うが、すぐにブレイクがかかる。
小又が前に出てプレッシャーをかけて右ミドルを打つと、これがジャロのわき腹にめり込み、ダウンを奪う。何とか立ったジャロだが、追い打ちをかけるかのように小又は右ミドルを打つ。これをガードしたジャロだが、ダウンを奪われた右ミドルが効いていたのか、うずくまってしまい、レフェリーはダウンを宣告。
カウントが進むも、立ち上がる様子がないと判断したレフェリーはカウントの途中でストップ。復帰戦を白星で飾ることに成功した。
<その他の試合結果>
▼第8試合 セミファイナル WPMF日本ルール 78kg契約 3分3R
△工藤勇樹(エスジム/WPMF日本クルーザー級10位)
ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△真山友則(エイワスポーツジム)
▼第7試合 オヤジファイト 73kg契約 2分2R
△柴田幸浩(ラジャサクレックジム)
ドロー 判定1-0 ※20-19、19-19、19-19
△古川 豊(エイワスポーツジム)
▼第6試合 WPMF日本ルール ウェルター級 3分3R
○星野伸之(エスジム)
判定2-0 ※30-28、30-28、29-29
●宮下郁夫(躾術会館)
▼第5試合 WPMF日本フェザー級 3分3R
○津橋雅祥(エスジム)
KO 2R2分31秒 ※パンチ連打
●大橋正芳(レンジャー品川ジム)
▼第4試合 WMF日本ルール フェザー級 3分3R
○藤田直樹(エスジム)
判定3-0 ※三者とも29-28
●眞鍋京介(エイワスポーツジム)
▼第3試合 WPMF日本ルール スーパーバンタム級 3分3R
○大釜広路(ASSHI-PROJECT)
判定2-0 ※30-29、30-29、29-29
●小林 優(クロスポイント吉祥寺)
▼第2試合 WPMF日本ルール フライ級 3分3R
○鈴木拓麿(エスジム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●岩越清雅(Kingdam Kick)
▼第1試合 WPMF日本ルール フライ級 3分3R
○高木飛雄馬(エスジム)
TKO 2R2分34秒 ※右ヒザ→ドクターストップ
●小嶋勇貴(NFG)
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