ガッツマンプロモーション
「SHOOTING DISCO 16〜Regeneration〜」
2011年10月1日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00
▲塙がスタンドのパンチを効かせたあと、グラウンドでのパンチで高橋をKO
▼メインイベント(第12試合)バンタム級 5分3R
○塙 真一(パラエストラ小岩)
KO 2R2分10秒 ※スタンドのパンチ→パウンド
●高橋大児(フリー/世界同級8位)
2008年10月以降、修斗公式戦では2勝2分と無敗の高橋。現在は2連勝と波に乗っている。高橋と対戦する塙も今年6月に菅原雅顕に一本負けを喫するものの、それまでは4連勝を収めていた。実力者同士の一戦を制するのはどっちだ!?
1R、ガードをだらりと下げたり、前手の拳を下げて肘を上に上げたりと変則的な構え(右写真)を見せる塙。高橋は細かくジャブをついてタックルから組み付き、塙のボディにヒザ蹴りを入れる。距離が離れると塙は変則的な構えからカウンターの右ストレート、右ボディフック。高橋が両足タックルで塙に尻餅をつかせたところでラウンド終了となる。
2R、1Rと同じように変則的な構えを見せる塙。高橋は塙をコーナーまで下がらせて片足タックルからテイクダウン。マウントポジションを取られた塙だったが、ロープに体を預けながら立ち上がり、距離を取る高橋に細かいパンチの連打!
これで高橋がバランスを崩したところに、塙は鉄槌とパウンドを連打! 完全に高橋の動きが止まり、塙が見事なKO勝利を収めた。
試合後、変則的な構えについて「あの構えはある人に教えてもらったもので、高橋選手対策として練習していました。高橋選手はパンチからのタックルが上手くて、両手のガードを上げたままにしていると自分の動きが固まってタックルに対応できなくなるので、ああいう構えが有効かなと。
最初は違和感もあったんですけど、かなり練習をやりこんだんで試合でも出せたと思います」と説明した塙。「あくまで高橋選手対策でやった構えですが、これから微調整して使うかもしれません」と自身のスタイル変化についても語った。
▲試合時間わずか9秒で井上が豪快なKO勝利を収めた
▼セミファイナル(第11試合)ミドル級 5分2R
○井上雄策(PUREBRED川口REDIPS/2010年同級新人王)
KO 1R9秒 ※右フック
●ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸/2009年ライトヘビー級新人王)
ここまでプロではシュートボクシングやトリビュレートの試合も含め8戦8勝の井上。今回は一昨年の新人王であるジャイアン貴裕との対戦だったが、1R開始直後、ジャブで距離を詰めようとする貴裕に井上の右フックがもろに直撃! 貴裕はこの一発で崩れ落ち、井上がわずか9秒でのKO勝利!
試合後、マイクを持った井上は「これで僕はプロ9戦全勝なんですけど、あんまり注目されてないんで、もっと注目して下さい!」と笑いを交えてのマイクアピールを見せた。
▲偶発性のバッティングで試合が終了、優勢ポイントで粕谷(右)が決勝へ
▼第10試合 ウェルター級 2011年度新人王決定トーナメント準決勝 5分2R
−粕谷優介(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
テクニカル判定0−0 ※3者とも19−19
−coBa(SHOOTO JAM WATER)
※偶発性のバッティングにより両者が出血、2R23秒までの判定
※トーナメント規定により優勢ポイント3−0で粕谷が決勝進出
1R、パンチで前に出て行く粕谷に対してカウンターのヒザ蹴りを狙うcoBa。これで粕谷のボディをとらえ、粕谷は構えをサウスポーにスイッチして左ミドル。
組み付いてグラウンドでバックを取るとスリーパー! しかしcoBaもしっかりとそれをディフェンスし、粕谷の腕を両脇に挟んで粕谷の自由を奪う。
2R、coBaがパンチとヒザ蹴りで前に出ると、ここで偶発性のバッティングが発生し、両者が目の上をカット! どちらも傷口から大量の血が噴き出し、ドクターチェック後に試合がストップ。
偶発性のバッティングにより、試合ストップ時までのテクニカル判定となったが、ジャッジ3者とも19−19で差はなし。
トーナメント規定による優勢ポイント3−0で粕谷が決勝進出を決めた。この試合の公式結果は試合ストップ時点までのテクニカル判定0−0のドローとなる。
▲潤(下)が鮮やかな関節技で阿藤に一本勝ち
▼第8試合 フライ級 2011年度新人王決定トーナメント準決勝 5分2R
○潤鎮魂歌(じゅん・れくいえむ/チーム武士)
一本 1R1分34秒 ※腕ひしぎ十字固め
●阿藤リトル(GUTSMAN・修斗道場)
1R、パンチの攻防でバランスを崩した潤だったが、すぐに立ち上がって阿藤をテイクダウン。阿藤の上体を押さえてパスガードすると、サイドポジションからパンチを落として三角絞め。
逃げようとする阿藤の動きに合わせて三角絞めから腕十字に切り替え、潤が鮮やかな一本勝ちを収めた。
▲スタンド・グラウンドでも有利に試合を進め、アームロックを極めた加藤
▼第7試合 ライト級 2011年度新人王決定トーナメント準決勝 5分2R
○加藤忠治(リバーサルジム横浜グランドスラム)
一本 1R4分26秒 ※アームロック
●稲葉 聡(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
1R、パンチに合わせて組み付いた加藤が稲葉をテイクダウン。立ち上がる稲葉の後ろについて、スタンドの状態からパンチとヒザ蹴りを入れる。
そして加藤が再び稲葉をテイクダウンすると鋭いパンチを連打!
稲葉もこれに耐えて何とか立ち上がる。加藤のローブローで試合が中断したあと、加藤は稲葉に組み付いて引き込みながらアームロック! これが極まり、加藤が稲葉からタップを奪った。
▼第9試合 ライト級 5分2R
△西野英紀(GUTSMAN・修斗道場)
判定1−0 ※19−19、19−19、20−18
△廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
▼第6試合 ライト級 5分2R
○鷹島大樹(GUTSMAN・修斗道場)
判定3−0 ※20−19、20−19、20−18
●鈴木淑徳(パラエストラ松戸)
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○井島裕彰(GUTSMAN・修斗道場)
判定3−0 ※3者とも20−18
●高野祥之(シューティングジム八景)
▼第4試合 フェザー級 5分2R
○木暮 聡(リバーサルジム東京スタンドアウト)
一本 1R54秒 ※腕ひしぎ十字固め
●HAMAJI(clube de jiujitsu)
▼第3試合 ライト級 5分2R
○河野啓太(GUTSMAN・修斗道場)
一本 2R2分9秒 ※フロントスリーパー
●藤田ブロディー(パラエストラ松戸)
▼第2試合 フェザー級 5分2R
○佐久間健太(パラエストラ柏)
判定2−0 ※20−18、19−19、20−19
●岡田秀人(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
▼第1試合 ウェルター級 5分2R
○鈴木ジン(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
一本 1R3分18秒 ※三角絞め
●佐久間博彰(マッハ道場)
|