▲9戦無敗のままJ-NETWORKウェルター級王者になった大竹将人
J-NETWORK
「TIME to CHANGE the KICK by J-SPIRIT FINAL」
2011年10月16日(日)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
▲ムエタイスタイルの大竹(右)は右ミドルで試合の主導権を握る
▼メインイベント(第14試合) J-NETWORKウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○大竹将人(TARGET/同級2位・挑戦者)
判定3−0 ※三者とも50−47
●笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/王者)
※大竹が新王座に就く。笹谷は初防衛に失敗。
昨年10月に王者となり、現在は4連勝中の笹谷。対する大竹はTARGETに入門するまで運動経験ゼロだったにも関わらず、プロデビュー後は8戦8勝と無敗のまま、タイトル挑戦権を獲得した“超大型ホープ”だ。
1R、サウスポー笹谷に対して右ミドルを蹴って前に出ていく大竹。笹谷は細かいパンチのフェイントを入れて右フック、左ミドル、奥足へのローキックを返す。
2Rも大竹が右ミドルを蹴って前に出て、笹谷がそこに奥足ロー、ヒジ打ちを狙うという展開が続く。
3R、笹谷が左ストレート、右フック。一気に手数を増やしていくが、大竹は首相撲から笹谷のボディに強烈なヒザ蹴り、そしてヒジ打ち! これで笹谷の動きが止まり、逆に大竹が右ミドル、ヒジ打ちとヒザ蹴りで笹谷を攻め込む!
4R、完全に試合のペースを掴んだ大竹が首相撲からのヒジ・ヒザ蹴り! 5Rに笹谷がバックブロー、左ボディで反撃を試みるが、大竹は飛びヒザ蹴り、ヒジ・ヒザ蹴り、そして強烈な右ミドルで笹谷を攻める。
大竹優勢のまま試合が終わり、判定は三者とも50−47で大竹! 大竹がプロ無敗のままチャンピオンベルトを巻いた。
▲接戦を制した水原(右)がスーパーバンタム級王座を統一した
▼セミファイナル(第13試合) J-NETWORKスーパーバンタム級王座統一戦 3分5R延長1R
○水原弘暁(光ジム/NPO JEFA/王者)
判定2−1 ※49−47、48-50、50−48
●炎出丸(=ひでまる/クロスポイント吉祥寺/暫定王者)
※水原が王座統一、初防衛に成功。
昨年6月にスーパーバンタム級王座決定戦で対戦している両者。この時は水原がTKOで勝利を収めているが、その後は1勝3敗と結果が出ていない。一方の炎出丸は今年に入り3勝1敗と波に乗っており、6月には暫定王座も獲得した。
1Rはお互いにパンチとローを出す静かな展開でスタート。2Rも同じような展開が続き、水原が右ストレートからハイキックを狙い、炎出丸は水原の攻撃をブロックして右ミドルを蹴り返す。
3R、右ミドルを蹴って前に出る炎出丸。水原はそこに右ヒジ、右ストレート、パンチから右ローにつなげる。炎出丸は左のヒザ蹴りから水原に組み付いて首相撲に持ち込む。
4R、水原が右ハイキック、そしてヒザ蹴り。炎出丸はそれを受けて首相撲に持ち込んでヒザ蹴り。水原もそれをディフェンスして、右ヒジ、バック回転ヒジも狙う。
5R、炎出丸が前に出て首相撲に持ち込むが、水原はそれをヒジ打ちで迎え撃つ。すると炎出丸もヒジ打ちを返し、スリリングな攻防が続く。ここで試合終了となり、判定は2−1で水原!
スプリット判定ながら水原が炎出丸に競り勝ち、王座統一&タイトル防衛に成功した。
▲延長戦までもつれ込んだが、青津(左)が祐太(右)を振り切った
▼第12試合 ライト級 サバイバルマッチ1
○青津潤平(NPO JEFA/元同級暫定王者・同級1位)
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●DYNAMITE祐太(TEAM Liquid Fist/同級4位)
※本戦は29-28、29-29、29-29
昨年8月に黒田アキヒロとの王座統一戦に敗れ、正規王座の獲得はならなかった青津。しかし今年に入りKrushのリングで後藤勝也、TURBOを下して2連勝を収めている。
対する祐太は昨年12月のKrush王座決定トーナメントで上松大輔をKOし、注目を集めたハードパンチャー。しかしその後は2戦2敗と結果を残していない。
1R、インロー、左ミドルを蹴る祐太。青津はジャブを突いて、前蹴りと右ロー。祐太はそこに右フックを強振して前進! ジャブ、左フック、そして右フックで青津の動きを止める。
2R、青津の前足に左右のローを蹴り、右のパンチにつなげる祐太。しかし青津も左フックを返して左右のヒジ打ちを狙う。3Rに入ると、祐太がジャブと左フック。青津は左フック、左ヒジ、右ロー。右のパンチで前に出る祐太だが、青津もヒジ打ちとバックキックを返す。
本戦の判定はジャッジ1名が29−28で青津を支持したものの、残り2名は29−29のドローとし、試合は延長戦へ。延長R、ジャブを突いて右ストレートで前に出る祐太。しかし青津もジャブを返して、左ヒジ、左のヒザ蹴り!
祐太も必死に前に出るが、青津が手数で祐太を上回る。延長ではジャッジ三者とも10−9で青津を支持し、青津が祐太との熱戦を制した。
▼第11試合 フェザー級 サバイバルマッチ1
○小山泰明(建武館/同級3位)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-29
●大西晃樹(フォルティス渋谷/同級1位)
▼第10試合 ヘビー級 3分3R
○古田太一(アイアンアックス/同級1位)
KO 1R1分56秒 ※左ヒザ蹴り
●若翔洋(フリー)
▼第9試合 バンタム級 3分3R ※ヒジあり
△嶋田将典(猛男ジム)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-28、29-29
△大原キヨカズ(レグルス池袋/同級1位)
▼第8試合 スーパーライト級 3分3R ※ヒジあり
○ハーヘン・エスジム(タイ/エスジム/元ルンピニースタジアム認定バンタム級10位)
KO 1R2分59秒 ※右ローキック
●リョウタ(天空・藤)※備前勝利から改名
▼第7試合 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり
○木村健太郎(サバーイ町田/同級5位)
TKO 3R52秒 ※レフェリーストップ
●岡田有晃(オーテック/元日本フェザー級1位)
▼第6試合 新人王決定トーナメント フェザー級決勝戦 3分3R延長1R
○篠原基宏(バンゲリングベイ・スピリット/unit-K)
延長R 判定3−0 ※3者とも10−9
●宮川翔太(TSX)
▼第5試合 新人王決定トーナメント ライト級決勝戦 3分3R延長1R
○仲峰シルビオ(和術慧舟會駿河道場)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−27
●ゾンビ島田(ボスジム)
▼第4試合 新人王決定トーナメント ウェルター級決勝戦 3分3R延長1R
○CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM)
延長R 判定3−0 ※3者とも10−9
●高橋和也(PHOENIX)
▼第3試合 フェザー級 3分3R
○鈴木優也(TSX)
判定3−0 ※3者とも30−28
●永井健太朗(Kick Box)
▼第2試合 ライト級 3分3R
○松野祐貴(NPO JEFA)
判定3−0 ※3者とも30−28
●藤良太郎(天空・藤)
▼第1試合 ミドル級 3分3R
○北斗拳太郎(ボスジム)
KO 1R2分19秒
●宝山力(新宿ジム)
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