DEEP事務局
「FIGHT FOR JAPAN
10th Anniversary DEEP 56 IMPACT」
2011年12月16日（金）東京・後楽園ホール
開場17：30　開始18：00

▲原田の指が偶発的に中村の目に入り、1Rまででの判定決着となった

▼第7試合　バンタム級　5分2R
○中村優作（総合格闘技スタジオSTYLE）
判定3−0
●原田ヨシキ（マッハ道場）
※偶発的な中村の負傷により1Rまでの判定

　1R、ガードの低い構えでステップを踏む中村。原田がローを蹴ると右ストレートを合わせる。ジリジリと前に出てプレッシャーをかける中村は原田の左ストレートを空振りさせて右フック！　この一発で原田がダウン！　中村はパンチを落とすが深追いはしない。

　試合がスタンドに戻ると、中村の右ストレートがヒット！　これを受けた原田が寝技に引き込むが、中村はそれに付き合わない。原田は飛びヒザ蹴り、ローやミドルを蹴るが、中村は原田のローに右フックを合わせて、ガードを固める原田に連打をまとめる。

　しかしここで原田の指が偶発的に中村の左目に入り、試合が一時中断。ドクターチェックとなり、中村には2分間のインターバルが与えられる。再開後、左ミドルを蹴る原田に右ストレートを狙う中村。中村は細かいフェイントを入れて、原田にプレッシャーをかける。

　ここで1R終了となるが、インターバル中のドクターチェックで、中村の視力が回復していないと判断され、試合がストップ。DEEPオフィシャルルールに基づき、1Rまでの判定決着となり、中村が勝利した。試合後、不完全燃焼の中村は「情けないです。すいません。もう一回、原田選手とやらせてください。お願いします」と悔しさをにじまるマイクでリングを降りた。

▼第6試合　無差別級　5分2R
○誠悟（TEAM東京CLUTCH）
KO　1R1分38秒　※左フック
●キム・チャンヒ（韓国/CMA KOREA）

　10月のDEEP CAGEでは壮絶な殴り合いを繰り広げたものの、惜しくも判定で敗れている誠悟。今大会では復活をかけて体重140kgの韓国ムエタイ王者チャンヒと対戦した。

　 1R、いきなり組み付いてアームロックを狙う誠悟。ブレイクになるとチャンヒが右ストレートから左ミドル、さらに飛びヒザ蹴り。誠悟も右ストレートから左フックを当てる。 ここから両者、足を止めての打ち合いとなったが、最後は誠悟がなぎ倒すような左フックでチャンヒをマットに沈めた。

▼第5試合　フェザー級　5分2R
○佐藤宗幸（蒼天塾）
判定3−0
●加藤友弥（BONDS）

　1R序盤から激しくパンチで打ち合う両者。佐藤が右のパンチで加藤を倒し、そのままマウントポジションを取るが、加藤もすぐに脱出する。ここから加藤は首相撲からヒザ蹴りで反撃。2Rもパンチで攻める佐藤と首相撲からヒザ蹴りを出す加藤という展開になったが、要所要所でテイクダウンを奪った佐藤が加藤を下した。

▼第4試合　ウェルター級　5分2R
○渡辺良知（AACC）
TKO　1R17秒　※レフェリーストップ
●窪田幸生（坂口道場一族）

　1R、サウスポーの窪田が一気にパンチで前に出て行くが、渡辺がパンチから右ハイキック！　この一発で窪田がバランスを崩し、渡辺がパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

▼第3試合　バンタム級　5分2R
○遠藤大翼（和術慧舟會駿河道場）
判定3−0
●寺田　功（ALLIANCE）

　1R、インローと左ミドルで距離を取る寺田。遠藤は寺田の左に右のパンチをかぶせて前進。ラウンド終了間際には遠藤が寺田をパンチで倒し、そのままパンチを打ち込む。2R、寺田はヒザ蹴りで反撃するが、遠藤がテンポ良くパンチを当てて、寺田に勝利した。

▼第2試合　ライト級　5分2R
○梶田高裕（GSB）
判定3−0
●大原樹里（KIBAマーシャルアーツクラブ）

　 1R、大原がリーチを活かしたジャブとミドルで距離を取るが、梶田が飛び込むような左フックを当てる。大原は首相撲に持ち込むが、梶田がそこにフックやアッパーを打ち込む。2R、大原の右ストレートとヒザ蹴りが梶田を捉えるが、梶田もパンチで前進！　テイクダウンにも成功し、梶田が大原から勝利をもぎとった。

▼第1試合　ライト級　5分2R
○福本よう一（和術慧舟會/頂柔術）
一本　1R4分49秒　※チョークスリーパー
●近藤秀人（マッハ道場）

　1R、福本がパンチから右ハイキック。両足タックルでテイクダウンを狙いながら、立ち上がろうとする近藤の動きに合わせてバックへ。福本はしっかりとバックをキープし、最後はチョークを極めてタップを奪った。






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