▲ザノリニ(右)が王座防衛、スギモト(左)が新王座に就いた
HEAT事務局
「HEAT20〜HEAT20回記念大会〜」
2011年12月17日(土)東京・ディファ有明
開場13:30 開始14:00
▲ザノリニ(左)が回転の速いパンチでスファンを下す
▼メインイベント(第10試合) HEATキックルール ミドル級タイトルマッチ 3分5R
○ダニロ・ザノリニ(ブラジル/志村道場/ブラジリアン・タイ/王者)
TKO 2R2分37秒 ※3ノックダウン
●イ・スファン(韓国/MOOVI GYM/挑戦者)
※ザノリニが2度目の防衛に成功
今大会で2度目の防衛戦を迎えたザノリ二。挑戦者のスファンは2010K-1MAX世界トーナメントに出場したこともある韓国の強豪で、我龍真吾、安廣一哉、尾崎圭司、小宮由紀博といった日本人ファイターからも勝利を挙げている。ザノリニが王座防衛に成功するか? それとも初参戦のスファンが王者となるか?
1R、サウスポーのスファンがジャブを突いて左ボディアッパーにつなげる。ザノリニは左フックから前に出て、スファンを下がらせて右のロングフック! これでザノリニがスファンからダウンを奪う。再開後、左フックから連打をまとめるザノリニ。スファンも左ボディ、左ミドルを蹴る。
2R、どんどんプレッシャーをかけて前に出るザノリニ。飛びヒザ蹴りから右ストレートを打って、スファンを下がらせて右フック! これでザノリニがダウンを奪う。試合が再開になるとザノリニは距離を詰めて左右の連打!
再び右フックを叩き込んでダウンを追加する。何とか立ち上がったスファンだが足元はフラフラ。スファンは一気にパンチの連打を浴びせて3度目のダウンを奪い、TKO勝利で2度目の防衛に成功した。
▲スギモト(右)がスピニングチョークで一本勝ちした
▼セミファイナル(第9試合) HEAT総合ルール ミドル級 4カ国4人 トーナメント決勝戦 5分5R
○エンリケ・スギモト(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
一本 1R2分24秒 ※スピニングチョーク
●キム・ウン・ス(韓国/TEAM ROOTS)
※スギモトがトーナメント優勝、初代ミドル級王座に就く
日本の久松勇二をKOしたウン・スとアメリカのデレック・ソートンに一本勝ちしたスギモトが決勝で激突。この試合の勝者にはHEAT総合ルールミドル級初代王座が与えられる。
1R、ウン・スの右ローをキャッチして組み付くスギモト。そのままウン・スを金網まで押し込んで、足をすくうようにしてテイクダウンを奪う。スギモトはサイドポジションからパンチを落としつつ、体を起こしたウン・スにスピニングチョーク! これがガッチリと極まり、レフェリーが試合をストップ。ウン・スはこの裁定に抗議したが、スギモトが一本勝ちでトーナメントを制し、初代ミドル級王者となった。
▲左フックでダウンを奪い、最後は右ハイキックでKOしたマグナム(左)
▼第8試合 HEATキックルール −88kg契約 ワンマッチ 3分3R延長1R
○マグナム酒井(士魂村上塾/MA日本ヘビー級王者)
KO 2R28秒 ※右ハイキック
●國吉(治政館/新日本キックボクシング協会ヘビー級1位)
1R、マグナムはジャブを突きながら右ロー。國吉がパンチで前に出てくるとブロック&前蹴りで突き放す。さらにマグナムは左右のローを蹴って左フックにつなげる。
2R、いきなりマグナムの左フックがヒットし、國吉がダウン! 何とか立ち上がった國吉だったが、マグナムは左フックから右ハイキック! この一発で國吉はダウンし、レフェリーが試合を止めた。
▲井上(右)がパンチとヒザ蹴りでKO勝利
▼第7試合 HEAT総合ルール ヘビー級ワンマッチ 5分3R
○井上俊介(吉田道場)
TKO 1R1分43秒 ※レフェリーストップ
●戦闘竜(チームファイティング・ドラゴン)
1R、井上が戦闘竜のパンチをブロックして右ロー。さらにジャブを突いて右ストレート! 首相撲からヒザ蹴りを連打して戦闘竜の動きを止める。最後は戦闘竜のバックについてテイクダウンし、パンチで試合を終わらせた。
▲左の蹴りでリョウをコントロールし、最後はヒザ蹴りで勝利したチャオ(右)
▼第6試合 HEATキックルール −58.5kg契約 ワンマッチ 3分3R延長1R
○チャオ志村(タイ/志村道場/元ルンピニースタジアムフライ級王者)
TKO 2R2分20秒 ※ドクターストップ
●リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/RISEフェザー級1位)
1R、サウスポーのチャオがインローと左ミドル。リョウもインローを蹴り返して、右ボディからパンチをまとめるが、チャオは左の蹴りでリョウを近付けさせない。2Rもチャオが蹴りと組んでからの崩しでリョウをコントロールし、リョウの顔面にヒザ蹴り! これでリョウが右目の上をザックリとカットし、ドクターが試合を止めた。
▲土肥(上)がパウンドでポンフェィを攻め込んだ
▼第5試合 HEAT総合ルール ライト級ワンマッチ 5分3R
○土肥正也(しんわトータルコンバット)
TKO 3R3分5秒 ※レフェリーストップ
●シュエン・ポンフェイ(中国/広州市泰拳武術倶楽部・演武堂)
1R、サウスポーの土肥が足を使って距離を取りながらロー。2Rになるとタックルでテイクダウンを奪うようになり、3R、テイクダウンからのマウントパンチで勝利した。
▲高萩(右)がパンチとヒザ蹴りを使って小澤をKO
▼第4試合 HEATキックルール ヘビー級ワンマッチ 3分3R延長1R
○高萩ツトム(チームドラゴン/RISEヘビー級5位)
TKO 2R2分48秒 ※3ノックダウン
●小澤和樹(Team Sudo/WPMF日本クルーザー級3位)
1R、細かいパンチから右ローにつなげる高萩。小澤も左フックのカウンターを狙うが、高萩もそれをディフェンスする。2R、高萩はパンチからローのコンビネーションで攻め、左ボディとヒザ蹴りで小澤のボディを攻める。そして左ボディからの連打でダウンを奪うと、ヒザ蹴り、ヒザ蹴りからのパンチでダウンを追加し、TKO勝利した。
▲釜谷(左)が見事な右ハイキックで7連勝
▼第3試合 HEAT総合ルール バンタム級ワンマッチ 5分3R
○釜谷 真(TEAM TOURI)
TKO 3R1分23秒 ※レフェリーストップ
●祖根寿麻(そね・かずま/志村道場)
1R、祖根にテイクダウンを奪われた釜谷だが、背中を見せて立ち上がりフロントチョーク。これを祖根に外されても、すぐにタックルで祖根をテイクダウンする。
2R、釜谷はジャブとハイキック。組み付いてテイクダウンを狙う祖根に対してフロントチョークを狙う。祖根はそれを外して釜谷を金網に押し込んでテイクダウンを仕掛ける。
3R、先にテイクダウンを仕掛ける釜谷。これは祖根に切られたものの、祖根の右ミドルにカウンターの右ハイキック! これが祖根の顔面を打ち抜き、祖根がマットに大の字! 釜谷が鮮やかな一発で勝利し、連勝を7に伸ばした。
▼第2試合 HEAT総合ルール ライト級 ワンマッチ 5分×3R
○チェ・ドンソン(CMA KOREA/亀尾MMAジム)
判定3−0
●中島太一(パラエストラ東京)
▼第1試合 HEAT総合ルール ウェルター級ワンマッチ 5分3R
○御子柴直司(極真会館)
判定3−0
●ドルジプレブ・ビヤンバドルジ(士道館モンゴル)
▼HEAT NEW AGE 総合ルール フェザー級ワンマッチ 4分2R
○竹内 稔(パラエストラ東京)
一本 1R1分33秒 ※フロントチョーク
●大樹サムランサック(アカデミア・アーザ)
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