B-FAMILY NEO
「Muay Thai WINDY Super Fight vol.10 2011 FINAL」
2011年12月18日(日)東京・新木場1srRING
開場15:40 開始16:00
▼メインイベント(第10試合) WINDY Super Fightフェザー級初代王座決定戦 3分5R
○ウィラポンレック・エクシンディコンジム(タイ)
TKO 3R終了時 ※レフェリーストップ
●晃希(こうき/Team S.R.K)
※ウィラポンレックが王者に
7月大会でWINDY Super Fightフェザー級王座挑戦権を獲得した晃希が今回王座奪取となれば、日本キックボクシング史上最年少での戴冠記録を更新したユウ・ウォーワンチャイ(=大田原友亮/B-FAMILY NEO)の14歳3カ月、藤鬥嘩裟(ふじ・つかさ)の15歳2カ月に次いで3番目の記録となる。晃希は9月に冨田健祐(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーライト級2位)、10月にはMASATO(ワイルドシーサー/MA日本バンタム級7位)といったMAランカーを立て続けに撃破し、デビューから4連勝中。5戦目で王座獲得なるか。
対するウィラポンレックは、ラジャダムナンやルンピニーで100戦以上の試合経験があるという17歳。ワイクルー(試合前の舞踊)では、ウィラポンレックは不適な笑みを浮かべており余裕を伺わせる。
1R、晃希が先制の右ハイ。そしてロープ際に詰めてパンチ連打から右ローも、ウィラポンレックは涼しい顔で左ストレートを返す。
晃希は右フック、左ボディ、右ローと上下に散らすコンビネーションで揺さぶりにかけるも、ウィラポンレックはパンチを強振し、首相撲でこかす。ワンツーに右ロー、右ミドルと手数の多い晃希だが、ウィラポンレックは全く怯むことなくパンチを返す。
2R、晃希が右ローを連打で決めると、先ほどまでプレッシャーをかけ続けていたウィラポンレックの足が止まる。
左足を引きずる動作まで見せ、効いているのは明らか。晃希は右ローだけでなく、パンチも交ぜて優位に攻める。
3R、先ほどの足のダメージが嘘のように、プレッシャーを強くかけるウィラポンレック。後退する晃希に強烈な左ボディストレート! 体を曲げる晃希は必死に耐える。
パンチだけでなく回転ヒジも交ぜ、ラッシュを仕掛けるウィラポンレック。晃希もパンチで応戦したが、ウィラポンレックの勢いは止まらない。ウィラポンレックのヒジで晃希は目じりをカットし、ドクターチェックが入る。再開後、ウィラポンレックの強烈なテンカオで、晃希はダウン寸前。3R終了のゴングが鳴らされ、救われた晃希だったが試合続行は不可能。レフェリーストップでウィラポンレックが勝利した。
▼第8試合 坊々樹杯 U-15国内最強決定戦 15,000バーツ賞金マッチ 43kg契約 2分5R ※ヒジあり
○福田海斗(キング・ムエ)
判定3−0 ※48−47、49−48、50−49
●トラ・ウォーワンチャイ(=大田原虎仁/B-FAMILY NEO/サマーパン・ムエタイスタジアム認定75ポンド級王者)
タイを拠点とし、現地で定期的に試合をこなしているムエタイブラザーズ”大田原兄弟の弟トラ。日本での試合は2月の福岡大会以来、約10カ月ぶりにWINDYのリングに上がる。対する福田は今年無敗を誇り、今ジュニアクラスで最も勢いがある選手。今年8月と11月には“打倒ムエタイ”を掲げ、タイで遠征試合を行っている。なお、この一戦は、主催者及びジム側、家族、そして当人同士の合意が得られたため、ヒジ打ちと顔面へのヒザ蹴りが全面解禁となったムエタイルールで争われる。
1Rから首相撲を仕掛けるトラ。福田は右ジャブをついて奥足への左ロー。ローを多用する福田に対し、徐々にダメージを蓄積していくトラは動きが鈍くなる。打ち合いではお互いにヒジを交ぜる。
3R、福田がプレッシャーを強くすると、トラは右ミドルを多用。福田は蹴り足をキャッチし、トラをこかすなど主導権を握っているのは明らか。
4Rには、福田が左ロー、右ストレート。トラはパンチ、首相撲を仕掛けるが、福田も首相撲で主導権を握らせない。5R、福田の左ロー、左ミドル。追い込まれるトラだったが、意地を見せパンチで猛反撃! 福田をコーナーに追い込み、トラがヒジも交ぜてラッシュを仕掛けたところでゴング。
判定3−0で福田が勝利し、U-15国内最強の称号を手に入れた。
▼第4試合 WINDY Super Fightインターナショナル40kg級初代王座決定戦 1分30秒5R
○アピシット(タイ)
判定2−1 ※49−48、48−49、49−48
●石井一成(リアルディール)
※アピシットが王者に
ジュニアとして初めて設立されたインターナショナル王座。9月23日のWINDY本興行、11月19日にTRIBELATEで追加の査定試合を実施し、選考の結果、“博多の悪ガキ”こと石井が王座挑戦権を獲得。スタミナとアグレッシブさが評価された上での選考結果となった。 対するアピシットは2月の福岡大会でトラ・ウォーワンチャイを倒している14歳。戦績は40戦30勝(4KO)9敗1分。
序盤から右ローを多用する石井。徐々にダメージを蓄積していくアピシットはローを嫌がり、首相撲を仕掛ける。石井は前蹴り、パンチで距離を取るも、4Rにはアピシットが更にプレッシャーをかけ前進。
いくら石井の攻撃をもらっても、アピシットは首相撲の体勢へと持っていく。成す術のない石井は完全に主導権を奪われ判定で敗れた。
▼セミファイナル(第9試合) 85kg契約 3分3R
○武来安(=ブライアン/上州松井/WPMF日本クルーザー級11位)
TKO 2R35秒 ※セコンドからのタオル投入
●TOM(フリー)
▼第7試合 スーパーバンタム級 3分3R
○MITSUKI(B-FAMILY NEO)
判定3−0 ※30−27、30−28、30−29
●今井拓二(KIX)
▼第6試合 70kg契約 3分3R
○祥魔+666(チームデビル)
TKO 1R52秒
●諒太(B-FAMILY NEO)
▼第5試合 62kg契約 3分3R
○雷電(フリー)
TKO 1R1分45秒
●友吾(フリー)
▼第5試合 67kg契約 3分3R
○KADOTA(RICE GATE)
KO 1R2分9秒
●出雲アラビアジム(アラビア)
▼第3試合 64kg契約 3分3R
○SATACHI(フリー)
判定3−0 ※三者とも29−28
●赤間和貴(B-FAMILY NEO)
▼第2試合 66.5kg契約 3分3R
○武田将孝(B-FAMILY NEO)
KO 2R52秒
●HITOSHI(Team S.R.K)
▼第1試合 55kg契約 3分3R
○つばさ(FIRCE)
TKO 1R2分59秒
●RYOJI(B-FAMILY NEO)
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