B-FAMILY NEO
「Muay Thai WINDY Super Fight vol.10 2011 FINAL(アマチュアの部)」
2011年12月18日(日)東京・新木場1srRING
開始10:15
年内最後のWINDYジュニアトーナメントが開催され、8階級で王者が誕生した。
まず、−55kg級では、王者決定戦として山浦翔(B-FAMILY NEO)と山田幸星(アラビアジム)が対戦。
→山浦翔(左)が山田幸星を下し、−55kg級王者に
キャリアで上回る山浦が左右のミドル、首相撲で優位に試合を組み立てる。2Rには、首相撲の連打でダウンを奪うおまけ付き。山浦が判定勝利で、王者に輝いた。
−50kg級の決勝戦では、初戦で浜地和也(キング・ムエ)を破った吉永建太(ウィラサクレック・フェアテックス)とシード扱いの熊井亮介(Y’ZD)が対戦。
→吉永建太(左)が熊井亮介を下し、−50kg級王者に
序盤は熊井のミドルが連打で決まる。追い込まれる吉永だったが、2Rに入るとパンチで連打を決め、熊井は鼻血を出す。接戦となり、僅差で吉永が勝利した。
−45kg級では、儀部快斗(真樹ジムオキナワ)と清水聡之晟(マイウェイスピリッツ)が王者決定戦で激突。儀部の左ミドルからの強烈なヒザをモロにくらった清水がその場でうずくまると、レフェリーがストップ。儀部が20秒という短期決着で勝利をモノにした。
→圧倒的な強さで−45kg級王者に輝いた儀部快斗
−40kg級では、岩尾力(パワーオブドリーム)を倒した富岡亮星(キング・ムエ)とシード扱いの伊藤勇真(キング・ムエ)が同門対決で王座を争った。
→−40kg級決勝戦、富岡亮星(左)と伊藤勇真のキング・ムエ同門対決は伊藤の勝利
伊藤が富岡をコーナーに追い込み、上下に散らすコンビネーション。富岡の蹴り足をキャッチしこかすなど、優位に試合を進めた伊藤が勝利し、王者となった。
−35kg級トーナメントでも、勝ち上がってきたのは山田航暉と土屋邦登のキング・ムエ勢。
→−35kg級トーナメント決勝戦、土屋邦登(右)が山田航暉に左ミドルを的確に打ち込む
序盤から左ミドルと首相撲で安定した強さを見せる土屋。山田もパンチ、ミドルで反撃に出るが、土屋が的確な左ミドルで優勢に試合を進め判定勝利した。
−30kg級トーナメント決勝戦でシード枠の福田真斗(キング・ムエ)と、太田一航(新興ムエタイ)を破った早川温貴(不死鳥道場)が対戦。
→−30kg級トーナメント決勝戦で対戦した福田真斗(左)と早川温貴
キレのある右ミドル、首相撲で優位の福田だったが、2R終盤に早川のパンチ連打を仕掛けられ危ない場面も。福田が辛勝で王者となった。
−25kg級では、M-1ジュニアでも活躍する松土龍冴が、新名希平(B-FAMILY NEO)と決勝戦で対戦。
→−25kg級トーナメント決勝戦で松土龍冴(左)が新名希平を下した
プレッシャーの強い新名に対し、下がりながらも松土が的確にミドルを炸裂させていく。松土が王者・新名を破る金星を上げた。
−20kg級トーナメントでは、兄弟対決を制した谷津晴之(新興ムエタイ)が決勝戦で酒寄珠玲葵(ドージョー☆シャカリキ)からパンチのラッシュでダウンを奪う。酒寄は鼻血を出し、ドクターストップで谷津が2R36秒TKO勝ちした。
→−20kg級トーナメント決勝戦で酒寄珠玲葵(左)からTKO勝利の谷津晴之
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