▲サバット・コンバ世界選手権で二連覇を達成した原万里子(左)
2月11日(土・現地時間)イタリア・ジェノバにて、『サバット・コンバ世界選手権決勝大会』が開催され、ジャパン・サバット・クラブ所属の原万里子が二連覇を達成した。
サバットとは、フランス式ボクシングで日本では蹴り技主体の格闘技として知られており、日本に馴染みのある選手としてはジェラルド・ゴルドー、K-1を4度制覇したアーネスト・ホーストがサバットの王者である。※コンバはフルコンタクト。
原は、昨年6月にイタリア・ミラノで行われた、世界選手権予選リーグで、本家フランスのほか、セルビア、カナダという強豪国を相手に、3戦全勝で1位通過。別ブロックを1位で通過したアンヌ・ジュリーナ・ベイグ(モーリシャス)と、今回決勝を戦うこととなった。
試合は、原が2Rから立て続けにキックでダウンを奪い、4Rに3度目のダウンを奪ったところで、レフェリーが試合をストップ。アジアから初となるサバット世界チャンピオンに挑んだ前回大会の立場から一転し、今回はチャンピオンとして連覇を目指すプレッシャーの中、KO勝利と言う最高の形で、原が再び世界の頂点に立った。
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