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GBRの「M-1ムエタイチャレンジ」特集
藤原ジム4人衆のガチンコ総当り戦スパーリング、神村エリカにウィラサクレック会長がヒジ打ちを直伝、腕を折る強いミドルキックを蹴る方法、ムエタイの首相撲テクニックなどの動画に加えて出場選手インタビュー多数


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【ムエタイ】タイで激闘!ジュニアトップ・福田兄弟、大田原兄弟の明暗分かれる

2012/02/26


「スック・ルークプラバート」
2012年2月17日(金・現地時間)タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム
レポート&写真:早田寛

▼第2試合 122P契約
○チットノーイ・ペップートン(タイ)
判定 
●ユースケ・エクシディコンジム(=大田原友亮/B-FAMILY NEO)

 3Rまで蹴り合いが続き、大田原寄りのイーブンだったが、4Rにチットノーイが盛り返して、蹴り数、ヒザ蹴りの数で若干盛り返した。

 5Rに入って大田原がパンチのラッシュでチットノーイを棒立ち状態まで攻め込む。ここでまでくれば大田原が判定勝ちする流れだったが、チットノーイが組んできた時に大田原が体勢を崩してしまい、それだけの動きでレートが相手側に流れてしまう。今のムエタイの採点に賭けのレートがかなり影響しすぎているためにこれは大きな痛手となる。

  大田原は最後に大きな盛り返しを見せたために、5Rのパンチラッシュがあと1分早ければ、相手はダウンしていたかもしれないほどだった。次回に期待したい。




▼第9試合 体重ハンディ 2分5R
○ナオト・キングムエタイ(福田真斗/キング・ムエ)76.4P
判定
●パノムレック・オーワンチット(タイ)74P

  相手は11歳にして49戦35勝の戦績。この年齢でこの日が50戦目というから凄い。序盤は蹴りの当て合いが激しく、3Rにはパノムレックから組んできた。パノムレックは首相撲が強く、福田は若干押されていたが、鋭いヒザを多数繰り出し、これでパノムレックの首相撲をしっかり把握する。ジャッジや観衆からも相当印象が良かった。

  5Rに入って、疲れを見せるパノムレックに対し、真斗はさらにヒザ蹴りで攻め込み、文句無しの判定勝利を収めた。



「スック・ムエタイルンピニークリッククライ」
2012年2月18日(土・現地時間)タイ・ルンピニースタジアム



▼第3試合 100P契約
○ナロンリット・ウォーセンテープ(タイ)
判定
●カイト・キングムエタイ(=福田海斗/キング・ムエ)

  福田真斗の兄、海斗がルンピニーに挑む。初回、海斗はローキックを軸に揺さぶりをかけた。このローキックが良く当たるが、ナロンリットもしぶとく高い蹴りを返してくる。この様な場合、普通は定期的に高い蹴りを放っているナロンリットが後々有利になるのかと思えば、2R終了時には、3-1海斗有利という状況までになった。

  海斗が前回のルンピニーで善戦していたため、この試合の後半戦に期待するギャンブラーも多かったのだ。ナロンリットは3Rから首相撲で勝負に出る。組めば自分の試合運びができる、と思ったのだろうか。しかし、海斗は組んでからも強い。数々のヒザ蹴りを当てる。だがナロンリットも猛反撃に出る。日本人の試合でここまで熱い首相撲合戦が見られるなんて、場内タイ人も驚きを隠せないようだ。

 4R終了時も若干、海斗が有利な状況。このままいけば判定勝利をモノにできるところ。5R、リーチの届かない距離に立ち、リング上で試合終了時間を待つ、いわえる“勝ち逃げ”作戦に徹するタイ人選手が多い中、海斗は最後の最後まで相手と打ち合う闘い方を選んだ。

 だがここで、ナロンリットの高い蹴りが2発ほどヒットしてしまい、この時に勝敗に大きく影響する賭けレートも相手側に移行してしまう。そこで終了ゴング。

  判定が出るまで勝敗の分からない大接戦ではあったが、レフェリーは残念ながらナロンリットの手を上げた。格闘技は戦いであるが、この試合の場合、“勝ち逃げ”に徹しなければならない状況でもあり、なんともムエタイのややこしさが見えた一戦だった。


「スック・ムエタイルンピニークリッククライ」
2012年2月25日(土・現地時間)タイ・ルンピニースタジアム



▼第7試合 
○ルーカタオ・シッパールン(タイ)101P
判定
●トラ・エクスディコンジム(=大田原虎仁/B-FAMILY NEO)100.2P

 昨年6月11日の再戦だ。この時は大田原弟が判定勝ちしている。今回は前回対戦時の100P契約からルーカタオが1ポンドだけ体重を増やしているが、数字以上の体格差を感じた。

 これまでの大田原はパンチとローキック主体の攻撃だったが、今回はミドルを多用した。相手も戦績のあるタイ人だが、このミドルキックが有効となる。そして大田原は、時折大きなローキックを見舞うと、直ぐにパンチにつなげた。大田原は攻撃を散らす事でヒット数を得たが、後半戦時のスタミナが心配。

 試合は3Rから首相撲の間合いに。ルーカタオの方が一回り大きく、この体格差での首相撲は危険だ。組むと上からのしかかってくるルーカタオの上半身を、大田原は下から撥ね避ける体制でヒザ蹴りを出した。

 体制的には不利だが、大田原のこれまで闘ってきた過去の試合内容から、後半逆転のチャンスのチャンスもあり、4R終了まで2-1相手側有利の賭け率に留まる。
だが最終R、ここでルーカタオをKOしなければ判定勝ちは難しい状況からのスタートだ。

 ここから大田原のパンチ速度が増す。右ストレートが何度となくルーカタオの顔面にヒット。ルーカタオの顔面が激しく揺れるものの、組んだ姿勢を崩さなかった。後半大田原のパンチが度々ヒットしていたため、判定勝利の望みは捨てなかったが、レフェリーはルーカタオの手を上げる。

 大田原はこの試合で破れたが、あのヒザ蹴りの猛攻の中で首相撲に挑んだこと、そして多数のヒザ、パンチを決めたスタミナは今後の自信となっただろう。



「スック・ワンギントーン」
2012年2月26日(日・現地時間)タイ・サラブリ県ケンンコーイ郡タップクワン地区ノーナックシン特設リング



○ユースケ・エクシディコンジム(=大田原友亮/B-FAMILY NEO)
TKO 3R
●ユタジャック・アーチャスック(中国)

 かつて日本にいたK・ルークプラバート(タイ)が本国に戻り、生家のあるサラブリ県内にノー・ナックシンジムムエタイジムをオープン。大田原も同ジムのオープン記念行事(興行)に参戦した。オープンしたノーナックシン・ムエタイジムはバンコクより東北に位置し、車で約2時間の距離のところにある。

 このオープン行事には、バンコクやイサーン地方からK氏や父のギントーン氏と交流の深いムエタイ関係者2,000人らが集まり盛大に執り行われた。その中でも大田原友亮の試合はメインイベントとして取り上げられた。大田原は10日前にラジャダムナンでの試合を終えたばかり。本来ならばムエタイ法により約3週間の試合間隔を空けなければならないが、この様な田舎試合であれば、お忍びで出場できるわけだ。

 相手のユタジャックは中国人ということで、大田原陣営はここ最近の散打スタイルにあるような力ずくで突進してくる様なスタイルを予測した。案の定、初回ゴングと同時に突進してきたユタジャック。その前進の中には、強烈なパンチや素早いミドルキックが組み込まれており、一連の攻撃の流れがなんとも素早い。

  大田原はじっと構えて一発一発をカットしていくが、それでも時折ユタジャックの強烈なミドルを食らうこともあった。この勢いに呑まれては危ない。大田原も負けじと牽制のハイキックを放つ。このハイキックは相手をKOすることよりも、「こっちも、これだけのスピードを持って蹴れるんだ」という相手への威嚇の意味合いで放ったが、ユタジャックの顔面にヒット。それでもユタジャックの前進は更に加速する。

 打撃格闘技において白人には白人の腕力というものがあるが、中国人の突破力は凄まじいものがある。大田原は、まずこの中国人の攻撃を全てカットする事に重点を置き、隙をみてミドルやローを単発で返す。

 3Rに入り、なおもユタジャックの進撃は止まなかったが、大田原は初回から蹴り続けてきたローキックを強烈にヒットさせていくと、ユタジャックの足が一瞬バランスを崩す。足が利いている証拠だった。大田原はセコンドの指示通り、ローキックを連打。さっきまで勢いのあったユタジャックはここにきて大きく足をかばい始める。

 大田原は容赦なくローを蹴り続け、ここでフェイントを混ぜてハイキックを狙っていた。しかし、ハイキックを蹴ろうとしたその時、レフェリーが続行不可能と判断し大田原のTKO勝利となる。

 ムエタイといっても田舎ムエタイは、色々なタイプの選手が出てくる。日本でいう地下格闘技大会のようで一試合一試合の結果が読めない面白さがある。ルンピニーやラジャダムナンの様な大舞台で戦うことばかりではなく、この様な場所で経験を積むのも大切な事だろう。大田原はこの中国人にKO勝利した事でまた新たな経験値を積んだ。

●大田原のコメント
「10日間の試合間隔で正直不安でしたが、タイ人以外に負ける気がしていないし、今の自分は常に進化しています。最後は得意のハイキックで決めたかったですね。3月16日には、中学の卒業式が(日本で)あるので一時帰国します。18日に開催されるB-FAMILY 主催興行での対戦相手は在日タイ人と聞いているので皆様、応援に来てください」


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