ワイルドシーサー
「TENKAICHI Super Fight」
2012年2月26日（日）沖縄・コザ・ミュージックタウン音市場
開場15：30　開始17：00
写真＆レポート：ワイルドシーサー


▲ジョ･ジョンヒョン（左）を下し、二冠王となった廣虎

▼メインイベント（第10試合）　CMA KPW ミドル級王座決定戦　日韓国際戦　キックボクシング　3分3R延長1R
○廣虎（WILD SEASAR/MA日本スーパーウェルター級2位、全沖縄ミドル級王者)
TKO　2R2分47秒　※3ノックダウン
●ジョ･ジョンヒョン（韓国/EXTREAM COMBAT/京畿道テコンドー王者）
※廣虎が王座獲得

　TENKAICHI Super Fightが認定する全沖縄ミドル級王者の廣虎はこれまでにTENKAICHI Super Fightのリングで田中秀弥、DJ.taiki、川端健司といった並みいる強豪を撃破。京畿道テコンドー王者の肩書きを持つジョを撃破し、二冠王となるか。

　1R、廣虎は、ガードを固め、前蹴り、ジャブ、ローで様子を見る。対するジョは、フットワークを使いながらローキックと左ミドルで攻めるが、蹴りは全て見切られる。しかし時折出すパンチは豪腕そのものでレバーを一発効かせるも、追い撃ちは全てかわされる。

　 後半、廣虎もカウンターの右ヒザを効かせるもののパンチは全てかわされ、互角の攻防といったところ。

　2R、互いのペースは上がり、先に当たった方が倒れるような豪快なパンチの撃ち合いの場面も増えるが、決定打にならないまま後半へ。

　廣虎はプレーシャーをかけロープまで追詰めていく。ジョの動きが一瞬止まった瞬間に、廣虎がノーモーションの鋭い右ヒザをアゴにヒット！　ジョがぐらついたところに左フックでダウンを奪う。

　カウント後半で立ち上がったジョは豪快なパンチの連打で反撃するが、廣虎は下がらない。逆にかなり効いている様子のジョがバランスを崩したところに、廣虎が右ストレートで2度目のダウンを奪った。

　後がないジョは捨て身でパンチを振り回す。廣虎は冷静にさばき右フック、左フックと連続でヒットさせ、トドメの右ストレートでジョをマットに沈めたところで、すかさずレフェリーストップが入る。この勝利で廣虎は全沖縄王座に続き、2つ目のタイトルを奪取した。

▼第6試合　K-1ルール　63kg契約　ランキングマッチ　3分2R
○せんと（WILD SEASAR NAHA/全沖縄ウェルター級6位)
TKO　1R2分18秒　※3ノックダウン
●陽一（ちゃんぷるー ビート）
※せんとは5位にランクアップ

▼第5試合　MMAウェルター級ランキングマッチ　3分2R
○ザ・ルースター（Tenkaichi Dojo）
判定3−0　※20−19、19−18、19−18
●仲西琉一（WILD SEASAR NAHA）
※ザ・ルースターは8位にランクイン

▼第4試合　K-1ルール　ヘビー級ランキングマッチ　3分2R
○ベン・レーマン（TEAM SAKURA）
判定2−0　※20−19、20−20、20−19
●ランディー・ハヴェロッサ（Tenkaichi Dojo）
※ベンは7位にランクイン

▼第3試合　MMAバンタム級ランキングマッチ　3分2R
○藤沢義弘（Theパラエストラ沖縄)
一本　1R2分10秒　※バックチョーク
●草野クリステル（WILD SEASAR KOZA)
※藤沢は8位にランクイン

▼第2試合　K-1ルール　60kg契約　ランキングマッチ　3分3R
○B･B･Aの秘密兵器かっしー（フリー）
TKO　3R1分4秒　※3ノックダウン
●NAOKI (神風塾)
※かっしーは7位にランクイン

▼第1試合　MMAバンタム級ランキングマッチ　3分2R
○朝也 (Tenkaichi Dojo）
判定2−0　※20−20、20−19、20−19
●久田“ティッシュ”悠（WILD SEASAR KOZA）