▲WPMF日本 NEXT HEROES CUP1回戦を小賀龍二(左)と一吉(右)が突破
3月4日(日)福岡歯科大学で『第4回M-1ムエタイ九州大会』が行われた。
今大会はJMD(日本格闘技理事会)認定の大会で、九州初のWPMF日本公式戦として、WPMF日本 NEXT HEROES CUP(WPMFルールによる新人王トーナメント)1回戦2試合を実施。フェザー級では小賀龍二(萬田道場)、スーパーウェルター級では一吉(九州目白)が2回戦進出を決めた。
プロ公式戦開始前にリング上でマイクを持った、WPMF日本支局長 ウィラサクレック・ウォンパサー氏は「九州の選手達に、日本・世界のベルトに挑戦できる場を提供する 」と宣言。試合後の談話として 「九州の選手は確実にレベルアップしている。有望なジュニア選手もいて将来が楽しみです」とコメントしている。各試合の詳細は以下の通り。
M-1MC九州
「第4回M-1ムエタイ九州大会」
2012年3月4日(日)福岡歯科大学
レポート&写真=M-1 MC九州
▲パンチでダウンを奪った小賀(左)が大差の判定勝利
▼WPMF日本 NEXT HEROES CUP1回戦 フェザー級3分3R マストシステム ※ヒジなし
○小賀龍二(萬田道場)
判定3−0 ※30−26、30−26、30−25
●栗秋祥梧(修闘館)
1R、パンチで打ち合いになるが、小賀が首相撲で優勢に試合を進める。2R、小賀が首相撲では崩し、パンチの打ち合いでもヒット数で優勢の展開となる。パンチでダウンを奪い、立ち上がる栗秋に対して再度、パンチでスタンディングダウンを奪う。栗秋がファイティングポーズで試合続行となるが、そこで2R終了のゴングが鳴る。3Rは栗秋も決死の覚悟で前に出るが、小賀はパンチを浴びせると、栗秋もパンチを返すが、首相撲・ヒザ蹴りで小賀が優勢。終盤ではパンチのラッシュを浴びせるなど試合の主導権を一切譲らず判定で勝利。
▲橋迫の首相撲に対してパンチとミドルを当てた一吉(右)が勝利した
▼WPMF日本 NEXT HEROES CUP1回戦 スーパーウェルター級3分3R マストシステム ※ヒジなし
○一吉(九州目白)
判定3−0 ※30−28、29−28、29−28
●橋迫佑樹(拳法塾)
1R、一吉はパンチ、ミドルで攻める。橋迫は組んでから首相撲に持ち込むが、一吉も崩されずに容易にヒザ蹴りを貰わない。2R、ここでも一吉が左ミドルを浴びせるが、パンチなどで攻めてから組んでの攻防となる。3R、一吉のミドルが入るものの、橋迫は詰めてから首相撲に持ち込むと互いにヒザ蹴りの応酬となる。判定で一吉が勝利。
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