グッドルーザー
「Krush.17」
2012年3月17日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
▲寺崎直樹(左)と高橋幸光の一戦はドローに終わった。
▼第6試合 GAORA杯「Krush -63kg WILDRUSH League 2012」 3分3R
△高橋幸光(はまっこムエタイジム/勝ち点1)
ドロー 判定1−0 ※30−29、29−29、29−29
△寺崎直樹(青春塾/勝ち点0)
※高橋、寺崎が勝ち点1を獲得
1R、サウスポーの高橋が左右のロー。寺崎が前に出てくると左ストレート、右フックを返す。高橋が右手を伸ばして左ミドルとインロー、寺崎も右ミドルを蹴り返す。距離が開くと寺崎が右ミドル、高橋が左の前蹴り。
寺崎が高橋をロープまで下がらせて右の飛びヒザ蹴り! 高橋も左ストレートと左のテンカオ! 寺崎は右ストレートから前に出て行けば、高橋も左ミドルを蹴り返す。
2R、高橋がジャブで距離を取りつつ左ミドル! そして左ストレート! これで寺崎の足を止めて左右の猛連打! 左ハイキック! 寺崎も打ち返すが、右目の下をカット。高橋は左ミドルと奥足ロー!
劣勢に立たされた寺崎だったが右ストレートと右ハイキックを蹴る。ドクターチェック後、寺崎は右ストレートで高橋を下がらせて飛びヒザ蹴り! 下がる高橋に連打を浴びせかける。
3R、強引に距離を潰して前に出る寺崎。高橋は下がりながら左ミドル、テンカオ、奥足ロー。しかし寺崎も高橋をロープまで下がらせて右ストレート、左フック、アッパー! これで高橋の顔が跳ね上がるが、高橋も左ストレートを返す! 寺崎が右ストレートとヒザ蹴り、高橋も同じように左ストレートとヒザ蹴り、ロー。最後まで足を止めずに打ち合う両者! ここで試合終了となり、判定は1−0(高橋)でドロー! 高橋=勝ち点2、寺崎=勝ち点1となった。
▲才賀紀左衛門(左)から判定勝利した卜部功也
▼第5試合 スーパーファイト Krush−63kg Fight 3分3R延長1R
○卜部功也(うらべ・こうや/チームドラゴンK-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament準優勝)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●才賀紀左衛門(MAD MAX GYM)
1R、サウスポーの卜部がジャブ。才賀が右ミドルを蹴ると、卜部も右ローを蹴り返す。そして卜部が真っ直ぐに伸びる左ストレート! 距離が詰まると卜部は左ボディ。才賀も右ストレートと右ミドルを返し、卜部が前に出てくるところに左フックを返す。
卜部は右手で才賀の前手をはたきながら左のパンチを顔面とボディに打ち分ける。ここで卜部の奥足ローがローブローとなってしまい、卜部に注意1が与えられる。才賀が右ミドル、卜部が顔面への左ストレート、ボディへの左アッパーを打つ。
2R、才賀が下がりながら左フックと右アッパー、右のヒザ蹴り。卜部は右手を伸ばして左ストレート。才賀が右ミドルを蹴ると、卜部は奥足ロー。卜部は距離を潰して左のボディアッパー、才賀も右ストレートを当てる。
卜部が左ストレートを打ち込んで右フックから連打! 才賀も左フックを打ち返す。やや組み付く場面があった両者だが、卜部が才賀を突き放して左ストレート! これをもらう才賀だったがすぐにバックキックとカカト落とし。
3R、才賀が左アッパーから右ストレート、卜部も左ストレートから右フック、左のヒザ蹴り! 卜部がジャブから前に出ると才賀も右のパンチを合わせる。左ストレートで才賀を下がらせる卜部。そこに右フックを合わせる才賀。前に出る卜部をガードを固めて突き話す才賀だったが、卜部は強引に前に出て左ストレートとヒザ蹴り! 才賀も右ストレートを打ち返して胴廻し回転蹴りを狙うがあたらない。判定はジャッジ1名が30−30としたものの、残り2名は30−29で卜部とし、卜部が勝利を収めた。
▲大差の判定勝利を収めた松倉信太郎(右)
▼第4試合 Krush−70kg Fight 3分3R
○松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009−70kg級王者)
判定3−0 ※30−23、30−24、30−24
●近藤大成(大成塾)
1R、松倉が右ロー、右ストレートから左ボディにつなげる。ローと左ミドルを蹴る近藤。松倉は近藤のジャブに右をかぶせて左フックを返す。ジャブ、左フックから右ローを蹴る松倉。細かく左手でフェイントを入れて右ストレート、奥足ローにつなげる。そして松倉が右ストレートから左フック、ボディにパンチをまとめて打ち下ろすような右ストレート! これで近藤がダウン! 再開後、松倉は猛ラッシュ! 頭が下がったところにヒザ蹴り! これで2度目のダウンを奪う!
2R、松倉がジャブ、左フックから右ロー。ジャブのフェイントを入れながら右ストレートにつなげる。近藤も松倉がパンチで来るところにヒザ蹴りのカウンター。松倉は右ミドルを蹴って、ジャブから右ロー。近藤も離れた間合いから右ストレートにつなげる。
3R、松倉が右ボディストレートと入ると左ボディフック。近藤は下がりながらジャブとインロー。松倉は細かくフェイントを入れて飛びヒザ蹴り! これでバランスを崩したところでパンチをまとめてダウンを奪う!
再開後、松倉が飛びヒザ蹴りからヒザ蹴りを連打! しかしこれが両手で掴んだとして松倉に注意が与えられる。右ハイキックから左右の連打! 立ち上がるけど、松倉がハイキックから連打、右ハイキック! パンチとヒザ蹴りで猛ラッシュ! 近藤を仕留め切れなかった松倉だが、判定3−0で2012年の初戦を飾った。
▲守屋拓郎(左)が得意のローで阿佐美ザウルスを追い込む
▼第3試合 Krush−70kg Fight 3分3R
○守屋拓郎(スクランブル渋谷)
判定2−0 ※30−29、29−29、30−29
●阿佐美ザウルス(TANG TANG FIGHT CLUB)
1R、守屋がガードを高く上げて奥足へのロー、右ローを蹴り込む。阿佐美はいつものように右ストレートから前に出て行くが、守屋はしっかりとガードを固めて阿佐美の両足にローをまとめる。
しかし阿佐美が強引に守屋をロープまで下がらせて右ストレート! これで守屋がバランスを崩す! ここで一気に連打をまとめる阿佐美だが、守屋はそれをブロックして右ローを返す。
2R、距離を取りながら右ローを当てる守屋。阿佐美はパンチをまとめて左ボディを打ち込む。右ストレートから前に出る阿佐美。守屋はジャブを返してひたすら右ロー! そして奥足ロー! 手数を増やして前に出る阿佐美に守屋がローを返すという展開が続く。
3R、突進して左ボディを連打する阿佐美。守屋は奥足ローと右ローを蹴り込み、ジャブから右ストレート、そして奥足ロー!
これで阿佐美の動きが止まる。必死に前に出て左ボディとヒザ蹴りを打つ阿佐美だが、守屋はジャブと奥足ローを乱れ打ち! そして下がりながら左ハイキック! 右ストレート! 最後まで前に出続ける阿佐美に守屋がローを蹴り返して試合終了となった。判定は30−29、29−29、30−29で守屋! 守屋が阿佐美から勝利をもぎ取った。
▲慶大(左)を左ローでKOした牧平圭太
▼第2試合 Krush−63kg Fight 3分3R
○牧平圭太(team pitbull)
KO 1R2分59秒 ※左ロー
●慶大(TSX)
1R、お互いにサウスポーの両者。パンチのコンビネーションから左ローを蹴る牧平。これで慶大のバランスを崩させ、左ハイキックを蹴る。慶大も左ローを返すが、牧平は右アッパーから左ストレート、左ロー。右のパンチを突いて左ローにつなげる。
さらに牧平は左ストレートと右フック、そして左ロー。この左ローで慶大が顔をしかめ、牧平はローからパンチをまとめてダウンを奪う。再開後、牧平が今度はパンチから左ローにつなげて、これで慶大がダウン! 慶大は立ち上がることが出来ず、牧平が見事なKO勝ちを収めた。
▲田中一輝(右)をKOした武尊
▼第1試合 Krush−55kg Fight 3分3R
○武尊(チームドラゴン)
KO 2R2分54秒 ※パンチの連打
●田中一輝(月心会)
1R、武尊が右ローと左ミドル、田中も右ローからパンチで前に出る。そこに武尊がヒザ蹴り、右ストレートから左フック、インローからバックキックと手数を増やす。田中の右ストレートに右ストレートを合わせる武尊。舌を出して田中を挑発する。
田中も右のロングフック、武尊の左フックに左フックを返す。さらに武尊は田中をジャブで下がらせて右ストレート、ヒザ蹴り。田中も左ボディから右フックを返す。
2R、武尊が前蹴りからヒザ蹴り。田中も右フックをかぶせて、左アッパーを突き上げる。ジャブとインローで距離を取りながら、武尊が右ストレート! 田中も左フックを返し、叩きつけるような右フックで前に出る。武尊は前に出てくる田中の腹にヒザ蹴り、左ミドルと左ボディ! これで下がる田中のボディにヒザ蹴りを何度も突き刺す。そして最後は田中をロープまで下がらせて左右のフックを乱れ打ち! これで田中がマットに崩れ落ち、武尊がKO勝利を収めた。
▼オープニングファイト第3試合 Krush−60kg Fight 3分3R
○松野祐貴(NPO JEFA)
判定3−0 ※29−28、30−28、30−29
●中村圭佑(チームドラゴン)
▼オープニングファイト第2試合 Krush−63kg Fight 3分3R
○龍啓(りゅうけい/国士会館)
KO 1R2分50秒 ※パンチの連打
●緒方 惇(おがた・あつし/チーム緒方)
▼オープニングファイト第1試合 Krush−63kg Fight 3分3R
○富平禎仁(アーネスト・ホーストジムJapan)
KO 2R28秒 ※左フック
●斉藤武彦(スクランブル渋谷)
★メインイベント(城戸康裕vs健太)から第7試合(塚越仁志vsNOMAN)の試合結果はこちら
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