MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-24 〜SAGITTARIUS〜 山本佑機引退記念興行」
2012年3月18日(日)東京・ディファ有明
開場16:30 開始16:45
▼スペシャルメインイベント4(第8試合) スーパーライト級 山本祐機引退記念試合 3分3R
○大石駿介(OISHI GYM/元J-NETWORKスーパーライト級王者、WPMF日本スーパーライト級4位)
TKO 3R1分56秒 ※ドクターストップ
●山本佑機(橋本道場/元WMAF世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
山本は、双子の兄・壮泰(そうた)と共に“スーパーツインズ”として活躍し、これまでにMA日本ライト級、WMAF世界スーパーライト級、WBCムエタイ日本スーパーライト級の3タイトルを獲得。今大会ではラストマッチとして大石駿介(OISHI GYM)と対戦する。山本と大石は昨年4月のKrushで対戦を予定していたが、大石が練習中のケガにより欠場となり消滅していたカードでもある。
1R、
大石はこつこつと右ロー。山本は左ジャブから右ロー、左ミドルと蹴りにつなぐ。テンポよく攻撃を出す山本に対し、大石もミドルを返す。2Rも山本が左ジャブで突き放し、右ストレート。大石は右ロー、左前蹴りを出すが、山本ペースのまま試合は続く。
しかし、迎えた最終ラウンド。パンチの打ち合いを展開する両者。大石の右ストレートが山本の顔面を打ち抜く。耐える山本はロープに詰められるも反撃に出る。
パンチを激しく交錯させる中、大石が縦ヒジを合わせると、山本は額を大きくカット! ここでドクターストップとなり、大石がTKO勝ちを収めた。敗れた山本は「最後は負けたけど、キックをやってきて良かったと思う。これからは自分の後輩たちが頑張るので応援よろしくお願いします」とあいさつ。壮泰、山本の師匠・橋本敏彦理事長、そして山本の戦友である菅原勇介、駿太、獅センチャイジムがリングに上がり、花束を贈呈した。
▼スペシャルメインイベント3(第7試合) 57.5kg契約 MA日本キック王者対決 3分5R
○宮元啓介(橋本道場/MA日本スーパーバンタム級王者)
KO 3R2分59秒
●十二林稔(HOSOKAWAジム/MA日本フェザー級王者、UKFインターナショナルフェザー級暫定王者)
階級を超えた王者対決が実現した。宮元は1月大会で先輩の平本悠をKOし、MA日本スーパーバンタム級タイトルを獲得。対する十二林は昨年二冠王となり、勢いでも宮元に負けていない。
1R、先に仕掛けたのは十二林。蹴りからパンチで接近戦を仕掛け、宮元の攻撃の間合いを潰す。首相撲ではパワーで上回る宮元が十二林をこかす。宮元は左右の三日月蹴り、ハイキックを見せ徐々にペースを上げていく。
2R、十二林はミドルからロー。宮元もローをカウンターで合わせる。宮元は首相撲の展開でも優位に立つ。3R、プレッシャーをかける宮元は左ミドルで十二林のボディをえぐる。そのままヒザ連打でダウン奪取!
立ち上がる十二林に、宮元は後ろ回しからボディブローの連打で追加nダウンを奪い、王者対決を制した。
▼スペシャルメインイベント2(第6試合) 67kg契約 交流戦 3分5R
○渡部太基(藤原ジム/前WPMF日本ウェルター級王者、WPMF日本ウェルター級1位)
KO 1R2分49秒 ※左ストレート
●中澤 純(ワイルドシーサー群馬/MA日本ウェルター級王者)
これまでM-1、レベルスを主戦場に活躍してきた渡部はMA初参戦。昨年12月の藤原祭りでT-98に敗れたことでWPMFのタイトルを失い、今回が復帰戦となる。
対する中澤は、僅か11戦目で王座に就き、現在5連勝中(4連続KO)のハードパンチャー。激戦が予想されるこの一戦を制すのはどちらか。
1R、
渡部が左ロー。中澤も左ロー。お互いにローの蹴り合いからスタート。渡部の左ミドルには、中澤がカウンターで左フックを当てる。
テンポよく攻撃を出す渡部が左ローから左ストレートをクリーンヒット! これでバッタリと倒れた中澤は立ち上がることが出来ず、渡部が見事なKO勝利を飾った。
▼スペシャルメインイベント1(第5試合) 54kg契約 交流戦 3分5R
○大野貴志(新座ジム/MA日本バンタム級王者)
KO 1R1分36秒
●凱センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKF)
1月の士道館主催興行で伊東拓馬を破り、MA王者となった大野が、VS日本人選手負けなしの凱(がい)と対戦。
1R、右ロー、左ハイと蹴り技主体の攻撃を見せる大野。下がる凱は足を捻ってしまい、靭帯を損傷。凱が突然倒れこむとセコンドからタオルふが投入され、大野がKO勝利となった。
▼第4試合 ライト級交流戦 3分3R延長1R
○木村ミノル(タナベジム/MA日本同級6位、MA日本ライト級新人王、K-1甲子園2011東日本優勝)
TKO 3R39秒 ※セコンドからのタオル投入
●和城(TANG TANG FIGHT CLUB/WPMF日本ライト級7位)
プロデビュー後、7戦6勝(5KO)1分と負けなしの木村。最近4試合全てKO勝利を収めている。和城は計量オーバーにより、1点減点からのスタートとなる。
1R早々からパンチ、蹴りで木村が圧倒。短期決着が多くこれまでに見せたことのない、ブラジリアンハイキックも見せ快調な出だしとなる。
和城は下がりながら防御に徹するのみで、レフェリーから注意を受ける。
3Rに入ると、相手をなぎ倒すような右フックでダウンを奪うと、和城のセコンドがタオルを投入! これで木村は連勝記録を“8”に伸ばした。
▼第3試合 バンタム級交流戦 3分3R延長1R
○菊池洋次郎(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定2−0 ※29−29、29−28、29−28
●川嶋翔吾(飯島ジム/MA日本フライ級10位)
▼第2試合 ライト級交流戦 3分3R延長1R
○橋本悟(橋本道場)
KO 3R1分15秒
●拓朗(はまっこムエタイジム)※虎牙から改名
▼第1試合 ライト級交流戦 3分3R延長1R
○秀雄(平井道場)※デビュー戦
KO 1R2分31秒
●中川“闘将”和則(士道館・ひばりヶ丘道場)
★スペシャルイベント6(ビッグベンvs一貴)、スペシャルメインイベント5(ンガオプラジャンvs加藤竜二)の試合結果はこちら
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