▲邦博（左）は首相撲からのヒザ蹴りで山本を圧倒した

琉球かきだみし協会Presents
「K-SPIRIT」
2012年3月25日（日）沖縄・北谷町美浜メディアステーション
開場13：30　開始14：00

　沖縄のキックボクシング大会『琉球かきだみし』が、今回から大会名称を『K-SPIRIT』に変え、その第1回大会を開催した。名称変更の趣旨は、県内のみにとどまらず県外または韓国などからも注目されるような大会を目指し、全ての人々に覚えてもらえるようにするためだ。

　また、大会内容も一新。これまでは沖縄県内の選手を中心に試合を組んできたが、これからは九州地区や関西地区、東京の一部ジムの協力を得て県外選手同士の対戦も組み、ランキングを制定していくという。

　今大会のメインイベントは、沖縄ではあまり行われることがないキックボクシング＆ムエタイの原点にして醍醐味である、ヒジ打ちを解禁しての一戦。地元のホープである邦博が、関西の元MA日本バンタム級王者・山本を迎え撃つ。山本は元MA王者で50戦を超えるキャリアを持ち、過去に邦博の先輩格・島んちゅ泰をKOに破っている。

　各ラウンド、スピードのある邦博の攻撃をことごとく受けてしまった山本は、最終ラウンドはヒジ打ちによる逆転勝ち狙いに変更。そこを邦博に逆にヒジ、ヒザを入れられ、山本は鼻血が止まらずドクターチェックを受ける。再開後、すぐにまた邦博の攻撃を受けて山本がダウンしたところで、レフェリーが試合をストップした。

＜全試合結果＞

▼第13試合　メインイベント　沖縄対大阪　RKAランキング戦　55kg契約　3分5R　ヒジあり
○邦博（真樹ジムオキナワ/MA日本 S・バンタム級3位）
TKO　5R2分35秒　※レフェリーストップ
●山本ノボル（契明ジム/MA日本バンタム級2位）

▼第12試合　沖縄対福岡　RKAランキング戦　57kg契約　3分3R延長1R　　
○カズ☆仲村渠（真樹ジムオキナワ）
判定3−0
●大刃暁士（リアルディールジム）

▼第11試合　RKAバンタム級ランキング戦(リーグ) 　3分2R
○宮城　祐(真樹ジムオキナワ)
TKO　1R2分17秒
●平良優吏(真樹ジムオキナワ)

▼第10試合　沖縄対福岡　RKAランキング戦　58.5kg契約　3分3R延長1R
○田辺裕貴（真樹ジムオキナワ）
判定2−0
●矢野真也（リアルディールジム）

▼第9試合　RKAウエルター級ランキング戦　3分3R延長1R　
○虎(清龍ジム)
判定3−0
●リュウ(神風塾)

▼第8試合　RKAバンタム級ランキング戦(リーグ)　3分2R 　　
○宮城　祐（真樹ジムオキナワ）
KO　1R1分21秒
●YOSHITO（糸満ジム）

▼第7試合　ヤングファイト　63kg契約　2分3R
○SAKI（チーム仲村）
TKO　3R1分23秒
●スーパークレイジーK（真樹ジムオキナワ）

▼第6試合　ヤングファイト　75kg契約　2分3R　　
○大吾(フリー)
KO　2R56秒
●雄真（真樹ジムオキナワ）

▼第5試合　おやじバトル　2分3R
○津波　勝（介護士）
判定2−0
●上原充次（自動車整備）

▼第4試合　RKAバンタム級ランキング戦(リーグ)　3分2R　　
○YOSHITO(糸満ジム)
判定2−0
●平良優吏（真樹ジムオキナワ）

▼第3試合　ジュニアファイト　3分2R
○西銘勇斗（陽明館）
KO　2R1分58秒
●本村隆太郎（真樹ジムオキナワ）

▼第2試合　ジュニアファイト　2分2R
○大嶺竜馬（浦添市出身）
判定3−0
●玉城　慧（那覇市出身）

▼第1試合　ジュニアファイト　2分2R
△上原ももか（真樹ジムオキナワ）
ドロー　判定0−1
△金城りょうや（糸満ジム）