▲昨年の世界大会(無差別)で優勝したクリプノワ(左)が通算5度目の優勝
国際空手道連盟 極真会館
「2012世界女子空手道選手権大会」
2012年4月15日(日) 東京体育館
開会式10:40 試合開始11:10
4月15日(日)東京体育館にて開催された『2012国際親善空手道選手権大会』内において『2012世界女子選手権大会』が行われ、3階級で王座が争われた。
中量級4連覇のアナスタシア・クリプノワ(ロシア)が、決勝で田崎佑麻(日本)を本戦判定5−0で下し、中量級通算5度目の優勝を達成した。
→軽量級はロシアのヴォロビヨワ(右)が通算3度目の優勝を達成
クリプノワと田崎は2009年、2010年、そして今回と3度目の決勝戦での対戦。昨年は日本代表チーム(愛称"スマイルJAPAN")の主将として日本女子を牽引した田崎だったが、世界女王の壁は厚く、3度目の今回も悔し涙を流す結果となった。
クリプノワは中量級のみならず、昨年11月に初めて開催された体重無差別の極真世界女子大会で“初代無差別女王”の座に輝き“極真の女王”と謳われており、男子の世界チャンピオンであるタリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)と同じ道場で毎日のように組手稽古をしているという。
→重量級はポーランドのシピエン(左)が通算3度目の優勝を果たした
他に軽量級は2005年と2008年の優勝者エレナ・ヴォロビヨワ(ロシア)が決勝で太田菜月(日本)を下して通算3度目の優勝。また重量級はアグニシカ・シピエン(ポーランド)が2005年と2010年に続き3度目の優勝を飾った。
女子は6月9日(土)10日(日)に大阪・ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で全日本体重別選手権(第29回全日本ウェイト制大会と同時開催)、8月に京都で体重無差別の全日本選手権(極真祭と同時開催)を予定している。
▼軽量級決勝戦
○エレナ・ヴォロビヨワ(ロシア)
優勢勝ち 本戦4−0
●太田菜月(日本/本部直轄西多摩道場)
▼中量級決勝戦
○アナスタシア・クリプノワ(ロシア)
優勢勝ち 本戦5−0
●田崎佑麻(日本/広島県支部)
▼重量級決勝戦
○アグニシカ・シピエン(ポーランド)
優勢勝ち 本戦5-0
●ヴァレリア・ドロシェンコ(ロシア)
■軽量級結果
優勝/エレナ・ヴォロビヨワ(ロシア)
準優勝/太田菜月(日本/本部直轄西多摩道場)
3位/島田慧巳(日本/本部直轄神田道場)
4位/中村綾乃(日本/富山支部)
■中量級結果
優勝/アナスタシア・クリプノワ(ロシア)
準優勝/田崎佑麻(日本/広島県支部)
3位/エヴゲニア・ティメルガリエワ(ロシア)
4位/イアロスラブナ・モレワ(ロシア)
■重量級結果
優勝/アグニシカ・シピエン(ポーランド)
準優勝/ヴァレリア・ドロシェンコ(ロシア)
3位/アンナ・カチンスカ(ポーランド)
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