▲新チャンピオンとなった森本一陽(中央)を祝福する仲間たち
J-NETWORK
「J-KICK 2012〜NEXT J-GENERATION〜2nd」
2012年4月30日(月・祝)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼ダブルメインイベント2(第12試合) J-NETWORKスーパーウェルター級王座決定トーナメント決勝戦 3分5R
○森本一陽(レグルス池袋/同級2位)
判定3−0 ※49−48、50−48、50−47
●高 修満(こう・すまん/エイワスポーツジム/WPMF日本ウェルター級5位、ラジャダムナンスタジアム認定同級5位/同級1位)
※森本が新王座に就く。
牧野智昭のベルト返上を受けて、2月大会からスタートしたスーパーウェルター級王座決定トーナメント。決勝戦では、一回戦で島一生をKOした高と、川端健司から判定勝利の森本が激突した。高は現ラジャダムナンスタジアム認定ジュニアミドル級8位。昨年活躍していたウェルター級から更に階級を上げてトーナメントに挑む。対する森本は、昨年はシュートボクシングなど他団体への参戦が目立った。今回のトーナメント参戦選手の中で唯一、ノーランカーだった(1回戦時)こともあり、願ってもないビッグチャンスの到来となった。
1R、右ハイ、左右フックで前に出る森本。高はガードを固めながら右ミドル。森本の大振りの左フックがクリーンヒットし、高はぐらつく。ラッシュを仕掛ける森本に対し、耐える高は首相撲でしのぐ。
2R、パンチで前進する森本に、高が右ミドル。コーナーに詰めた高はヒジ! 森本は回転しながらの右ミドル、ロー、左右フックとプレッシャーをかけながら前に出続ける。
3R、森本は変わらず大振りの左右フックで突っ込む。何発か高の顔面をとらえるも、高はダメージを隠すように組み付いて連打を許さない。そして間髪入れずヒジ。離れると高は右ミドル。
4R、疲れを見せ始めた高に対し、森本はガンガン前に出る。森本が縦ヒジを合わせると高が額をカット! ドクターチェックの後に再開。
森本は左右フック、右ハイとKO狙いで前に出るも、顔面血だらけの高はゾンビのように組み付いては首相撲を仕掛ける。
5R、大森は大振りのパンチで前に出る。劣勢で疲れを見せる高は組み付いてはヒジ。左ハイをクリーンヒットさせるが、森本は前に出続ける。高は組み付いてヒジを出していくものの流れを変えることが出来ないまま終了。判定で勝利した森本が新チャンピオンとなった。
▼ダブルメインイベント1(第11試合) J-NETWORKバンタム級王座決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
○木村健太郎(サバーイ町田/同級1位)
判定3−0 ※29−28、30−29、30−29
●喧太(フォルティス渋谷/同級3位)
※木村が新王座に就く。
現在空位のバンタム級王座を狙ってJ-NETのランカーやWPMFのランカーが参戦した王座決定トーナメント。決勝戦には、萬田千晴、キム・ギフンを破った木村と、三好純、日畑達也を下した喧太が進出した。
1Rから仕掛けたのは木村。左ジャブを出しながら一気にパンチ連打で喧太をコーナーに追い込む。喧太はローを狙うも距離を潰されてしまう。
2R、喧太は右ロー連打。変わらず木村はパンチの連打でプレッシャーをかける。コーナーに押し込まれながらも喧太はヒジを返す。
3Rもパンチで前に出続ける木村。喧太が縦ヒジを合わせると、木村はカットし流血。喧太は右ローを蹴りたいが、木村のパンチの前に下がりっぱなし。木村が完全に主導権を握り判定勝利、念願のベルトを巻いた。
▼セミファイナル(第10試合) フェザー級 サバイバルマッチ1
○小山泰明(建武館/同級1位)
KO 2R2分42秒 ※左ハイキック
●シティーチャイ・ウルフジム(タイ/ウルフキックボクシングジム/元ルンピニースタジアム認定バンタム級王者、2011年ムエローク58kgトーナメント準優勝)
小山は2008全日本学生キックフェザー級王者で現J-NETWORKフェザー級1位。
対するシティーチャイは、元ルンピニースタジアム認定バンタム級チャンピオンであり、昨年のムエローク58kgトーナメント準優勝(ムエローク出場時のリングネームはシティーチャイ・センモラコット)。小山は強豪タイ人撃破なるか。
1R、シティーチャイは左右ロー、右ハイ。小山もローを返し、バックブロー。これがクリーンヒットし、シティーチャイはぐらつく。
小山は一気に追い込むものの、シティーチャイは耐えながらヒジを返す。
2R、シティーチャイのローに対し、小山はパンチからヒジ。
シティーチャイは右ハイ、右ロー。その蹴り終わりを狙って小山が左ハイ! これでシティーチャイがバッタリと倒れると、小山がKO勝利。マイクを握り、佐藤政人が持つベルト挑戦をアピールした。
▼第9試合 51.5kg契約 サバイバルマッチ1
△大槻直輝(OGUNI GYM/元WBCムエタイ日本フライ級王者)
ドロー 2R判定0−0 ※20−20、19−19、20−20
△薩摩サザ波(TARGET/J-NETWORKスーパーフライ級2位、WPMF日本フライ級4位)
※バッティングでカットにより試合ストップの為、2Rまでの集計
1R、薩摩は左右ロー。大槻は左ハイ、右ストレート。組み合う展開になると、薩摩が上手くこかしていく。2Rに、接近戦で薩摩がパンチにヒジを交ぜていく。
これで大槻の額をカットしたかに見えたが、レフェリーはバッティングと判断。大槻の傷は深く試合続行不可能となり、ここまでの判定決着でドローとなった
▼第8試合 スーパーライト級 3分3R ※ヒジあり
△落合 淳(STURGIS新宿ジム/2011年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級準優勝)
ドロー 判定1−0 ※30−29、29−29、30−30
△須釜和成(NJKF・拳粋会/NJKF同級4位)
▼第7試合 バンタム級 3分3R ※ヒジあり
○萬田千晴(九州比山/J-NETWORKスーパーフライ級6位)
判定2−0 ※29−29、29−28、30−28
●竹原 廉(STURGIS新宿ジム/同級8位、WPMF日本バンタム級7位)
▼第6試合 ウェルター級 サバイバルマッチ1
○堤 大輔(チームドラゴン/同級7位、元全日本同級2位)
TKO 延長R2分53秒 ※セコンドからのタオル投入
●原田雅人(フォルティス渋谷)
※本戦は29−29、30−29、29−30
▼第5試合 スーパーライト級 サバイバルマッチ1
○渡部翔太(チームドラゴン)
KO 延長R1分36秒
●富士丸亮太(天空・藤)※亮太から改名
※本戦は30−29、29−29、30−30
▼第4試合 ライト級 3分3R
△高橋一貴(リバーサルジム東京スタンドアウト)
ドロー 判定1−0 ※29−28、29−29、29−29
△藤 良太郎(天空・藤)
▼第3試合 55.5kg契約 3分3R
○稼頭徳(かずのり/JTクラブ)
判定2−0 ※29−29、30−28、29−28
●石原兄資(いしはら・けいすけ/アクティブJ)
▼第2試合 J-NETWORKバンタム級王座決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
○木村健太郎(サバーイ町田/同級1位)
判定3−0 ※30−29、30−29、29−28
●キム・ギフン(韓国/バンゲリングベイ・スピリット/同級4位、WPMF日本スーパーバンタム級5位)
※木村が決勝戦に進出
▼第1試合 J-NETWORKバンタム級王座決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
○喧太(フォルティス渋谷/J-NETWORK バンタム級3位)
判定3−0 ※29−28、29−27、29−27
●日畑達也(FKD/同級2位、WPMF日本同級3位)
※喧太が決勝戦に進出
▼オープニングマッチ第2試合 スーパーフライ級 3分3R
○濱田 巧(天空・藤)※デビュー戦
TKO 2R55秒
●印南陽介(KS宇都宮)
▼オープニングマッチ第1試合 ウェルター級 3分3R
△恒・センチャイジム(センチャイムエタイジム)※デビュー戦
ドロー 判定1−0
△伊藤信也(フォルティス渋谷)
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