K-1 Global Holdings Limited
「K-1 RISING 2012〜K-1 WORLD MAX FINAL 16〜in MADRID」
2012年5月27日(日・現地時間)スペイン・マドリード パラシオ・ビスタ・アレグレ
開場17:30 開会式20:00
※オープニングファイト18:15
▼メインイベント(第12試合) ヘビー級スーパーファイト 3分3R
○バダ・ハリ(モロッコ)
判定
●アンダーソン“ブラドック”シルバ(ブラジル)
1R、鋭い左ジャブのハリ。シルバは下がりながら右ミドル。ハリは左フック。前に出るハリは右フックでさっそくダウンを奪う。一気に連打を見せるハリは左ジャブで突き放して左ハイ。さらにシルバにロープを背負わせて連打を見せる。右ジャブから左ハイのハリが連打で前に出たところでゴング。
2R、左ジャブ連打のハリがプレッシャーをかけ右ミドル。シルバがプレッシャーをかけ、ハリが下がる。シルバが左フックをヒットさせると、ハリがロープを背負う。ハリは大振りの右フックを見せるも当たらない。ガードを固めながらハリが前進し、左ボディから右フック。タフなシルバを崩せない。
3R、接近戦から左ハイキックのハリ。お互いにフックをぶんぶん振り回す。ハリは左フックで下がらせて左ロー。シルバも左右フック。ハリは左ハイを出すも空振り。お互いに近距離で打ち合う。両者がスピンキックを出し合ったところでゴング。ハリが判定勝ちした。
▼セミファイナル(第11試合)
ヘビー級スーパーファイト 3分3R
○ミルコ・クロコップ(クロアチア)
KO 2R
●ローレン・ハヴィエル・ホルヘ(スペイン)
1R、ミルコは左ジャブから左ハイ。ローレンも右ハイ。ミルコはジャブを振って左ミドルにつなぐ。ローレンの右ハイには、ミルコが左ストレートを合わせる。ミルコが右ジャブで距離を取り左ミドル。
2R、ガードを固めるローレンに左ハイのミルコ。ミルコは右ジャブ。お互いに距離がつまりクリンチの展開が目立つ。ミルコが右ジャブから左ミドル。ローレンをロープに詰めてミルコが連打でダウンを奪う。さらに追加のダウンを奪うと、ローレンは立ち上がれず、ミルコがKO勝利した。
▼第8試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
KO 2R ※左ストレート
●イ・スファン(韓国)
1R、下がりながら左ローのスファン。キシェンコは距離を潰して右ストレート、右ハイ。下がるスファンに右ストレート。スファンはテンカオ、左ミドル。積極的にキシェンコがパンチを振るう。
2R、前に出るキシェンコがフックでダウンを奪う。さらに連打を仕掛け、スファンをロープ際に追い込む。コーナーに追い込んだキシェンコが連打から左ストレートをグサリ! キシェンコが圧倒的な強さを見せKO勝利した。
▼第7試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○アンディ・サワー(オランダ)
判定
●エイブラハム・ロッキーニ(スペイン)
1R、サワーが左インロー。エイブラハムは右ローを出し、ローの蹴り合いとなる。徐々にペースを上げるサワーがパンチからローにつなぐコンビネーション。エイブラハムも下がることなく前へ。お互いにクリンチの目立つラウンドとなった。
2R、サワーはローを出しながら前進。エイブラハムをコーナーに追い込むが、エイブラハムはパンチからハイで対抗する。サワーが連打で前に出ると、エイブラハムはクリンチでそれを許さない。エイブラハムはクリンチが多くレフェリーから注意が与えられる。
3R、エイブラハムはパンチ連打から左ハイ。距離を潰すサワーはテンカオ。サワーは接近戦から左右フックを見せる。サワーが蹴っては組み付く展開に。お互いに近距離で打ち合う。お互いに決定打がないまま終了し、サワーが判定で勝利した。
▼第5試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○リース・マカリスター(イギリス)
判定
●名城裕司(K NETWORK国士会館)
1R、アグレッシブな攻めから蹴り技を見せるリース。ローからパンチの連打で名城を追い詰める。リースは二段蹴り。名城はパンチを振って左ハイ。リーは左右フック。名城は打ち合いに応じるもリーチ差がありすぎて決定打はない。
2R、名城は距離を潰して右ミドル。リースは遠い間合いからヒザ蹴り。そして一気にパンチをつなぐ。耐えた名城はフックを見せるも届かない。名城は右ジャブ。リースは右ハイ、左フック、右ストレート。
3R、名城は左ミドル。リースはパンチで前に出る。名城は前蹴り、左ハイ。長いリーチから突き刺すパンチのリース。そして連打を叩き込むが、名城が左ミドルを返す。名城は打ち合うも、リースのプレッシャーの前に下がってしまう。そこを見逃すことなく、追い討ちをかけるリースがジャンピングハイ! 決定打を生み出せず名城が判定負けを喫した。
▼第4試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○城戸康裕(谷山ジム)
KO 3R ※バックブロー
●シュー・イェン(中国)
1R、圧力をかけるシューに対し、両腕を高く上げる構えの城戸がぐるぐる回り込みながらロー。シューはサイドキック。城戸は左ミドルを返す。城戸は構えをスイッチしながら右ロー。シューが前に出ると、城戸は前蹴りで詰めさせない。城戸は左ハイ。シューも右ハイを返す。シューが連打を見せると、城戸はバックブローを見せ連打を許さない。城戸は左ミドル、前蹴り。シューが詰めて連打するも、城戸は回転して逃げるトリッキーな動き。
2R、城戸は前蹴り。シューが前に出るも、城戸は下がって連打を許さない。城戸は左ロー、テンカオ。シューはプレッシャーをかける、城戸はパンチを振ってからの左ロー。シューは距離を潰してバックブロー。
3R、前に出るシューに対し、城戸は左ロー。打ち合いの中、偶発性のバッティングで城戸は額をカットして流血。再開後、城戸はローブローを放ってしまう。シューはサイドキック。城戸は左ハイ。城戸が左ミドルのモーションから左ローを当てていく。これを嫌がるシューは首相撲からのヒザを出してしまいレフェリーから注意を受ける。城戸の左ローでシューの前進が止まる。城戸は前蹴りで距離を潰すと、狙いすましたバックブロー! シューはバッタリと倒れ城戸がKO勝利を飾った。
▼第3試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○マイク・ザンビディス(ギリシャ)
KO 3R ※左フック
●シャヒッド(モロッコ)
1R、シャヒッドは蹴り技主体の攻め。ジリジリとプレッシャーをかけるザンビディスは蹴られながらも前進し、左フックから右ハイ。シャヒッドはガードを固めながら下がるのみ。ザンビディスのローがローブローとなる。再開後、下がりながらもシャヒッドは蹴りを連打で見せる。
2R、プレッシャーをかけるザンビディスがボディ連打。シャヒッドもフック、左ミドルを返すも、ザンビディスの前進は強い。的確にザンビディスがフックを当て、シャヒッドはガードを固める。ザンビディスはフックを上下に散らす。そして左フックをヒットさせ、左ハイ! さらにザンビディスはショートの左フックを当て連打を見せた。
3R、ザンビディスが前に出続ける。シャヒッドは左ミドル、左ロー。ザンビディスは左フック、右ハイ。ザンビディスはコーナーに詰めて豪腕を振るう。豪快なパンチを何発も当てるザンビディスだが、タフなシャヒッドは距離を取りながら蹴りを返す。しかし、前進の止まらないザンビディスが右ボディから左フックを豪快にクリーンヒットさせ見事なKO勝利を収めた。
▼第2試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○クリス・ンギンビ(コンゴ)
判定
●チェン・スーパープロ・サムイ(タイ)
1R、チェンは前蹴りから左右ハイキック。クリスのパンチをかわしてハイキックを出すと会場にどよめきが起こる。クリスは距離を潰してフック。チェンは右ロー。クリスは飛びヒザ、パンチからローと速い攻めを見せる。チェンは右ストレートをヒット。クリスは左右フックを返す。
2R、一気に距離を詰めたクリスが左右フックから飛びヒザを3連発。しかし、倒れないチェン。チェンは左ミドル。クリスは右ストレートを返しお互いに譲らない展開に。両者は距離を潰して打ち合う。
3R、飛び込みながらの右ストレートを見せるクリス。そして積極的に攻めるが、チェンも左右フックからミドルにつなげる。チェンは前蹴りから左ミドル。お互いに額をつけるぐらいの距離で打ち合う。クリスが左フックをヒットさせ、一気に連打! 打たれるチェンだが耐えてパンチを返していく。クリスは飛びヒザを交ぜながらパンチで前に出たところでゴング。クリスが勝利した。
▼第1試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○アンディ・リスティ(スリナム)
判定
●ドラゴ(アルメニア)
1R、奇襲攻撃を仕掛けるリスティ。ドラゴはコーナーに詰められ、リスティの怒涛の攻撃に防御を固めるのみ。リスティはテンカオ連打。耐えたドラゴだが、鋭いジャブで突き放される。リスティは左ジャブからテンカオ。ドラゴはガードを固めパンチで前進するも、勢いのあるリスティがパンチで突き放しテンカオにつなぐ。
2R、リスティは左ジャブで距離を取る。ドラゴはフックを振り回すが、リスティはスウェーでかわす。再びドラゴをロープ際に詰めると、リスティはパンチからテンカオ。ドラゴは左フックをクリーンヒットさせたが、持ち直したリスティはパンチで攻める。
3R、ドラゴは右ロー。そして左フックをヒットさせたドラゴが勢いに乗るが、リスティは距離を詰めて左右フック。ドラゴは前蹴りから上段後ろ回し蹴りにつなぐ。リスティはアッパー連打で前進し、ドラゴをロープに詰めてパンチの連打を見せる。ドラゴも打ち合いに応じたところでゴング。リスティが判定で勝利した。
▼第6試合 K-1 WORLD MAX FINAL 16 一回戦 3分3R
○ムルテル・グロンハート(スリナム)
KO 3R
●ハルト・グリゴリアン(ベルギー)
▼第10試合
ヘビー級スーパーファイト 3分3R
○ダニエル・ギタ(ルーマニア)
TKO 2R ※タオル投入
●ポール・スロウィンスキー(オーストラリア)
▼第9試合
ヘビー級スーパーファイト 3分3R
○セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ)
判定2−1
●リコ・ヴァーホーベン(オランダ)
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