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【新極真会】大波乱!軽量級は他流派が制し、中量級で新王者が誕生

2012/05/27


▲ワールドカップ日本代表の座を獲得した(前列左から)加藤、横山、将口(後列左から)緑、福地、島本一二三、前田、森、島本雄二

NPO法人全世界空手道連盟 新極真会
「第29回オープントーナメント
全日本ウエイト制空手道選手権大会(2日目)」
2012年5月27日(日)大阪府立体育会館
開場10:00 開会式11:00

 新極真会の全日本ウエイト制空手道選手権大会が26日(土)と27日(日)の2日間にわたって開催された。女子は3階級の優勝者、男子は3階級の優勝・準優勝者がそれぞれ来年4月にリトアニアで行われる『第5回カラテワールドカップ』の日本代表選手に選ばれた。

 男子軽量級は4連覇が期待されていた日本軽量級の絶対王者・前田優輝が欠場するという波乱が起こり、他流派・白蓮会館の福地勇人(右写真、左から2人目)が優勝するという大波乱となった。

 さらに男子中量級では、優輝の弟・前田勝汰が3連覇を狙っていた島本一二三を破り初優勝。新王者が誕生する中、男子重量級では一二三の弟・島本雄二が安定した強さを発揮し、2連覇を達成した。

 女子では加藤小也香が軽量級4連覇を達成、昨年の全世界大会(無差別級)で世界女王となった将口恵美が重量級を制覇と戦前の予想通りとなったが、中量級ではワールドカップ2連覇の佐藤弥沙希が、同門の後輩・横山紀子に敗れるという波乱が起きた。

 閉会式で緑健児代表は、「リトアニアのワールドカップでは日本の全階級制覇を目標にしたい」と大目標を掲げ、「今日敗れた選手たちには(秋の無差別級)全日本大会でまだチャンスがあります」と呼びかけた。



▲他流派の福地(右)が上段膝蹴りで技ありを奪い、初優勝を果たした

▼男子軽量級決勝戦
○福地勇人(白蓮会館)
延長戦 優勢勝ち 判定5−0
●緑 強志(福岡支部)

 過去3連覇を達成していた軽量級の絶対王者・前田優輝が欠場し、そのライバルと目されていた山野翔平も同じく初日の2回戦で敗退するという大波乱があったこの階級。決勝へ進出したのは、第4回全世界王者で新極真会代表である緑健児の息子・強志と、他流派・白蓮会館の福地。緑は王座を守ることが出来るか?

 ステップを使って大きく回り込む福地を緑が追っていく展開。福地は右下段廻し蹴り、上段前蹴り。緑は突きから上段廻し蹴り。右下段廻し蹴りを連発する福地に緑は突きの連打で応戦するが、顔面を殴ってしまい、福地が転倒。注意が与えられる。緑の突きに福地は膝蹴りで応戦、接近戦で福地の膝蹴りが緑のアゴを突き上げる! 緑はそれでも怯まずに突きで前へ出て、福地は膝蹴りを連打。判定は福地に旗が1本上がったが、引き分けで延長戦へ。

 やはりステップを使って大きく回り込む福地は右下段廻し蹴りと横蹴り。緑は突きとヒザ蹴りで前へ出るが、福地は右下段を蹴り続ける。緑の突き連打に福地が左上段膝蹴り! これが技ありとなる! そしてすぐに試合終了! 他流派の福地が軽量級を制するという衝撃の結末となった。

 福地は「本当に嬉しいです。他流派での難しい大会で優勝は嬉しい。つらい戦いで途中何度も諦めたんですが、セコンドの皆さんの応援で何とか勝てました。もっと練習に励んで、ワールドカップでは絶対に優勝したいと思います!」と、元気に叫んだ。



▲前田(左)が島本(右)の3連覇を阻止し、初優勝を飾った

▼男子中量級決勝戦
○前田勝汰(和歌山支部)
再延長戦 優勢勝ち 判定4−0
●島本一二三(広島支部)

 3連覇を狙う島本と、昨年のオーストラリア大会で強豪外国人選手を相手に優勝を果たした前田が決勝戦を争う。前田の兄は軽量級の優輝で、4連覇を狙うはずだった今大会を欠場しており、兄の無念を晴らしたいところだ。

 前に出て突きを連発する前田に、島本は下がって距離を作りながら左右の下段廻し蹴り。勢いよく前に出る前田を前蹴りで突き放そうとするが、前田の突進力は衰えず蹴りを混ぜながらの突き。島本は顔面殴打で注意をとられ、前田はますます勢いを増して突きと下段で前へ出て行く。判定は前田に旗が2本上がったが、ほかの審判3名が引き分けで延長戦となる。

 前蹴りで前田の突進を止めようとする島本だが、前田は下段廻し蹴りと左右の突きでどんどん前へ出る。島本は左右の前蹴りを連発して前田を下がらせようとしたが、手による押しがあって注意をとられた。

 延長戦も引き分けとなり、再延長戦へ突入。両者が蹴りで上段を狙い合う展開となり、前田の突きに島本は前蹴り。しかし、前田は突きと膝蹴りで突進をやめない。判定は4−0で前田! 島本の3連覇を阻止し、前田が初制覇を成し遂げた。

 前田は息を切らしながら「応援のおかげで勝てました。(兄から)いろんなアドバイスをもらって、それも支えになって勝てたと思います。(ワールドカップは)絶対に優勝したいと思います」と優勝の喜びを語った。



▲昨年の全世界大会でも大活躍した島本(右)が2連覇を達成した

▼男子重量級決勝戦
○島本雄二(広島支部)
判定5−0
●森 健太(福岡支部)

 昨年の世界大会日本代表が6人もエントリーした重量級、決勝戦は昨年の王者・島本と一昨年の王者・森によって争われた。両者は2年前の決勝戦で対戦し、その時は森が勝利している。兄・一二三が敗れた直後の試合で、島本は2連覇を達成することが出来るか?

 両者は下段を蹴り合い、下突きへとつなげていく。島本はヒザ蹴りと内股への下段、森は左の下段を狙い撃ち。距離をうまくとる島本は接近するとヒザ蹴り、離れると左右の下段で森の前足を外側と内側から蹴り続ける。安定した戦いぶりで、島本が判定5−0により貫禄の2連覇を達成した。

 島本は「やっと緊張から解放されてほっとしています。2年前に涙を呑んでいるので絶対にリベンジするという気持ちで挑みました。ワールドカップは絶対に優勝、日本が王座を守って第11回全世界大会につなげたいと思います」と、力強く勝利者インタビューに答えた。


▼女子軽量級決勝戦
○加藤小也香(愛知山本道場)
延長戦 優勢勝ち 判定4−0
●谷岡菜穂子(世田谷・杉並支部)

 女子最多の20名が出場した軽量級は、3連覇を果たしている“絶対王者”加藤の4連覇なるかが注目された。決勝戦はその加藤と世界王者・塚本徳臣の弟子である谷岡の対戦となった。

 加藤が得意の前蹴りで先制し、左右の下段を相手の内股へ放つ。その度に谷岡の足が跳ね上がり、印象が悪い。谷岡は突きを繰り出していくが、加藤がアグレッシブに左右に動いて左右の内股下段と突き、膝蹴り。加藤が下突きから左上段廻し蹴り、飛び込んでの突きで応戦。判定は加藤に旗が2本上がるが、引き分けとなる。

 延長戦は加藤が後ろ蹴りから左上段廻し蹴り。膝蹴りを連発する谷岡に加藤も膝蹴りを返し、上段廻し蹴り。谷岡の突きと下段に加藤は回り込みながら突きと下段を返し、後ろ蹴りを放つ。一度離れた加藤が後ろ蹴りを炸裂させると、谷岡の動きがやや鈍る。判定4−0で加藤が勝利し、驚異の大会4連覇を達成した。

 加藤は「ワールドカップの出場権が懸かっていたので、今回も絶対に日本代表になりたいとの想いが強かったです。階級別の世界大会に出るのは初めてなのでどこまで行けるか分かりませんが、優勝できるように頑張ります」と、ワールドカップへの意気込みを語った。


▼女子中量級決勝戦
○横山紀子(和歌山支部)
最終延長戦 優勢勝ち 判定5−0
●佐藤弥沙希(和歌山支部)

 14名が出場した中量級で決勝の舞台に立ったのは佐藤と横山。佐藤はウエイト制2回優勝、全日本大会優勝、ワールドカップ連覇と輝かしい実績を残している中量級のエース。今大会も制してワールドカップ3連覇を目指したいところだ。対する横山はその佐藤の同門で後輩、昨年の優勝者である。

 開始から激しく打ち合う両者、佐藤に顔面殴打の注意1。両者は接近戦で下段と突きの打ち合いを展開するが、ここで今度は横山がヒジ打ちによる顔面殴打で注意を受ける。さらに激しく打ち合いを続ける両者、本戦の判定は0−0で引き分け。延長戦へ突入する。

 佐藤は突きと下段に加えて膝蹴り、横山はヒジ打ちを胸元に叩きつける。最後まで接近戦で突きと下段を打ち合った両者、佐藤に旗が1本上がったが、引き分けで再延長戦へ。

 佐藤の左足へのヒザ蹴りを連発する横山に、佐藤は突きの連打で応戦。判定は横山に旗が1本上がったが、またしても引き分けとなった。規定により体重判定(4kg差があれば軽い方が勝利)となったが、横山は62.2kg、佐藤は61.7kgで4kg以上の差がなかったため最終延長が行われることに。

 動きが衰えない両者は突きと下段で打ち合い、何度ももつれ合うが、横山が足とボディへの膝蹴りで佐藤を押し始める! 判定は5−0で横山が勝利! 主審が思わず「ナイスファイト!」と両者に声をかけるほどの接戦を制した横山は、判定勝ちが告げられると同時に号泣した。

 ワールドカップ王者の先輩を破るという劇的勝利で2連覇を達成した横山は、「今までで一番練習してきたので勝ててよかったです。相手が強いので簡単には勝てないと思っていましたが、練習してきてよかったと思います。(ワールドカップは)練習をいっぱいして優勝します」と涙ながらに語った。


▼女子重量級決勝戦
○将口恵美(愛知山本道場)
優勢勝ち 判定5−0
●長谷川真美(埼玉武蔵支部)

 7名が出場したこの階級だが、注目選手はなんと言っても昨年の全世界大会(無差別級)を制した“世界女王”将口。2年前の第4回ワールドカップでは優勝を果たせなかったため、来年リトアニアで開催される第5回ワールドカップへの出場権を懸けた今大会(女子は優勝者のみ出場権を得られる)への意気込みは並々ならぬものがあるだろう。

 決勝へ進出した将口と対戦するのは、昨年の世界大会で日本代表として共に戦った長谷川となった。

 将口が上段廻し蹴りを織り交ぜながら内股への下段廻し蹴り、前蹴り、横蹴りと多彩な蹴りを使う。長谷川は左中段廻し蹴りと突きで前へ出るが、将口は自分の間合いを保ちながら中段廻し蹴り、後ろ蹴り、そして突きと的確にヒットさせていく。判定5−0で将口が貫禄の優勝を収めた。

 将口は「(優勝の理由は)何も考えなかったことです。(世界女王としての)プレッシャーはそんなになかったと思います。今度は個人ではなくワールドカップという大会にリベンジして勝ちたいと思います」と、日本チーム全体の勝利を誓った。

■各階級の入賞者

▼男子軽量級
優 勝 福地勇人(白蓮会館)
準優勝 緑強志(福岡支部)
第3位 越智純貴(福岡支部)
第3位 河瀬惇志(佐賀筑後支部)

▼男子中量級 
優 勝 前田勝汰(和歌山支部)
準優勝 島本一二三(広島支部)
第3位 加藤大喜(愛知山本道場) 
第3位 谷川光(西神奈川支部)

▼男子重量級 
優 勝 島本雄二(広島支部)
準優勝 森健太(福岡支部)
第3位 水野暁記(世田谷・杉並支部) 
第3位 前川憲司(徳島北東あわじ支部)

▼女子軽量級 
優 勝 加藤小也香(愛知山本道場)
準優勝 谷岡菜穂子(世田谷・杉並支部)

▼女子中量級 
優 勝 横山紀子(和歌山支部)
準優勝 佐藤弥沙希(和歌山支部)

▼女子重量級 
優 勝 将口恵美(愛知山本道場)
準優勝 長谷川真美(埼玉武蔵支部)

GBRの新極真会「第10回世界大会」特集
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