M-1MC
「M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.2」Part.1
2012年6月24日(日)東京・ディファ有明
開場11:00 開始11:30
写真&レポート=鈴木雄一郎
▲板倉直人(左)のローブローで基流・ザ・ビャーは試合続行不可能となった
▼メインイベント(第11試合) WPMF日本ウェルター級 3分5R
−板倉直人(スクランブル渋谷/同級6位)
ノーコンテスト 1R1分24秒
−基流・ザ・ビャー(サムライ修斗クラブ/元日本プロキック連盟スーパーライト級王者、元MAミドル級8位)
※板倉の左ローが基流の下腹部に入り、基流が続行不可能とドクターが判断したため
基流が右ミドル、回り込んで左ローを打ち、基流が先手を仕掛けていく。板倉はこれに対して右ローで応戦。その後互いに左ローを出し合う。基流が踏み込んで右ストレートを打つ。
ジリジリ前に詰めていく基流に、板倉は打点の高い前蹴りを打つ。これが基流の顔面をとらえ、基流の体がのけぞったままの状態で、板倉は強引に右ストレートを基流の顔面に打ち込んでいく。基流は板倉の右足をキャッチして右ロー。
1分が経過しようとしたところで、基流が右ミドルを打ち、板倉はすかさず左ローを返す。この左ローが基流の下腹部に直撃! うずくまって倒れ込む基流。
試合が中断した直後に基流の体が痙攣を起こし始め、これを見たドクターが続行不可能と判断。場内が静まり返る中で、ノーコンテストとコールされ、何ともシックリこない結末を迎えた。
▲高田結(左)が判定で成沢紀予を下した
▼セミファイナル(第10試合) WPMF日本女子スーパーフェザー級 2分3R延長1R
○高田 結(峯心会/WPMF世界女子ライト級王者)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−28)
●成沢紀予(フォルティス渋谷/J-GIRLSフェザー級1位)
1R、互いにジャブを打ちながらけん制し合う状態が続いていく。単発で打つ高田の右ローが目立つ中、成沢は高田の右ローを交わしながら前に出る。しかし、様子を見ているのか、成沢はほとんど手が出ない。ラスト10秒で首相撲からヒザの応酬が続いてゴング。
2R、1R同様、高田は右ローを単発で打ち込んでいく。距離を詰める成沢は、高田の右ローに合わせて左フックを被せる。ゆっくりとした流れは1Rと変わらず、中盤になって首相撲とヒザが多く見られる。
3R、互いに同じタイミングでパンチを打ち、首相撲とヒザ。右ローを打つ姿勢は変わらない高田に、成沢は左前蹴りと左ロー。
中盤になると、高田のヒザが成沢をとらえ始めていく。当たりは浅いものの、コツコツと有効打を稼いでいった高田が、ポイントを落とすことなく判定で勝利を収めた。
▼第9試合 WPMF日本ライト級 3分3R延長1R
○KATO-A.KG(A-BLAZEKICK GYM/元同級7位)
判定2−1 ※30−29、28−30、29−28
●雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/同級5位)
▼第8試合 WPMF日本ウェルター級 3分3R延長1R
○藤ノ木 岳(チャモアペットムエタイアカデミー)
TKO 1R2:38 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
●貴雅(ウィラサクレック・フェアテックス)
▼第7試合 WPMF日本ライト級 3分3R
○杉本卓也(ウィラサクレックフェアテックス)
判定2−1 ※30−29、28−29、30−29
●土屋 忍(Y’ZD)
▼第6試合 WPMF日本ウェルター級 3分3R
○森山和哉(エスジム)
判定3−0 ※29−28、30−28、30−28
●前村 純(ウィラサクレック・フェアテックス)
▼第5試合 WPMF日本バンタム級 3分3R
○竹内将生(エイワスポーツジム)
判定2−1 ※29−28、28−29、28−29
●牧野亮佑(ウィラサクレック・フェアテックス)
▼第4試合 WPMF日本スーパーバンタム級 3分3R
○鈴木正平(ウィラサクレックフェアテックス)
判定3−0 ※三者ともに30−28
●森重 淳(インスパイヤードモーション)
▼第3試合 NEXT HERORS CUP準決勝 ウェルター級 3分3R
○中田祐市(クロスポイント古河)
TKO 1R2分54秒 ※パンチ連打
●星野伸行(エスジム)
▼第2試合 NEXT HERORS CUP準決勝 ライト級 3分3R
○白幡健太郎(クロスポイント吉祥)
判定3−0 ※29−28、29−28、30−28
●佐曽利謙太(WATANABE-GYM)
▼第1試合 NEXT HERORS CUP準決勝 ライト級 3分3R
○たくあきラジャサクレック(ラジャサクレックジム)
判定3−0 ※30−29、29−28、30−28
●宮地謙太朗(GET OVER)
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