MA日本キックボクシング連盟
「愛媛松山大会 雷舞 創世」
2012年7月1日(日)愛媛・アイテムえひめ
開場13:30 開始14:00
▲2度目の防衛に成功したMA日本ライト級王者・梶田義人(左)
▼メインイベント(第9試合) MA日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
○梶田義人(武勇会本部/王者)
KO 4R ※左フック
●狂平(武勇会高松/挑戦者・同級1位)
※梶田が2度目の防衛に成功
梶田は昨年7月に大江和也を破り初防衛に成功。しかし、昨年11月の交流戦ではまっこムエタイの水落洋祐に敗れており、今回は再起戦となる。対する狂平は、王座挑戦権を懸けたトーナメントで宮城友一、勇苡馳(ゆういち)を破り、今回のチャンスをモノにした。梶田が2度目の防衛に成功なるか。それとも狂平がタイトル奪取か。同門対決の行方は!?
1R、お互い様子見の展開。梶田がローキックからパンチへとつなぐと、狂平はローのカットをしない。梶田が打ち合いに出ると、狂平も打ち合いに応戦する。梶田の右ストレートが狂平をとらえ、狂平がダウン! 立ち上がるも足元がふらついている。 いつもと違い、梶田は冷静にローキックを効かせていく。
2R、3Rと両者ともに手数が極端に減り、緊迫した空気が流れる。4Rに狂平が仕掛けて、パンチ勝負に出る。梶田もそれに応えるようにバチバチ打ち合う中、梶田の左フックが狂平をとらえ2度目のダウン奪取に成功。意識がない狂平を見たレフェリーが即座に試合を止め、梶田のKO防衛となった。
▼セミファイナル(第8試合) スーパーフェザー級 3分3R延長1R
○アトム山田(武勇会本部/元WMAFフェザー級王者、元MA日本バンタム&スーパーフェザー級王者)
判定3−0 ※30−29、30−29、30−28
●大輔(Studio-k/同級9位)
元WMAFフェザー級王者・山田が引退。山田は、これまでに駿太、“狂拳”竹内裕二といった日本人トップ選手だけでなく、2009年1月には中国で現WBCムエタイ王者ジョムトーン・チューワッタナと対戦した戦績を持つ。この試合後には引退セレモニーが行われる予定だったが……。
1Rから3Rを通して、山田がパンチ、蹴り、首相撲と、どれをとっても優勢に試合を進め、危なげなく判定勝利を収めた。マイクアピールでは、「チャンスがあれば試合がしたい」と現役続行を宣言。「2年半ぶりに試合をしてみて、もっといい試合がまだ出来ると確認できたから、チャンスがあれば試合をしたくなった」と話した。
▼第7試合 スーパーライト級 3分3R延長1R
○恭士郎(士魂村上塾/同級8位)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−28
●佐伯政哉(Studio-k)
愛媛出身の空手家・村上竜司塾長の弟子であり、同じく愛媛出身の恭士郎が地元での試合を迎えた。
1R前半は恭士郎に硬さが目立ち、佐伯のミドルキックが映える。後半に入ると、体力、地力の差が出てしまい、恭士郎が優勢に試合を進めるようになる。2Rに入ると、恭士郎がヒザ蹴りとパンチでボディを効かせてダウンを奪う。3Rも優勢に試合を進めた恭士郎が判定勝利した。
▼第6試合 MA日本ライト級新人王トーナメント準決勝 2分3R延長1R
○津乗大貴(武勇会今治)
延長R 判定3−0
●久井涼平(多田)
※本戦は1−0(30−30、30−30、30−29)
▼第5試合 MA日本フェザー級新人王トーナメント準決勝 2分3R延長1R
○戸田周作(武勇会本部)
判定3−0 ※30−27、29−26、29−27
●タイチャーン(VERSUS)
▼第4試合 少年エキシビションマッチ 2分2R
○佐々木和斗(武勇会井上)
判定2−0
●石井颯馬(極誠会)
▼第3試合 MA日本ウエルター級 3分3R
○門田哲博(武勇会本部)
TKO 2R ※3ノックダウン
●近野剣心(Studio-k)
▼第2試合 MA日本スーパーバンタム級 3分3R
○山田雄一(Studio-k)
判定2−0 ※30−29、30−29、30−30
●野口哲郎(武勇会本部)
▼第1試合 スーパーフェザー級交流戦 3分3R
△北島祐太朗(武勇会本部)
ドロー 判定1−0
△吉見貴行(吉見道場)
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