DEEP☆KICK実行委員会
「DEEP☆KICK 12」
2012年7月8日(日)大阪・アゼリア大正ホール
開場16:45 開始17:00
※TOP☆RUN開始12:30
▼メインイベント(第11試合) 63kg契約 3分3R
○憂也(魁塾)
KO 3R1分43秒 ※左ハイキック
●矢野浩司(OZMOSIS/MA日本スーパーライト級7位)
※矢野は1Rに右ストレート、パンチ連打で2度ダウン。
今大会のメインに抜擢されたのは、魁塾の憂也。3月に行われたK-1甲子園決勝大会で準優勝の成績を残した18歳は、プロではDEEP KICKを中心に6戦5勝(5KO)1敗、勝利が全てKOというフィニッシャーだ。今回、憂也が迎え撃ったのはMAキックランカーの矢野浩司。
倍の試合キャリアを持つ矢野に対し、憂也は1Rから猛攻を見せる。ミドル、前蹴り、ヒザでボディへの攻撃を集中するとパンチで一気に攻め込み、右ストレートでダウンを奪う。さらに突進しパンチ連打で2度目のダウンを奪うと、勝利は時間の問題かと思われた。
だが1Rに決めきれなかった憂也は、2Rに入ると矢野の反撃を許してしまう。やや攻撃の手が緩んだ憂也に粘り強くパンチを当てると、終盤には右ストレートをヒット。
3Rに入っても1Rほどの爆発力を見せられなかった憂也だったが、中盤過ぎにいきなり左ハイが炸裂! 矢野は起き上がる様子もなくレフェリーが試合をストップ。憂也が衝撃のKO勝ちとなった。
試合前から蹴りでのKOを狙っていたという憂也は、1Rに優勢に立ったことで「狙いすぎてしまった」と、試合が長引いたことを反省。しかし初のメインを締めることができたことには笑顔を見せ、「ベルトもほしいし、より強い相手と闘いたい」と展望を語った。
▼セミファイナル2(第10試合) 60kg級関西最強王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長あり
○辻出優翔(京賀塾)
判定3−0 ※三者とも28−25
●山口侑馬(MA・多田ジム山口道場)
※辻出が決勝進出。山口は1Rに右フックとパンチ連打で、2Rにパンチ連打でダウン。辻出は3Rに左フックでダウン。
初代王者・階勇弥が返上した関西最強60kg級王座を懸けたトーナメントが開幕。1回戦2試合が行われた。憂也と同じく3月のK-1甲子園で活躍した山口はトーナメント優勝候補と目されていたが、1R、リーチで勝る辻出の右でダウン。
このダメージが大きく2Rまでにさらに2度のダウンを奪われた。しゃにむにパンチを振るっていった山口は3R終了直前にダウンを奪い返したものの倒すには至らず、辻出が決勝進出を果たした。
▼セミファイナル1(第9試合) 60kg級関西最強王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長あり
○KING強介(ROYAL KINGS)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●吉野 繁(Team Free Style)
※KINGが決勝進出。本戦判定は三者とも30-30。
辻出と同じく長身の吉野繁が序盤は蹴りとヒザを中心に攻めたが互いに手数が少なく、本戦はドロー。延長Rの後半はパンチャー・KING強介の望む打ち合いとなり、KINGが競り勝って判定勝ちを決めた。辻出優翔とKING強介の新鋭同士で争われることとなった王座決定戦は、11月25日の次回大会で行われる予定だ。
▼第8試合 57kg契約 3分3R
○将大(MAD MAX GYM)
判定3−0 ※30−27、30−26、30−28
●石上祐一郎(SPARTAN-GYM)
※石上は2R、組みつき多用で減点1
▼第7試合 55kg契約 3分3R
○中川幸樹(魁塾)
判定3-0 ※30−27、30−28、30−27
●祐治(M-FACTORY)
▼第6試合 60kg契約 3分3R
○上杉文博(究道会館HORIIKE GYM)
KO 2R1分55秒 ※パンチ連打
●ドテチン(NJKF・健心塾)
※上杉は1R、左フックでダウン。
▼第5試合 63kg契約 3分3R
○築(MAD MAX GYM)
判定3−0 ※30−27、30−26、30−27
●松井大侑(桜塾)
※松井は2R、組み多用で減点1、右フックでダウン。
▼第4試合 48kg契約 2分3R
△eneos朱里(GSB三重)
ドロー 判定1−0 ※30−30、30−29、30−30
△キラッ☆Yuuki(魁塾)
▼第3試合 64kg契約 3分3R
○KENSUKE(TOPKING)
KO 1R2分22秒 ※ヒザ蹴り連打
●中辻清貴(M-BLOW)
▼第2試合 55kg契約 3分3R
○木内祐太(風吹ジム)
判定2−0 ※29−28、29−29、29−28
●岡村郁生(毛利道場)
▼第1試合 63kg契約 3分3R
○川辺 翔(フリー)
KO 2R1分40秒 ※3ノックダウン、パンチ連打
●内村耕典(立志會館)
※内村は1R、組み多用で減点1。川辺は2R、組んでのヒザで減点1。
▽TOP RUN 3
▼メインイベント2(第14試合) TOP RUN 60kg級タイトルマッチ 2分3R延長あり
○南野卓幸(骭搶m/王者)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−29)
●篠原悠人(MA・多田ジム TEAM PLU+S/挑戦者)
※南野が防衛に成功
▼メインイベント1(第13試合) TOP RUN55kg級王座決定戦 2分3R延長あり
○森下翔陸(CRAZY WOLF)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●二條 司(健心塾)
※森下が新王者に。本戦判定は2-0(30-30、30-29、30-30)
▼セミファイナル(第12試合) フレッシュマン・トーナメント決勝戦 2分3R延長あり
○生川龍星(魁塾)
KO 2R1分40秒 ※パンチ連打
●京柄聖也(真我館)
※生川が優勝。京柄は2R、左右フックでダウン。
▼第11試合 東西対決 57kg契約 2分2R
△森下心一朗(森拳會)
ドロー 判定1−0 ※20−20、20−19、20−20
△末永勇一(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
※東西対決は1勝1敗2分でドローに。
▼第10試合 東西対決 50kg契約 2分2R
○内野隼也(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定2−0 ※20−19、20−20、20−19
●西山匠海(健心塾門真ジム)
▼第9試合 東西対決 35kg契約 2分2R
○政所 椋(魁塾)
判定2−0 ※20−20、20−19、20−19
●佐々木雄汰(尚武会)
▼第8試合 東西対決 27kg契約 2分2R
△成田陸玖(及川道場)
ドロー 判定1−1 ※20−19、19−20、20−20
△小宮山怜虎(尚武会)
▼第7試合 一般63.5kg契約 2分2R
○東本央貴(MAD MAX GYM)
判定2−0 ※20−19、20−20、20−19
●是枝修平(Team Free Style)
▼第6試合 ジュニア44kg契約 2分2R
○多根嘉輝(直心会)
判定2−0 ※20−19、20−20、20−19
●政所 仁(魁塾)
▼第5試合 ジュニア57kg契約 2分2R
○西岡蓮太(龍生塾)
判定3−0 ※20−18、19−18、20−18
●石脇麻生(T.B.NATION)
※石脇は1R、打撃連打でダウン
▼第4試合 ジュニア45kg契約 2分2R
○市村大斗(MA・多田ジム)
判定3−0 ※20−19、20−18、20−19
●岡澤善貴(魁塾)
▼第3試合 一般65kg契約 1分2R
○上島真和(魁塾)
KO 1R58秒 KO ※飛び前蹴り
●木村 健(NJKF・健心塾)
※木村は1R、右ストレートでダウン。
▼第2試合 フレッシュマントーナメント1回戦 2分2R延長あり
○生川龍星(魁塾)
延長判定2−1 ※10−9、9−10、10−9
●鈴木真彦(翔拳塾)
※生川が決勝進出。本戦判定は0-0(三者とも20-20)
▼第1試合 フレッシュマントーナメント1回戦 2分2R延長あり
○京柄聖也(真我館)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●松田 光(ROYAL KINGS)
※京柄が決勝進出。本戦判定は0-0(三者とも20-20)
レポート&写真:DEEP KICK提供
|