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藤原ジム4人衆のガチンコ総当り戦スパーリング、神村エリカにウィラサクレック会長がヒジ打ちを直伝、腕を折る強いミドルキックを蹴る方法、ムエタイの首相撲テクニックなどの動画に加えて出場選手インタビュー多数


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【ムエタイ】日本勢4勝3敗で勝ち越し!福田真斗が77ポンド王座獲得

2012/08/12


▲アディソンスタジアム75ポンドタイトルに続いて、77ポンドタイトルを獲得した福田真斗

 ジュニアムエタイの発展に尽力し、今もっともタイに近いと言われるムエタイ大会『Muaythai WINDY Super Fight』(以下、WINDY)。

 そのWINDYが、夏恒例のWINDYタイ遠征を行った。今回は、タイ中部サラブリー県にあるアディソンスタジアムにて、WINDY日本代表選手7名と地元強豪選手7名の日タイジュニア対抗戦という形式で8月12日(日・現地時間)に開催された。スタジアムはタイ陸軍の敷地内にあることから、休暇中の兵士や地元タイ人選手の大応援団が場内を埋め尽くした。攻撃が当たるたびに大声援が飛び交い、白熱した試合が展開された。

 ユウスケ・エクシンディコンジム(大田原友亮)の活躍に代表されるように、タイ側は日本のレベルの高さを意識していたようで練習内容を対日本人用に切り替え、万全の調子で臨んだとのこと。にもかかわらず、勝敗は4勝3敗と日本勢が見事勝ち越し、あらためて日本人ジュニアのレベルの高さを見せつけた。

レポート:写真=シンラパムエタイ・早田寛




▼第2試合 33kg級王座決定戦 日タイジュニア対抗戦
○ナオト・エクシディコンジム(=福田真斗/キング・ムエ/アディソンスタジアム75ポンド王者)
TKO 2R
●カウポンレック・ルークマカームフワアン(タイ)

 5月20日に奪取したサラブリ県・アディソンスタジアム75ポンド王座に続き今回は33kg(77P)の決定戦に臨んだ。相手のカウポンレックは13歳で戦績は約50戦45勝という好成績で地元では知られた存在だ。開始から、その戦績通りの闘いぶりを見せたカウポンレック。

  相手の出入りが速いのか、真斗も足が出ない。時折ローキックをヒットさせるが、カウポンレックは高い蹴りを返してくる。

 初回は神経衰弱の様な互いの駆け引きの中で終了し、2Rに入る。カウポンレックは距離を詰めて左ミドル、左ヒザを見舞ってくるが、このヒザに合わせて真斗はタイミングよく左フックを当てた。ここで一瞬カウポンレックがよろめく。真斗はさらにパンチの連打でコーナーまで追い詰める。

 そして強烈な右ストレートを叩き込んだところで、カウポンレックはうなだれる様に倒れ込む。レフェリーが割って入り試合終了。真斗は地元の有名選手を破り、見事2本目の地方タイトル奪取に成功した。また次の防衛戦では、更に強敵が用意されるだろう。




▼第4試合 38kg契約 アディソンスタジアム38kg級王座決定戦 日タイジュニア対抗戦
○ガイペット・スワンアーハンピックマイ(タイ)
判定
●イッセイ・ウォー・ワンチャイ(=石井一成/TEAM WARUGAKI)

  初回、一成は高い蹴りを中心に試合を運ぶ。ラウンド中盤には左ハイキックもヒットさせた。初回から激しい打撃戦だった。

 2Rに入り、打撃戦の距離が詰まる。互いのヒジが交差しヒジの相打ち合戦だ。ガイペットは打撃の距離では危険と悟ったのか、テンカオ(膝)から組んだ流れに変えてきた。
一成は前蹴りで距離を作りパンチへつなぐが、最後には組まれてしまう。組んだときのしつこさでは、ガイペットの方が上手だった。

  14歳で30戦の戦績というが、実際にはもっと闘ってきたかような無駄のない動きだ。一成は打撃では多数のヒットを重ねたが、流れの最後に距離を詰められて組まれてしまう。

 ムエタイでは組まれたときは首相撲で応戦するのが一番良い対処法とされているが、この首相撲での攻防が今後の課題だろう。これを乗り越えれば、タイでの連勝も夢ではないだろう。




▼第8試合 28kg契約 日タイジュニア対抗戦
○イッコウ・エクシディコンジム(=太田一航/新興ムエタイジム)
KO 1R
●ジェームスボンド・スックシンアン(タイ)

「すね当てを付けない5R戦は初めて」という事で不安もあった一航だが、初回から積極的に前に出た。特に左のヒザ蹴りが絶妙な角度でジェームスボンドの腹に刺さる。そして距離を取ってミドルキックも叩き込む。

 ジェームスボンドもパンチで返すが、更に一航の重いヒザを食らい効いてしまったのか、一瞬動きが鈍った。

  ここで一航は左のハイキックからボディパンチの連打、そして最後は顔面へのストレートを決めジェームスボンドを倒す。

 レフェリーは続行不能として一航のTKO勝利となった。一航はムエタイが初めてだとは思えない堂々とした闘いぶりを見せてくれた。次戦も期待しよう。


▼第7試合 38kg契約 日タイジュニア対抗戦
○コウキ・ウォー・ワンチャイ(=山田航暉/キング・ムエ)
判定
●ゲンローイ・ソーソピット(タイ)

 航暉は初回からローキック主体で蹴り込んだ。ローキックだけで闘うとなると、判定になった時に不利に思われがちだが、相手にしっかりと効かせられるローキックがあれば話は別。ローキックでの試合運びという事では、最近ではトンチャイ・トー・シラチャイやポンサネーなどがローキック主体の選手と言える。

 航暉のローキックも、かなりしつこかった。初回は蹴ったほとんどが相手の大腿部にヒットするが、2Rに入りカットされはじめると、それでもカットの上からさらに蹴り込む。

 そして3Rにはフェイントからの右ローやミドルキックも見せてくれた。相手のゲンローンも組みにくるが、すでに足が効いているのか、なかなかうまく組めずにいる。

 4Rには完全に足が効いてしまい、航暉の攻撃をほとんど食らっていた。航暉は最終5Rも危なげなく試合を運び大差の判定勝ちを収めた。航暉はこのローキック主体のスタイルで今後どこまで奮闘してくれるのか。




▼第6試合 45kg契約 日タイジュニア対抗戦
○カイト・ウォーワンチャイ(=福田海斗/キング・ムエ) 
判定
●ペットエーク・ルークフォールンゲット(タイ)

 初回からミドルキックの応酬だが、海斗はペットエークの蹴りに距離を詰めてヒザを合わせた。ペットエークも次第に海斗のヒザの距離に応じた。互いのパンチやヒジが届く距離で蹴りやヒザを出すので、文字通りの肉弾戦になる。

相手の蹴り足を腕で脇に囲い、そのまま自分の膝などを入れていくムエタイならではの闘い方だ。海斗はこの距離での攻防に長けていたが、4Rまでに何度かペットエークにこかされてしまう。この蹴り足を腕で囲み、パンチやヒザでの攻防はルール上では「相手の蹴り足を取った状態で3歩以上歩いてはいけない」という事になっているが、そのスタジアムのレフェリーによって、ばらつきもあるようだ。

 この時点での賭け率はペットエーク有利の2−1だった。確かにペットエークの捌きは見事だったが、ここで海斗が2回3回ペットエークの体勢を崩し大きなヒザを決める事が出来れば、まだまだ逆転できる状況だ。

 4R後半、海斗はペットエークの蹴り足を取り、ヒザを見舞ってペトエークの体勢を奪いこかした。ここで賭け率も逆転し海斗有利2−1となった。

 最終R、ペットエークは自分が有利な状況へ戻そうと必死だが、スタミナも尽きて海斗の前蹴りで入ってこれず終了のゴング。これまでは場内の賭けに泣かされてきた海斗だったが、今回は賭け率を味方に付け、判定勝利した。




▼第5試合 44kg契約 日タイジュニア対抗戦
○スーパーセード・ルークフォールンゲット(タイ)
TKO 3R
●ユウマ・ウォーワンチャイ(=伊藤勇真/キング・ムエ)

 初回、勇真はローキックを蹴り上げると、スーパーセードもローをを返してくる。初回から激しいローキック合戦に展開。かと思えば2Rからは両者はハイキックを多発する。だがこのラウンド中盤には距離が縮まり首相撲へ移行。

  ここでスーパーセードはボディーへのヒザ蹴りではなく、勇真の太腿へ思い切りヒザを刺してくる。ムエタイにありがちなポイント重視の攻撃というよりは、勇真へのダメージ蓄積を狙った攻撃だ。

 3Rに入り、勇真は足が効いている状態を相手に悟られてしまう。ここから勇真の太腿への集中攻撃が始まった。組んではヒザで太腿を突き、勇真の体勢を奪っていく。レフェリーは、この流れを挽回不可能か?と判断し、試合を止めてしまった。勇真がまたタイのリングに戻り、勝利してくれることに期待しよう。




▼第1試合 33kg契約 日タイジュニア対抗戦
○ドイファー・シッワスラケーオ(タイ)
判定
●タクマ・ウォー・ワンチャイ(=太田拓真/新興ムエタイジム)

試合前に「タイは初めてで緊張している」と語った太田だが、開始ゴングから大きなミドルでドイファーを驚かせた。相手が脛でカットできない高さの蹴りを連射し、初回から順調にペースを保っている様に見えた。

  2Rに入り、ドイファーの顔に気合の入りが見られる。このラウンドから本気モードでくるだろう。拓真は、スピードのある重い蹴りを当ててはいるものの、この蹴り足を取られてからのパンチ、そして倒し込みを受け、若干ペースを狂わされている。

4R後半には、試合の勝敗を左右する賭け率も相手側ドイファーに付いている。こうなれば、最終Rで大差をつけるか、KOするかしかなかった。拓真はパンチを歯切れよくまとめて当て、ドイファーの顔面から汗しぶきが飛ぶも、相手をフラフラに追い詰めるまではいかず、終了ゴングを聞く。判定はドイファーだった。蹴りのヒット数では、相手を上回っていたものの、蹴り足を取られ倒されるという一連の流れはタイではとても印象が悪い。次回からは、このことだけに気を付けても、かなり良い結果を残せるだろう。


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