▲タイで2本目のベルトを巻いた13歳の伊藤
「タイ王妃生誕記念イベント」
2012年8月12日(日・現地時間)タイ・バンコク王宮前広場
▼ワンソンンチャイ・ミニマム級タイトルマッチ 3分5R
○伊藤紗弥(尚武会)
判定3−0 ※三者とも49−47
●ホンクワ(タイ)
※伊藤が王座に就く。
13歳の天才ムエタイ少女、再びタイのリングに! ワンソンンチャイ・ミニマム級タイトルマッチで、伊藤紗弥(尚武会)が4月のタイ遠征に引き続き勝利し、ベルトを巻いた。
相手は伊藤より4歳年上で、17歳のホンクワ。ジャッジ三者とも49ー47の完璧な判定勝利を収めた。
1Rはお互いに様子を窺うかのように多彩な攻撃を仕掛ける。2R、伊藤のミドルキックがヒットするがホンクワもすかさずミドルキックを返し、組んでからのヒザの応酬となった、伊藤はロープに押し付けられてヒザをもらうなど、このラウンドはホンクワがポイントを取った。
3R、伊藤は作戦をミドルキックからパンチへと変え、ホンクワをロープまで下がらせて、組んでは力強く何度も倒し、このラウンドは伊藤が取った。4R、勢いに乗る伊藤は勝負に出た。左右のミドルキックとパンチを使い分けながら攻め続け、ホンクワの戦意を失わせこのラウンドも伊藤が取った。
最終5R、逆転を狙うホンクワは開始早々から前へ出るが、伊藤の前蹴りに阻まれ攻撃できず伊藤の判定勝ち、タイ・テープラシットスタジアムに続き2本目のベルトを手にした。
協力:ロンポージム バンコクタイランド
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