谷山ジム
「ビッグバン・統一への道 其の十」
2012年9月2日(日)東京・ディファ有明
▲木村天鮮(左)を右ハイキックでKOした卜部弘嵩(右)
▼第9試合 60.5kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○卜部弘嵩(チームドラゴン/Krush −60kg王者)
KO 1R2分17秒 ※右ハイキック
●木村天鮮(レグルス池袋/元J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
Krushの-60kg王者・卜部がビッグバンに参戦。「Krushのチャンピオンらしい試合をお見せ出来ると思っています」と戦前に語った。対する元J-NETWORKスーパーフェザー級王者の木村はヒジを得意とする選手だが、「ヒジなしルールでも距離を制して戦います」と語っている。
1R、サウスポーの木村に強烈な右ミドルをヒットさせる卜部。右ストレートからの左アッパーも。
木村は左インローを多用して左ミドル。ワンツー、右ストレートからの左アッパーで前へ出る卜部に、木村は左ミドルと左ハイキック。
しかし、その直後に卜部の右ハイキックが炸裂! 糸の切れたマリオネットのようにその場に崩れ落ちる木村! 何とか立ち上がるも足元がフラフラで、レフェリーがストップ。卜部のKO勝ちとなった。
▼第8試合 65kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISEミドル級1位)
判定3−0 ※29−28、29−27、30−27
●MO刃KI(もとき/チャクリキ二刃会/元NJKFスーパーフェザー級8位)
1R、MO刃KIはサウスポースタイルからジャブと右ロー、小宮は右ミドルを多用していく。MO刃KIの顔面前蹴りに仰け反る小宮。右へ回り込むMO刃KIに小宮は右ストレートを顔面とボディへ突き刺す。ラウンド終了間際、小宮が足払いでMO刃KIを豪快にコカした。
2R、MO刃KIのジャブ&右ローに小宮は右ロー&右ミドルで対抗。小宮のワンツーにMO刃KIは左フック。小宮のワンツーでMO刃KIが大きく仰け反る! 一気に打ち合いに持っていく小宮。
ワンツー、右ストレート、ヒザ蹴りで小宮が追い込んでいく。そして、右ストレートからアゴへのヒザ蹴り! 小宮がダウンを奪った。
3Rも小宮が右ストレートを顔面とボディに打ち分け、右ミドルへつなぐ。MO刃KIもパンチで前へ出るが、右ストレートをもらって仰け反り、左ミドルで後退。小宮はクリンチになると離れ際に連打を見舞う。MO刃KIはバックハンドブロー、右アッパーで逆転を狙ったが、小宮が最大3ポイント差をつけて勝利した。
▼第7試合 ヘビー級 ビッグバンルール 3分3R
○羅王丸(TARGET/RISEヘビー級3位)
TKO 2R1分
●林 武重(士道館/MA日本キックボクシング連盟ヘビー級4位)
6月のライズで清水賢吾に1RKO負けし、今回再起戦を迎える羅王丸はビッグバン初参戦。
1R、プレッシャーをかけながら前進する羅王丸に対し、林は左右ロー。2Rに入ると一気に試合が動き、羅王丸がコーナーに詰めてパンチの連打。たまらず林が2度もダウンを喫し、羅王丸が勝利を収めた。
▼第6試合 55kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○Dyki(TARGET/RISEバンタム級1位)
判定2−0 ※28−28、29−28、29−28
●岡田有晃(谷山ジム/元日本フェザー級1位)
序盤から激しい打ち合いを展開する両者。Dykiのパンチには、岡田がテンポよくミドルを合わせる。接近戦の打ち合いでDykiの左フックで岡田がダウン!
巻き返しを狙う岡田が手数を増やしていく。やや後退気味のDykiだが、岡田の逆襲を食い止め僅差で判定勝利した。
▼第5試合 68kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○山際和希(谷山ジム/J-NETWORKウェルター級4位)
KO 2R1分21秒
●長谷川 豊(KFGジム)
▼第4試合 特別試合オヤジファイト ビッグバンルール 2分2R
○アイアン宮坂(谷山ジム)
KO 2R17秒
●TAKURO(チームAG)
▼第3試合 65kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○和井田学(谷山ジム大和)
判定2−0 ※29−29、29−28、30−29
●大野 憲(シルバーウルフ)
▼第2試合 60kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○翔太(シルバーウルフ)
判定3−0 ※30−28、30−29、30−28
●関根 進(NPO JEFA)
▼第1試合 ヘビー級 ビッグバンルール 3分3R
○則−NORI−(team歌舞伎龍)
KO 2R1分20秒
●西田操一(フリー/空手ワールドカップ’95ベスト8)
★メインイベント第2試合(城戸康裕vs廣野祐)、メインイベント第1試合(駿太vs立嶋篤史)、セミファイナル(天田ヒロミvsアレックス・ロバーツ)の試合結果はこちら
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