シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.4」
2012年9月17日(月・祝)東京・後楽園ホール
▲SB初参戦のRISE王者・小宮山工介(右)がSB王者・歌川暁文(左)を下した
▼第7試合 SB vs RISE対抗戦 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○小宮山工介(北斗会館/RISEスーパーフェザー級王者)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
●歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/SB日本スーパーフェザー級王者)
RISEスーパーフェザー級王者・小宮山が初参戦し、SBの同級王者・歌川と対戦する王者対決。両者は記者会見で舌戦を繰り広げ、試合前から危険な香りを漂わせていた。
1R、小宮山が左ミドルで先制し、右へ大きく回っていく。歌川が接近してくるとなんと小見山が首投げを見舞う。至近距離で顔面へ前蹴りを放つ小宮山は、相手の身体に密着するようにして左へ回り込む。 歌川が近付いてくると顔面前蹴り、そのまま組み付いてヘッドロックから歌川をねじ伏せるように組み倒す。小宮山はこの低い首投げを何度も見せる。
2R、歌川の右フックに左フックを返し、すぐに回り込んでパンチを放つ小宮山。しかし、歌川にバックを奪われると自分からヒザを着いてしまい、口頭注意を受ける。歌川に蹴り足をキャッチされ、マットに叩きつけられた小宮山だが、歌川が近付いてくると胴廻し回転蹴り!
小宮山は三日月蹴りから左フック、歌川が左フックを繰り出すと小宮山は組んでの首投げ。前蹴りから右ハイキック、歌川は組んでの投げを狙おうとするが、小宮山が押し倒す。
3R、小宮山は身体を密着させるようにして左へ回り込み、右のボディ。歌川がパンチを放ってくると左右フックで打ち合う。組むと歌川をサバ折りで押し倒す。歌川が前に出てくると顔面前蹴り、左フック。何度もサバ折りで倒す。
小宮山が三日月蹴り3連発から右ハイキック! 歌川は右フックを放つが、小宮山に組まれて投げられる。全く歌川に試合をさせなかった小宮山が、SB初参戦でSB王者を破った。
▼第6試合 エキスパートクラス特別ルール 65.0kg契約 3分3R無制限延長R
○菅原勇介(TARGET/J-NETWORKスーパーライト級王者、RISEスーパーライト級1位)
判定3−0 ※30−27、30−28、30−28
●中村謙作(吉田道場)
1R、中村は左右フックで突っ込んでタックル。離れると菅原はローを返す。身体を低くして組み付こうとする中村の急所に菅原のローが入り、ローブローで試合は一時中断。左右フックをもらった中村は組みに行き、菅原がパンチを出してくるとバックブロー。パンチから投げにつなごうとする中村に、菅原はディフェンスしながらパンチ。タックルにはヒザ。身体を低くする中村の顔面をヒザで突き上げる!
2R、菅原のローに対して組みに行く中村。菅原の右ローが何度も強烈に決まる。中村はタックル、投げを狙うが、菅原はディフェンス。
身体を大きく左右に振ってフックを打つ中村に、菅原は右ローの集中砲火。中村は足払いで菅原を転倒させる。
3R、タックルからアッパーを狙ってくる中村に菅原は投げを防ぎながらのパンチ。菅原が足払いで中村を転倒させ、体勢を低くした中村に顔面前蹴り。菅原が前蹴りからボディへの飛びヒザ蹴り。左右フックから何度か組もうとする中村に菅原は右ローと左フック。
菅原が投げを防ぐ進化を見せ、判定3−0でSB2勝目をあげた。
▲MASAYA(左)と巨輝(右)は止まらない打撃戦を繰り広げた
▼第5試合 エキスパートクラス特別ルール 64.0kg契約 3分3R無制限延長R
○MASAYA(シーザージム/SB日本スーパーライト級1位)※松花征也から改名
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●巨輝(なおき/TARGET/元NKBフェザー&ライト級王者)
1R、ローとミドルの蹴り合いから始まり、巨輝はワンツーで入っていく。両者の蹴りが快音を発して決まり、MASAYAが左ボディをクリーンヒットさせれば、すぐに巨輝が同じ左ボディをクリーンヒットさせるという意地の張り合い。巨輝の左ミドルが連続ヒットし、MASAYAはバックブローを返す。巨輝がやや攻撃をまとめた印象が強い。
2R、MASAYAがジャブから左ボディ、左ミドル。すると巨輝は左右フックの連打で前へ出る。これでMASAYAの左目下がカットされて流血。傷口は腫れあがる。
ボディを集中的に狙うMASAYAに巨輝は左ミドルを何度もヒットさせる。MASAYAのボディが効いてきたか、巨輝のガードが下がったところにMASAYAが左ハイキック。巨輝をすかさずボディを打ち返す。
3R、パンチのコンビネーションで前へ出るMASAYAに巨輝はやや押される。しかし、蹴り足をキャッチしてバックに回り、スリーパーを仕掛ける場面も。お互いに連打で打ち合い、ボディを叩き合う。蹴りとパンチの手数で前に出るMASAYAに、巨輝は強打で応戦。しかし、MASAYAのインローで巨輝はバランスを崩す。
止まらない打撃戦は本戦ドローで延長戦に突入。巨輝がパンチを連打して前に出ると、MASAYAは右ショートアッパーと左ロー。至近距離で打ち合い、蹴り合う両者だが、前に出るのはMASAYA。そこで左ボディが炸裂! 下がる巨輝。それでも打ち返す巨輝だが、MASAYAは徹底的にボディを攻める! 判定は3−0でMASAYA。熱闘を制した。
▼第4試合 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R 70.0kg契約
○坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級3位)
TKO 2R1分23秒 ※レフェリーストップ
●百武政敏(誠空会/SB日本スーパーウェルター級4位)
▼第3試合 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R ヘビー級契約
○井上俊介(フリー)
KO 1R1分33秒 ※右ハイキック
●オリバ(team東京clutch)
▼第2試合 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R 61.0kg契約
○菅原悠次(シーザージム/SB日本ライト級1位)
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●TAISHO(Team Barbosa Japan)
※本戦は29−28、28−28、29−30
▼第1試合 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R 57.5kg契約
○島田洸也(シーザー力道場/SB日本フェザー級3位)
判定3−0 ※29−28、30−29、29−28
●篠原基宏(Unit-K/バンゲリングベイ・スピリット/J-NETWORKフェザー級6位)
▼オープニングファイト スターティングクラスルール 2分3R延長1R 60.0kg契約
○大橋悠一(クロスポイント大泉)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−28
●二田水敏幸(NEXスポーツ)
★メインイベント(宍戸大樹vs鈴木悟)、セミファイナル(ウォーレン・スティーブルマンスvs日菜太)、第8試合(ボーウィー・ソーウドムソンvs郷野聡寛)の試合結果はこちら
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