▲ルークがバックからパンチを連打してTKO勝ちした

C-WAVE
「DEEP東京IMPACT WAVE4」
2012年9月30日（日）東京・新宿FACE
開場11：30　開始12：00

▼第10試合　ミドル級　5分2R
○ルーク・モリ（PUREBRED大宮）
TKO　1R1分　※レフェリーストップ
●長井憲治（U-FILE CAMP赤羽）

　ルークは7月21日のディファ有明大会でデビューし、パワフルなファイトで注目を浴びたミドル級の新鋭。対する長井はキックボクシングでプロデビューし、総合格闘技の戦績は20戦近い中堅選手だ。

　1R、パンチからタックルにいったルーク。長井はロープを背にして受け止めヒザ蹴りを突き刺すが、ルークがひねり倒すようにしてテイクダウン。

　すぐに顔面へパンチを連打し、背を向けて亀の状態になってしまった長井へさらにバックから顔面パンチを連打する。その状態が続き、レフェリーが試合をストップ。ルークが豪快に2勝目をあげた。

　敗れた長井はマイクを持ち、「今日をもちまして所属ジムの赤羽ジムの閉館とともに、勝っても負けても最後だと思っていました。1999年にキックでデビューしてから、長い間ありがとうございました」と突然の引退発表。その場で引退セレモニーが始まり、長井は涙の10カウントゴングを聞いた。

▲メインイベントの遠藤（右）vs小林（左）はドローに終わった

▼第12試合　バンタム級　5分2R
△遠藤大翼（えんどう・だいすけ/和術慧舟會駿河道場）
ドロー　判定1−0
△小林博幸（T-BLOOD）

　1R、遠藤がロー＆ミドルキックで攻めれば、小林はローを蹴ってタックルで突っ込み、テイクダウンを奪う。抑え込んでマウントポジションまでいくが、遠藤が首投げの要領で上になって立ち上がる。

　ブレイク後、小林は蹴りからタックル、足を掛けて再びテイクダウンを奪う。

　2R、小林がタックルにいくが逆に遠藤が倒してテイクダウン。バックを奪ってスリーパーホールドを仕掛ける。これを逃れた小林はまたもタックルにいくが遠藤が倒し、再びスリーパーを狙う。残り10秒で小林が反転して上を奪い、パンチを落としたところで試合終了のゴング。

　ジャッジ1名が遠藤の勝利を支持したが、2名がドローでメインイベントは引き分けに終わった。

▲小林（下）がテイクダウンと寝技で秀虎（上）の打撃を封じて勝利

▼第11試合　ライト級　5分2R
○小林　裕（U-FILE CAMP登戸）
判定3−0
●秀虎（AK）

　強力な打撃を誇る元アウトサイダーの秀虎が参戦し、試合経験豊富な小林と対戦する。寝技を狙われてなかなかDEEPで芽が出ない秀虎は、寝技を仕掛けてくるであろう小林にどう立ち回るか。

　1R、秀虎が放ったミドルキックをキャッチして転倒させ、小林が上になる。小林はコツコツと殴りながら体勢をキープ。秀虎は小林の頭を押したり下から蹴り上げたりと脱出を試みるが、1Rはずっと寝かされたままパンチをもらってゴングを聞いた。

　2R、小林が左ミドルからタックルでテイクダウン。これはブレイクとなる。再び小林が蹴りからタックルでテイクダウンを奪い、バックに回ってスリーパーの体勢に。このピンチをしのいだ秀虎が体勢を入れ替えて上になることに成功するが、小林が下からの蹴りで秀虎の身体を浮かせて立ち上がる。

　パンチの打ち合いで小林がヒットを奪い、すぐにタックル。秀虎はフロントチョークの体勢になるが、テイクダウンされてしまう。小林がバックを奪って試合終了。小林の判定勝ちとなった。

▼第9試合　フライ級　5分2R
△蛭川高重（ひるかわ・たかしげ/TRIBE TOKYO MMA）
ドロー　判定1−0
△吉田尭大（よしだ・たかひろ/BLUE DOG GYM）

▼第8試合　バンタム級　5分2R
○金田翔太郎（BRAVE）
TKO　2R2分46秒　※レフェリーストップ
●道地　誠（CORE王子豊島）

▼第7試合　フェザー級　5分2R
○咲田ケイジ（パラエストラ千葉）
判定3−0
●伊藤尚司（CORE蒲田）

▼第6試合　キックルール　80kg契約　3分2R
○島田総一郎（和術慧舟會HEARTS）
判定3−0
●梅澤真悟（ZEUS西船橋）

▼第5試合　キックルール　80kg契約　2分2R
○上杉あきら（CORE王子豊島）
判定3−0
●長谷川浩之（ZEUS西船橋）

▼第4試合　DEEP Jr.　61kg契約　5分2R
○堀内佑馬（TANG TANG FIGHT CLUB）
TKO　1R9秒　※レフェリーストップ
●菅原　秀（CORE蒲田）

▼第3試合　フライ級　5分2R
○佐藤真実（慧舟會HEARTS）
一本　1R3分　※腕ひしぎ十字固め
●松本　創（CORE蒲田）

▼第2試合　ライト級　5分2R
○劉官保（りゅう・かんほ/IMPACT GYM）
判定3−0
●鳥山洋一郎（ロデオスタイル）

▼第1試合　ライト級　5分2R
○田口公一（PUREBRED大宮）
TKO　1R47秒　※レフェリーストップ
●金枝佑修（かねだ・ゆうすけ/ALLIANCE）