パンクラス
「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」
2012年10月6日(土)東京・新宿FACE
観衆=567人(満員)
▲福田雄平(右)が豪快な右フックを炸裂!パンクラスに2勝目をもたらした
▼セミファイナル(第11試合) PANCRASE対チームKrush ヘビー級 5分2R
○福田雄平(ヒデズキック)
TKO 1R34秒 ※レフェリーストップ
●西脇恵一(チームドラゴン/チームKrush)
今大会からスタートしたパンクラスvsチームKrushの対抗戦。約200名いるというKrush参戦ファイターの中からMMA(総合格闘技)に挑戦したい希望選手を募り、MMAのトレーニングを積んだ上でチームKrush所属として今大会には2名が参戦。西脇はK-1やJ-NETWORKのヘビー級戦線で活躍し、戦績は6勝(4KO)5敗。迎え撃つ福田はパンクラス戦績1勝2敗1分。第10試合でチームKrushの丸岡拓也が敗れたため、西脇はここで勝って対抗戦をイーブンに持ち込みたいところだが……。
1R、「西脇選手は立ち技の選手なので蹴りで様子を見ると思っていた」という福田は、西脇の右ミドルをキャッチすると強烈な右フック! この一発で後方にぶっ飛んだ西脇に対し、福田はパウンドの雨を降らせると西脇は防戦一方に! レフェリーがストップし試合終了、対抗戦はパンクラスの2勝で終わった。
全敗を受けて、Krush宮田充代表は「残念な結果に終わりましたが、これからが始まりです。対抗戦は長い目で見て行きたい。このまま噛ませ犬になるつもりはありません」とコメント。パンクラスの次回興行は11月10日となるが、この日はKrushも同日に興行があるために、次の対抗戦は12月1日ディファ有明大会が濃厚だという。「Krushからヒットマン的な選手を2名出したい」としており、巻き返しを狙う。
▲チームパンクラスの武蔵幸孝(上)がチームKrush・丸岡拓也(下)にパウンド連打でTKO勝利
▼第10試合 PANCRASE対チームKrush フライ級 5分2R
○武蔵幸孝(K‐PLACE埼玉格闘技道場)
TKO 1R3分52秒
※レフェリーストップ
●丸岡拓也(クール・チャンプ/チームKrush)
PANCRASE対チームKrushの第一戦。武蔵は第11回全日本アマチュア修斗選手権バンタム級優勝の実力者。対する丸岡はKrushでの実績はないが、アマチュアボクシング出身で回転の速いパンチが持ち味だという。
1R、スピード溢れるパンチを交錯する両者。武蔵は両足タックルでテイクダウン、そのまま上を取ったがすぐに立ち上がる。再びスタンドで打ち合い、武蔵がタックルで丸岡を寝かせると一気にパウンド連打! レフェリーが即座にストップし、武蔵がTKO勝利した。
▲松永義弘(左)に左ハイを決めるタイガー石井(右)
▼メインイベント(第12試合) フライ級 5分2R
○タイガー石井(パラエストラ吉祥寺/フライ級4位)
判定3−0 ※20−19、20−19、20−18
●松永義弘(禅道会新宿道場/フライ級5位)
フライ級のランカー対決。勝利を手にし、砂辺光久が保持するタイトルへの挑戦に大きく前進するのは果たしてどちらか。
1R、石井は左ハイをクリーンヒット。松永が組み付いてくるとコカしてサッカーボールキック! 松永はダメージを感じさせることなくタックルを仕掛けるが、石井はこれを潰して腕十字、スリーパーで松永を追い込むが極め切れない。
2R、打撃戦からすぐにグラウンドの展開へ。石井が上のポジションを取るも、下の松永はオモプラッタで反撃に出る。自ら回転しこれを回避した石井は、松永のバックを奪うとスリーパー狙い。脱出した松永は上を取るとパウンドで攻めるも終了のゴング。判定で勝利した石井は「すっきり勝って砂辺選手に対戦をアピールしたかった。来年を目標に頑張ります」とした。
▼第9試合 〜ROAD TO 植松直哉〜長谷川孝司試練の勝負第四戦 キャッチレスリングルール 無差別級 5分2R
○長谷川孝司(パンクラス稲垣組)
一本 1R55秒 ※アームバー
●下町キッド (下町頂点会)
▼第8試合 ライト級 5分2R
○竹川光一郎(和術慧舟會トイカツ道場)
TKO 1R3分10秒 ※レフェリーストップ
●太田純一(GOKITAジム)
▼第7試合 ライト級 5分2R
○渡慶次幸平(とけし・こうへい/クロスポイント吉祥寺)
KO 2R4分32秒
●原 昭仁(坂口道場 一族)
▼第6試合 フェザー級 5分2R
○市川ランデルマン(FREEDOM@OZ)
判定2−0 ※20−19、20−19、19−19
●近藤孝太(ハイブリッドレスリング山田道場)
▼第5試合 フェザー級 5分2R
○TAG(和術慧舟會G.S.P.)
TKO 1R4分2秒 ※レフェリーストップ
●宮路智之(和術慧舟會東京道場/2010年ネオブラッドトーナメントフェザー級優勝)
▼第4試合 バンタム級 5分2R
○島崎 巧(レッスルウィン)
負傷判定2−0 ※20−19、19−19、20−19
●諏訪園岳(AACC)
▼第3試合 バンタム級 5分2R
△斎藤正臣(高田道場)
ドロー 判定0−0 ※三者とも20−20
△小宮稔大(パラエストラ八王子)
▼第2試合 スーパーフライ級 5分2R
○上嶋佑紀(BRAVE)
判定3−0 ※20−19、20−18、20−18
●荻窪祐輔(K‐PLACE埼玉格闘技道場)
▼第1試合 フライ級 5分2R
○金内“サイダー”雄哉(グレイシーバッハ東京)
判定3−0 ※20−18、20−17、20−18
●山田将太(KRAZY BEE)
▼パンクラスゲート第6試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 ミドル級 5分1R延長3分
○鈴木敏和(GRABAKA)
一本 1R1分9秒 ※チョークスリーパー
●川和 真(禅道会新宿道場)
▼パンクラスゲート第5試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 ライト級 5分1R延長3分
○泰斗(アンプラグド国分寺)
TKO 1R8秒 ※レフェリーストップ
●戸田智春(U−SPIRIT JAPAN町田)
▼パンクラスゲート第4試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 フェザー級 5分1R延長3分
○井関 遼(GRABAKA)
TKO 1R1分3秒 ※レフェリーストップ
●小畑公史(U-SPIRIT JAPAN町田)
▼パンクラスゲート第3試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 バンタム級 5分1R延長3分
○阪中勝大(Lotus世田谷)
判定3−0 ※三者とも10−9
●ラングリー希里唯(和術慧舟會GODS)
▼パンクラスゲート第2試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 スーパーフライ級 5分1R延長3分
○大津ヒロノブ(和術慧舟會GODS)
TKO 1R9秒 ※レフェリーストップ
●小川 徹(D-ONE GYM)
▼パンクラスゲート第1試合 フェザー級 5分2R
○高岡尚裕(和術慧舟會HEARTS)
一本 1R2分6秒 ※チョークスリーパー
●牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE)
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