2009年2月1日(日)東京・ディファ有明で行われるパンクラス『PANCRASE 2009
CHANGING TOUR』でアライケンジと対戦する金原。昨年は主戦場だったZSTだけでなくDEEPとの対抗戦に出場するなど、ZSTの新エースとして活躍してきた。そんな金原の2009年の初陣は初参戦となるパンクラス。金原がアライ戦への意気込み、そして2009年の展望を語った。
金原正徳(かねはら・まさのり)
1982年11月19日、東京都出身
アマチュア大会で実績を残し、2004年9月よりZSTに参戦。
2006年、ジェネシスリーグライト級で優勝、翌年には小谷直之とVTルールで引き分ける。 昨年はリトアニア遠征やDEEPとの対抗戦を経験し、“ZSTの新エース”として活躍した。
身長173cm、体重70kg
パラエストラ八王子/チームZST所属 |
■進退をかけるつもりで戦った杉内勇戦
――2008年は金原選手にとってどんな一年でしたか?
「一言で言うと最悪でした(苦笑)。試合が少なすぎましたね。個人的には6試合くらいはやりたかったんですけど、怪我もあって4試合しか出来なかったんです。しかも勝率も5分5分だったんですよ。本当に最悪の1年だったと思います」
――怪我してしまって精神的にイライラすることもありました?
「格闘技をやっていて一番大きな怪我だったんです。練習も出来ないし、寝るのもしんどくて、極端な話、もう格闘技は辞めなきゃいけないと思ったこともあります。ただここで辞めちゃったら、ただの負け犬になっちゃうんで、何とか頑張れましたけど」
――時期的にはいつ頃の話ですか?
「ZSTで杉内(勇)さんと試合する前なんで、7月くらいです」
――それで杉内戦の後のインタビューで「今回は試合前に精神的にものすごく大変だった」と言っていたんですか?
「そうです。でも本当にあの試合で負けていたら、辞めようと思ってましたよ。怪我もそうだし、同じ相手に2度負けるようだったら、もう駄目だろうって。(※杉内と金原は2003年にDEEPフューチャーファイトで対戦、金原は敗れている)だからあの時の試合は本当に精神的にしんどかったです」
――大会のメインイベント、DEEPとの対抗戦という以上の試合だったんですね。
「はい。自分が格闘技を続けるかどうか、そのくらい大きな試合だったと思います。でもその試合をKOという形で勝てて、色んな意味ですっきりすることが出来ました」
――その後はDEEPに乗り込む形で、大塚隆史選手との試合がありました。結果は判定負けでしたが、あの試合の感想は?
「ちょっと杉内さんとの試合で気持ちが燃え尽きちゃった部分はあったんですけど、単純に大塚選手は強かったですよ。自分の苦手なタイプでもあるし、それをどう攻略するかを考えて試合をしたんですが、ずっと向こうのペースで試合をさせられちゃいましたね」
金原正徳インタビュー内容
■進退をかけるつもりで戦っていた杉内勇戦
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「練習していることが出せれば、アライ選手にも勝てると思う」
■「ZSTで培ったものと今練習しているもの。それをミックスさせて勝ちたい」 |
|
|