2009年2月10日(火)東京・後楽園ホールで行われるDEEP&CMA主催「新春!DEEP&CMAファン感謝祭2009」にて、元同門のDJ.taikiとの対戦が決まった昇侍。昨年はパンクラスのベルトを巻き、DREAMに参戦するものの、負傷に泣かされた1年でもあった。そして2009年、昇侍はDREAMフェザー級に向けて、生活の全てをかけて格闘技にかけると力強く語った。
昇侍(しょうじ)
1983年4月24日、三重県出身
少年時代より野球に熱中し、高校3年時には甲子園にも出場。
高校卒業後、シュートボクセ・アカデミージャパンに入門。
K.I.B.A.に移籍後、2006年にパンクラスでプロデビュー。
同年10月の宮崎裕治戦では開始3秒でのKO勝利という記録を残している。
2008年1月30日、アルトゥール・ウマハノフにKO勝ちし、第2代ライト級キング・オブ・パンクラスとなる。
同年5月11日にはDREAMに初参戦。DREAM初のフェザー級マッチに出場した。
身長171cm、試合体重69kg
K.I.B.A.マーシャルアーツクラブ |
■今年は大好きなお酒も止めて、格闘技に全てを注ぐ
――2008年は昇侍選手にとって激動の1年でしたね。
「そうですね。1月にウマハノフに勝ってパンクラスでチャンピオンになった後、怪我があった中でも試合を続けて、DREAMのリングにも上がって。それから半年間は怪我の治療に専念して、DEEPで復帰戦を戦ったんですが負けてしまいました。今振り返ると、1月のタイトルマッチで1年分の運を使い果たしたような気がします」
――たった1年でここまで自分の立ち位置が変わることは想像していました?
「全くしてませんでしたね。タイトルマッチをやるまでは、伊藤(崇文)選手に勝って、ランキングに入ったばかりでしたから。
とんとん拍子で上まで行けた気はするんですよ。それで自分の中で『こんんな感じでも大丈夫なんだ』という慢心や甘えもあったんだと思います。
正直、練習や試合の間に遊びに行く時間も多かったです。でもそんな競技生活を送っていたら、やっぱり選手としてそこ止まりなんですよ。今よりももっと高みを目指すのであれば、それじゃいけない。そう痛感させられた1年でしたね」
――特にDEEPでの大塚隆史戦ではそれを強く感じたんじゃないですか?
「はい。あの時も楽勝で大塚選手に勝って、次のDREAMフェザー級GPから本気で頑張ればいいやくらいの感覚でしたからね(苦笑)。あの敗戦は本当にいい勉強になりました。僕はお酒がメチャクチャ好きなんですけど、もうほとんど飲まなくなりました。格闘技を生活のメインに考えて、格闘技に影響がないような私生活を送るように気をつけています」
――練習や試合に対する心構えだけでなく、ライフスタイルまで見直したんですね。
「今までは自分が持っている技術やポテンシャルで勝ってきたと思うんですけど、もっと上を目指すためにはそれだけでは無理。試合に対するメンタル的なものや私生活だったり、そういう部分から根本的に変えなければ勝っていけないと思っています。しかも今年はDREAMフェザー級GPという、自分たちの階級にも光が当たる舞台が用意されているわけですから、そこに向けて全てを注ぎますよ」
昇侍インタビュー内容
■今年は大好きなお酒も止めて、格闘技に全てを注ぐ
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■DREAMのリングでもう一度、戦いたくてたまらない
■もしDREAMに出ることになれば、打撃では誰にも負けない自信がある |
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