2009年2月20日(金)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局『DEEP 40 IMPACT』で、桜井隆多とDEEPミドル級次期挑戦者決定戦を争う福田力(GRABAKA)。ちょうど1年前、王者決定トーナメント1回戦で対戦した相手との再戦だ。成長した証を見せるのには絶好の相手を迎え、GRABAKAのモンスターは「前回よりも自信がある」と言い切った。
福田 力(ふくだ・りき)
1981年1月6日、岐阜県岐阜市出身
名門・山梨学院大学のレスリング部に所属し、
2000年全日本学生選手権グレコローマン85kg級3位、
2002年全日本学生選手権フリー96kg級準優勝などの成績を収める
2003年の大学卒業後はWJプロレスに入団するも退団
PUREBRED東京で練習を行い2004年4月16日、ハワイのSuperBrawl 35でプロデビュー
2004年9月20日、全日本アマ修斗選手権クルーザー級で優勝し、
2005年1月29日にプロ修斗の井上正也戦でプロデビュー
その後はDOG、K-1、パンクラス、EliteXCなどに参戦し、
2007年10月25日にKILLER BEEからGRABAKAへ移籍した
2008年2月22日にDEEP初参戦を果たして主戦場とする
身長183cm、体重84kg
プロ戦績:12勝4敗
GRABAKA所属 |
■GRABAKAで差を思い知らされて自信喪失
ーー2009年初戦がタイトルマッチに繋がる一戦となりました。
「去年の王座決定トーナメント決勝戦で負けてしまって、1回ミスするとまたタイトル挑戦まで行くために1年間かかってしまうことが分かりました。去年の失敗は大きかったなと思います」
ーー優勝候補と言われていましたが、自分でも優勝して当然くらいに思っていましたか?
「GRABAKAの選手は菊田(早苗)さんや郷野(聡寛)さん、三崎(和雄)さんも佐々木(有生)さんもそうですがみんなレベルが高いので、あの時は逆に自信がなくなってしまっていた部分があったんです。スパーリングでもやられることが多いので、不安な部分が大きかったというのがあって…」
ーー試合前の練習でやられて自信喪失していた?
「そうですね。グラウンドでもスタンドでも、これが試合だったら……と考えた時に、こんなに差があるんだと日々の練習で分かっちゃったんです。それで不安な部分が大きかったんですね」
ーーその状態は現在でも続いているんですか?
「GRABAKAに移籍して1年ちょっと経つんですけれど、この部分だったらトップの選手と渡り合っても俺は勝負が出来るんだという部分と、こういう部分では上には上がいるというのが分かりました。本当にベストなのは全部の局面で圧倒できることなんですが、トップのレベルまで行くと自分の長所で闘うしかないというのが分かってきて、今は迷いもなく自分のスタイルはこうだという信念がハッキリとあります」
ーーGRABAKAに移籍して正解だったと思えた?
「はい。GRABAKAに移籍して全部の局面でレベルアップして、自分のいい所も悪い所も練習でハッキリしてきました。次は前回よりも自信があります」
福田力インタビュー内容
■GRABAKAで差を思い知らされて自信喪失
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■ランディ・クートゥアーのスタイルは自分にピッタリ
■自分はリスクを負っても行く選手になりたい |
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