3月14日(土)東京・後楽園ホールで行われる、Krush実行委員会/全日本キックボクシング連盟『Krush.2』で山本真弘(藤原)との全日本VSNJKF王者対決に挑む国崇。昨年からスタートしたNJKFVS全日本の対抗戦ではNJKF勢が連敗しており、敵地・全日本に乗り込む国崇にかかる期待は大きい。国崇は全日本60kg最強の真弘を下し、NJKF復権の狼煙をあげることが出来るか?
PROFILE
国崇(くにたか)
1980年5月30日、岡山県出身 身長168cm、試合体重バンタム〜フェザー 2003年7月6日、童子丸に判定勝ちしてNKBバンタム級王座を獲得。 2004年1月18日、真二と引き分け初防衛。 2004年9月19日、童子丸をTKOで下し、2度目の防衛に成功。この年、NKBからNJKFが脱退したため、同王座を返上。NJKFバンタム級王者として認定される。 2005年1月22日、米田貴志に判定勝利し、3度目の防衛に成功。 2005年11月20日、真二に判定勝利し、4度目の防衛に成功。 2007年3月18日、米田貴志に判定で敗れ、約4年間保持したタイトルを失う。 2008年7月27日、岩井伸洋に判定勝利し、フェザー級王座を獲得。2階級制覇を達成する。 戦績:48戦30勝(20KO)15敗3分 ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)/拳之界所属
| ■真弘戦に向けて「自分もそれなりに修羅場をくぐってきた」 ーー最初にKrush出場のオファーが来た時はどんな心境でした? 「こんな自分が出てもいいのかなあと思いました。僕はフェザー級では名前が売れているわけじゃないですからね。他の出場選手を見ても、驚きがありました」 ーーしかも対戦相手が全日本キック60kg最強と言われている山本真弘選手。真弘選手にはどんな印象を持ってますか? 「実績で考えると日本一の選手ですよね。今までは階級も違っていたし、自分が戦う相手として考えたことはなかったです。だから何となく強いんだろうなという印象です」 ーー真弘選手の試合で特に印象に残っているものはありますか? 「前回のKrushでJ-NETWORKのチャンピオン(=AKIRA)を倒した試合です。それまでの試合の印象は足を使って動いて動いて、という感じだったんですけど、あの試合ではパンチが上手いファイタータイプなんだなと思いました」 ーーお互いテクニシャン同士の対戦ということで高度な技術戦を期待しているファンも多いですが、国崇選手はどんな試合になると予想しています? 「どうですかね。僕自身は自分をテクニシャンではなくファイターだと思っているんですよ。向こうも打ち合ってくれそうな感じだし、そういう部分で噛み合ったいい試合になればいいなと思ってます」 ーー真弘選手との試合は噛み合うと予想していますか? 「どうでしょうね。真弘選手にパンチをかわされて、かわされてってなるかもしれないし…」 ーー真弘選手といえば高度なディフェンステクニックで有名ですけど、国崇選手を攻撃を当てる自信はありますか? 「当たるだろうなって気持ちと当たらないだろうなって気持ちの半々です。ただ僕もキックボクサーとしてそれなりに修羅場はくぐってきたと思うし、ベルトも巻いて自信は持ってます」 ーー今回はK-1ルールですけど、このルールの方がやりやすいなという気はしています? 「そこまでは考えてないですね。ヒジ打ちがないというくらいにしか考えてないです。どちらかと言うと3Rという方が気になりますね」 ■「フェザー級には戦いたい相手がいる」果たしてその選手とは? ーー国崇選手は昨年バンタム級からフェザー級に階級を上げてベルトを取りましたよね。 「タイトルマッチで勝つことはできましたけど、一流の選手と比べたらまだまだだと思うんですよ。実際にフェザー級の選手としては評価もされてないだろうし。それで今回はいきなり日本一の選手と戦うことになって、正直、不安もあります。でも同じ60kgで戦うわけだし、そこまで気にすることはないのかなって思ってます」 ーーちなみにフェザー級にチャンピオンになってからは、再びバンタム級に落として海外で世界タイトルにも挑戦していますけど。 「あれはキックボクサーとしての経験値を上げたかったんですよ、階級とか関係なく。自分も選手をやっている以上、たくさん色んなことを経験した方がいいと思うんですよね。世界タイトルも賭けられた試合だったんで、受けることにしました。それにフェザー級という階級は日本でも注目されている階級じゃないですか。そこでやってみたいという気持ちもあったし、フェザー級には戦ってみたい選手がいるんです」 ーーちなみに国崇選手が戦ってみたいと思っている選手は誰なんですか?
国崇インタビュー内容
■真弘戦に向けて「自分もそれなりに修羅場をくぐってきた」 ■「フェザー級には戦いたい相手がいる」果たしてその選手とは?(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「フェザー級には戦いたい相手がいる」果たしてその選手とは?(後半) ■会長からはいつも「練習したことを出せ!」と怒られる
■米田VS前田戦を見て声が枯れるほど叫んだ | |
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