3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるワールドビクトリーロード『戦極〜第七陣〜』フェザー級GP1回戦でロニー・牛若(イギリス)との対戦が決まった“スーパー高校生”山田哲也。大舞台を前に緊張しているかと思いきや、インタビューではいつもと変わらぬ自然体で自信をみなぎらせた。
山田哲也(やまだ・てつや) 1990年4月2日、神奈川県横須賀市出身 身長180cm、体重70kg 中学時代に柔道を始め、高校1年でしんわトータルコンバットに入門。 ZSTのアマチュア大会やSWAT!でキャリアを積み、スーパー高校生として注目される。 2007年10月、「ZST.14」のグラップリングマッチで代官山剣Zに飛びつき腕十字で一本勝ち。 2007年11月、「ZST.15」総合ルール初挑戦では宮川武明に右フックでKO勝利。 2008年5月、「ZST.18」で太田裕之もKOで下し、2連続KO勝利を収める。 2008年8月、「ZST
BATTLE HAZARD 03」タッグマッチで伊藤健一、伊藤博之に一本勝ち。 2008年9月、「SWAT!20」アウトサイダーに出場経験がある鳥海誠に一本勝ち。 2008年11月、初の海外遠征となったリトアニア「MMA
BUSHIDO HERO'S 2008」ではタッグマッチで地元の人気選手エリカス・ペトライティスを得意の関節技であと一歩まで追い詰めた。 ZST戦績:3戦3勝(※タッグマッチはのぞく) しんわトータルコンバット/チームZST所属
| ■地獄の合宿はUFCのトップ選手級の超過酷メニュー!? ーー明日が高校の卒業式だそうですね。今はどんな心境ですか?(※取材日は3月1日) 「名残惜しい感じがします。高校3年間はすごく早かったですね」
ーーこの3年間でどんな思い出がありますか? 「8割は格闘技をやっていたので、格闘技の思い出がほとんどですね(笑)。今のジムに入って総合を始めたのも高校1年生の夏でしたし、本当に格闘技漬けの3年間だったと思います。格闘技以外では北海道に行った修学旅行が思い出に残ってます。夜、先生の目を盗んで、みんなで散歩しました(笑)」
ーー誰でもそういう思い出はありますよね(笑)。さて戦極フェザー級GPへの参戦が決まってしばらく経ちますが、周りの反応は大きかったですか? 「そうですね。友達は皆はしゃいでます。スポーツ新聞さんや格闘技雑誌さんに取り上げてもらって、それを見た人も多かったみたいで、色んな人に声をかけてもらいますね」 ーーご家族の反応はいかがでした? 「実は誰よりもはしゃいでいるのが家族なんですよ(笑)。家族はみんな僕を応援してくれていて『遂に大きな舞台に出るんだ』という感じになってます」
ーー今回は代々木第2体育館という会場ですが、そこで戦う自分の姿をイメージできます? 「リトアニアでやった試合(※2008年11月)がとても大きな会場で、人もたくさん入っていたんですね。だから頭の中でイメージは出来ています」
ーーシーメンスアリーナですよね? 僕も過去に取材したことがあるのですが、かなり大きな会場で驚きました。 「しかもアウェーでの試合だったんで、もう開き直って試合しました。あの時はすごく仕上がりが良くて、ほとんど緊張しなかったんですよね。基本的に試合中は落ち着いてる方だと思います」
ーー戦極というビッグイベントに参戦することについてはいかがでしょう? 「最初は自分なんかが出て場違いかなと感じることもあったんですが、ここ最近の仕上がりがすごくよくて、イケるんじゃないかなって思いつつあるんです」
ーーおおっ!自信たっぷりの言葉ですね! 「ちょうど2月末に3日間地獄の合宿を行って、そこでこれ以上ないだろうっていうほどの苦しみを味わったんです。その合宿のおかげで今はもう練習していても全く息が上がらなくなったし、減量も順調なんですよ」
ーーその合宿は山田選手の戦極参戦用のものだったんですか? 「そうですね、僕らは戦極合宿と呼んでました(笑)。参加したのは僕を含めて3人と人数は少なかったんですが、渋谷修身さんがメニューを組んでくれて、それがものすごくハードだったんですよ。渋谷さん曰く、UFCのトップ選手がこなすレベルの練習量で(苦笑)…
山田哲也インタビュー内容
■地獄の合宿はUFCのトップ選手級の超過酷メニュー!?(前半) ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■地獄の合宿はUFCのトップ選手級の超過酷メニュー!?(後半) ■「練習でも100%自分が極めることしか考えてません」
■「自分でも言うのも何なんですが、当て勘には自信があります(笑)」 | |
|